神鉄粟生線 途中下車の旅(2)

さて、粟生線に足を踏み入れることにする。
鈴蘭台を出ると有馬線から左カーブして分岐、複線で直進する同線とは異なり、こちらは2つ先の西鈴蘭台まで単線になっている。また急カーブしながら強烈な上りで進んでいく。ちょうどその途中右側に北区役所が構えている。
短いトンネルをくぐって上りが終ると鈴蘭台西口。そこから500mほど進むとすぐ西鈴蘭台。このあたりまでが鈴蘭台の街の中といった感じである。しかし駅名が紛らわしい。
西鈴蘭台からは複線になるが、街は一旦ここで終わり山間部を走行する。ここまで座席が結構埋まっていたが、多くの人が西鈴蘭台で降りてしまい先頭車の乗客は数人だけになった。まだ粟生線に入ったばかりというのに。
粟生線で標高が高いのもこの辺りまでで、ここからは急な下りが続く。時速45km/hくらいと遅い。途中、頭上を阪神高速道路が横切る。
下りが一段落したところで藍那(あいな)に着く。駅の周囲はちょっとした集落になっているが特に開発されている訳でもなく、乗客はかなり少ない。狭い地域で民家の裏にはすぐ崖が控える。隣の木津もそうだが、昼間の列車が一部急行になったため停車する列車が減っている。
藍那でまた単線に戻る。途切れた所も複線にすべく用地が一部準備されたが工事は止まっているようだ。なおも急な下りが続く。逆方向の上り列車には心臓破りの登りだ。車内灯が消えて車内が薄暗くなる。
途中の信号場でまた複線に戻り、線形も少しましになったかスピードが出てくる。山間部を抜け出て沿線には田畑が広がるようになる。木津を過ぎ、見津車庫の横を通り過ぎる。この辺りから開発区域になってきて、前方にはニュータウンの住宅地が見えてくる。次の木幡(こばた)でちょっとここで降りて歩いてみる。

駅周辺は山がちな地形だがびっちり宅地化されており、一見需要には困らないように見える。しかし利用者数はどうも芳しくなく、ことに昼間はほとんど人がいないようだ。ニュータウン区域とあって通勤ラッシュ輸送がメインということもあるだろうが、一つ思ったのは駅へのアクセスがどうも辛い気がする所。駅は北側にある山にへばりつくような高台にあり、並行する県道22号線を渡った南側が住宅地なのだが、ちょうど県道の所が谷になっていて、駅からは坂を一旦降りて登ってをしなくてはならない。県道経由で自動車で神戸都心部へ出られるし、神姫バスの三宮行きの路線も通っているので、これでは駅へ足が向くかどうかという感じである。

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粟生線木幡〜栄間を走る1000系。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: 兵庫, 神戸電鉄, 粟生線, 近畿, 都市近郊   作成者: smith パーマリンク

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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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