しなの鉄道(1)

長野へ戻り、しなの鉄道に乗ることにする。
元の信越本線だが、1997年に長野新幹線開業に当たって再編、軽井沢〜篠ノ井間が経営分離され第三セクターとなった路線である。篠ノ井〜長野間は篠ノ井線列車が乗り入れることもあってJRが引き続き信越本線として運営、しなの鉄道は長野まで乗り入れという形をとっている。
長野駅3番線に停車中の列車に乗り込む。115系ワンマン列車、通常3両編成が多いが、今回は短い2両編成。発車時刻近くで乗ったこともあってか列車は結構混んでいる。座席はボックス席だが、全部埋まっていたので通路に立つが、通路も結構埋まってきたほど。発車直前に飯山線の列車が着いて、また少し乗り換えの乗客が増える。まあ、進んで行くうちに空いて行くのだろうが。通常トイレ付きの115系だが、この車両にはトイレも着いていないそうだ。大都市長野へ乗り入れるのなら2両編成はちょっとと思う。もっとも、長野を離れるにつれて乗客は降りて行き、篠ノ井の一つ手前の今井から座れるほどになったが。地方都市では混雑といってもまあこれくらいで済むのだろう。

篠ノ井で篠ノ井線と分かれ、長野新幹線と並行しながら進んで行く。日本最長の川である千曲川(信濃川)を渡り、長野自動車道をくぐると屋代高校前。しなの鉄道になってから新設された駅で、真新しい駅設備である。
IMG_5658

IMG_5661

 

この先、先に渡った千曲川とは並行しながら進む。右手には山が迫り、そこをまた上信越自動車道が長いトンネルをくぐりながら並行する。目視ではあまりよく見えないが、地図で見ると川向こうには、実は先に分岐したはずの篠ノ井線が少し離れて並行しているのが分かる。ちょうど、先ほど姨捨辺りから見下ろした所を下から逆に進んでいるような感じになる。確かにこのあたりは平地ではあるのだが、やはり山がちな地形の間にある盆地であり、非常に限られた場所であるということが分かる。ほぼ千曲川沿いに沿っており、長年の川の流れによって造られたであろうということが推測できる。
途中から長野電鉄屋代線の線路跡が合流し、並走すると屋代駅。長らく乗換駅として続いたほか、しなの鉄道が信越本線だった時代は上野発の国鉄急行列車が乗り入れた時代もあった。末期は1時間半に1本というペースでの運行となってしまい、増便やパークアンドライドなど各種社会実験などの取り組みもあったが、残念ながら2012年4月1日をもって屋代線は全線廃止となってしまった。2013年5月現在、線路跡はほとんど撤去が済んでいるようだ。

 

IMG_5662

長野新幹線(奥)と、手前を横切って合流してくる長電屋代線跡。

 

IMG_5663

IMG_5669

廃線跡と並行して進む。しばらくの間、本当にぴったり並行していて何かに流用できそうな勢いだが、まあそれはないだろう。こちらも旧信越本線だったということで全線複線だし、特急の走らない今はなおさら事足りている。

 

IMG_5670

しばらく進むと屋代駅。線路は撤去されたが、架線柱はまだ残っていた。ちなみに撮れなかったがしなの鉄道側では湘南色に復刻された169系が隣に停車していた。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: JR東日本, しなの鉄道, ローカル線, 中部, 信越本線, 長野   作成者: smith パーマリンク

smith の紹介

学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です