東武鉄道ダイヤ改正

3月16日に東武鉄道でダイヤ改正が行われる。東上線系ではこの日から副都心線、東急東横線乗り入れに合わせたダイヤ改正が行われるほか、浅草を始発とする伊勢崎線系(スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線)も同日にダイヤ改正をするという、かつてない規模の改正となりそうだ。東上線系については既に1月22日の段階で公式発表されていたが、伊勢崎線系については昨年12月に特急関係のダイヤが先行で発表されたのみで一般列車の発表はなかった。このほど2月14日、伊勢崎線系の一般列車についても公式発表があり、全貌が明らかになった。
東上線系では日中時に副都心線・東横線・みなとみらい線直通が川越市〜元町・中華街間に毎時2本運転(東上線内普通、副都心線内急行、東横線・みなとみらい線内特急で運行)される。現行は渋谷行きで毎時2本運行されているのでそれを延長するような形である。ほかに従来の有楽町線新木場行きも継続して運転される。また、地下鉄に乗り入れない池袋発着列車については、従来日中の速達列車は急行毎時5本、準急3本としていたのを新たに快速を新設し快速2本、急行4本、準急2本に改める。快速は急行と快速急行の間の位置づけとされ、池袋〜川越間は急行と同じ停車駅だが、急行が川越以北各駅停車なのに対し快速は川越以北でも快速運転し、急行よりも4駅減らして池袋〜小川町間をスピードアップさせる。また、現在急行が毎時5本でややいびつな運行間隔になっているのを運行間隔を揃えて分かりやすくする。
ほか、夕ラッシュ時運転のTJライナーの小川町延長や一部時間帯限定で運行している快速急行の増発が行われ、快速急行は平日朝上りにも設定される。
伊勢崎線系では、スカイツリー最寄り駅のとうきょうスカイツリー駅について、下り特急列車の停車を拡大し、快速・区間快速については全列車停車とする。また、区間快速については各駅停車で走る区間が新大平下以北に改められ、東武動物公園〜新大平下間で停車駅が8駅減って、浅草〜東武日光間で平均18分短縮と大幅にスピードアップする(浅草〜新大平下で見た場合はとうきょうスカイツリーの追加停車分が含まれるため7駅減となる)。元々日中の特急料金無しで乗れる最速達列車は快速で、浅草〜東武日光間のすべてを快速運転していたが、平成18年のダイヤ改正では朝の一部を除いて区間快速に格下げされて東武動物公園から先は各駅停車になり所要時間が大幅に増加した。今回の改正では完全ではないものの、かなり取り戻すことになる。
他の列車では日中に浅草〜久喜間毎時3本あった区間準急をなくし、浅草〜竹ノ塚間の普通に変更する。これにより北千住〜新越谷間の速達列車は現行の急行6本、区間準急3本の計9本から急行6本のみに削減となる。ただしその分種別が整理され、運行間隔もきっちり10分間隔になると思われるので分かりやすくなるだろう。急行については伊勢崎線久喜発着、日光線南栗橋発着が各3本から久喜4本、南栗橋2本に変更され、南栗橋方面が減る分は現在東武動物公園までの日比谷線直通を毎時2本南栗橋へ延長して補完するなどの変更がある。
また、伊勢崎線館林以北、日光線南栗橋以北はホームが短く6両編成までしか入れず、始発の浅草駅も最大8両までしか入れないため、半蔵門線直通以外の8・10両編成については館林、南栗橋で増結・切り離しがあり、上り浅草行きも北千住で一部切り離し(10両⇒6両など)が行われてきた。しかし、この改正では館林、南栗橋で運転系統を分割、それぞれの折り返し列車を接続させるように変更して基本的に増結や切り離し作業を廃止する。これにより乗り換えは必要となるものの、所要時間が大幅短縮される。浅草行きの北千住切り離しについても、浅草に入れる最大両数の8両編成に抑えることで廃止する。

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