東上線の今を撮る(1)

久々に池袋方面へ出ることになったもので空き時間で東武東上線を撮ることにした。かつては割と近くに住んでいたことから、時々試験など用事があるとお世話になっていた。しかし近くにいるとき程あまり注目しないというのはまあよくあることで東上線についてもそうだった。写真をろくに撮らないまま疎遠になってしまい、その間に車両事情は一変、当時主力だった8000系は一部を除いて第一線を退こうという所まで来てしまった。
2008年には副都心線と相互乗り入れ、そしてこの2013年にはそれを経由して東横線とも相互乗り入れを開始、8000系狙いはもうほとんどあきらめるしかないだろうが、そんな風にガラッと変わってしまった東上線の今の様子を収めてみた。
時間の許す限りなるべく多くの車種を収めようと欲張ってしまった(!)ため、かなりの枚数を撮ってしまった。一気に公開はさすがに辛いので何かテーマを設けて回を分けるとしよう。車種でもいいかなと思ったがまあ深みにはまるのもなんだかと思うし(はまっちゃうかも?)、車種によっては普通しか使用されないのもあるので、列車種別での選別にしてみることにした。なお、筆者は写真について至らぬ点が多いため少々見苦しいものも多いかもしれないが、そこは回を重ねるごとに磨いて行くことをお約束して、どうか温かい眼で見て下されば幸甚である。
撮影に選んだのは朝霞台、和光市の先なので地下鉄直通電車が撮れるし、複々線なので広々として撮りやすいと思う。本数は割と多いはずだが列車のかぶりが少ない。しかし、上り下り2本の列車が同時到着というパターンが多い。並びを撮れるという効用もあるものの、ある列車に狙いを定めたいとなった時はちょっと迷いが生じるかな?いや、そんなところで迷っていては、ちゃんと写真は撮れないですよね、はい。

2013年、東横線と乗り入れる時のダイヤ改正により東上線には快速が新設された。地下鉄には乗り入れず東上線内のみの運転、従来昼間は急行が最速達の列車だったが、それよりも上位の列車として30分おきに設定された。東上線と言えば川越市までは本数が多いが、そこを過ぎると急行が1時間に4本(15分おき)来るだけ(急行は川越以北各駅停車なので、実質各駅停車が1時間4本のみのダイヤ)で、その割に乗客がかなり多いため急行は慢性的な混雑が起きていた。しかし2008年の副都心線乗り入れ、2013年の東横線乗り入れと節目をへるごとに改正されて本数が増やされ、今の川越市以北は快速2本と急行4本、合計1時間に6本と改善されている。
ちなみに現在の東上線では上位から、TJライナー、快速急行、快速、急行、通勤急行、準急、普通の7種類の列車が有る。このうちTJライナーと快速急行は本数が限られていてちょっと撮るのがきつかった。通勤急行は平日の朝ラッシュ時上りなのでさすがにそれは撮れない。ということでそれを除いた4種が、終日走る主力ということになる。かつては特急があったが今はなくなっていて、快速急行がその代わりのような種別になっているほか、夕方下りは着席定員制(整理券300円)のTJライナーが走るようになっている。
ということで今回はデビュー記念として、まずは快速から取り上げてみるとしよう。

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上り快速、10030系。1988年登場、総勢300両以上の数があり東上線、伊勢崎線ともに主力車種。周知の通り今年からは野田線でも転属によって営業を開始し、今までの8000系に代わって東武鉄道の三本柱を支えることになった。
この編成はリニューアルされていてLEDになっている。快速は青地に白。蛇足ながら伊勢崎線・日光線の快速は前に書いた通りボックス式のクロスシート、トイレ付きの6050系が主力だが、東上線では普通の車両である。もっともそれほど距離が長くなく、通勤需要が高いので専用車両の導入はやはり難しいのだろう。TJライナーに使用される50000系はロング、クロスの切り替えが可能なデュアルシートを採用している。

 

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下り快速、10000系。10030系を含む10030系グループの始祖にあたり1983年登場、1988年に先述の10030系にモデルチェンジしたため118両で製造が打ち切られている。そのため東上線60両、伊勢崎線58両と数は少ない。快速の本数も少ないので、快速に入っているのは珍しいのではないだろうか。
LEDになっていないので普通の方向幕だが、幕だと快速は青地に黒文字。率直な印象、遠目には見やすいとはいえない。伊勢崎線の快速のように白文字にすれば良かったのにと思う。
編成全体を収めようとしたが、残念ながら失敗。最初の方で撮ったのでちょっと距離感がつかみにくかったかもしれない。

 

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東上線期待のニューフェイス、50000系の快速。いや、もう増備は終ってるから期待のっていうほどでもないか。でも近くにいた当時の筆者にとってはもう期待のニューフェイスでありました。2005年3月16日に営業運転を開始、当時は10両編成たった1本、ダイヤが公開されていたので営業運転の翌日の3月17日に早速乗りに行きました(初日にならなかったのはまあ都合なのですいません)。
当時、東武鉄道では新型車両の投入を伊勢崎線に限定していて、1996年頃だったか(10030系)を最後に2005年に50000系10両が投入されるまで、新型車両の配備はゼロであった。この間の新車は伊勢崎線に30000系150両と特急『りょうもう』用250系6両の計156両が配備されたのみ。当時は伊勢崎線は複々線化、半蔵門線直通の工事がたけなわで、30000系にしても半蔵門線直通用車両なので、この間はそちらに投資を集中したということだろう。
そんなわけで当時は東上線に時々お世話になったとはいえ、(筆者の全く個人的感想なので、お赦し願いたい)趣味的にはあんまり・・・という路線だったのは否めず、ほとんど用事のための路線という趣が強かった。同じ東武でも、伊勢崎線の方にはるかに足が向いていた。

 

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またまた50000系の快速。50000系グループは派生も含めて総勢400両存在、東上線に220両、伊勢崎線に180両(半蔵門線直通用の50050系)。2005年にたった1本で登場したが今ではすっかり主力車種になり、バンバンやってくる。8000系が主力だった時代はとうに過去のものとなったのだと強く実感する。古い物好き、新し物好きといるのでそこは分かれるところだが基本的に新しいもの推しの自分は、見ていて実に気持ちが良かった。
初めて乗りに行った時に、唯一気になったこといえば座席が硬いことだったが、製造途中で改善されているようであるので、そこも期待したいところ。

 

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50000系グループの一員、50090系の快速。TJライナー用車両として2008年に新しく登場、車体は50000系そのものだが、TJライナーでの使用に特化した造りになっている。TJライナーは着席定員制なのでクロスシートで運転するが、それ以外の時間帯は普通の列車で運転するためロングシートで運転と、ロング/クロスの転換ができる「デュアルシート」を装備している。2008年登場時は10両編成4本だったが、その後TJライナーが増発されることになって2本が追加され、10両編成6本計60両の陣容となっている。
50000系グループの塗装は、伊勢崎線・日光線の特急スペーシアの色であった「シャイニーオレンジ」、もっとも当のスペーシアがスカイツリー開業前のリニューアルで色が変わってしまったが。50090系については区別のために、青色の帯と「TOJO LINE」のロゴが入っているのが特徴である。以下は急行の写真。

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投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: 埼玉, 東上線, 東京, 東武鉄道, 都市近郊, 関東   作成者: smith パーマリンク

smith の紹介

学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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