立野から南阿蘇鉄道に乗る。先にも書いたが旧国鉄高森線を引き継いで昭和61年に開業した。文字通り、南阿蘇地域に当たる立野〜高森間を走る。
立野を出ると早速豊肥本線、国道57号と分かれ、白川の渓谷に沿って進む。ガケの上みたいな所を走りスリルは満点、白川渓谷の眺めも抜群だ。車内アナウンスは自動だが、ここ白川渓谷の通過時にはそれの案内放送もしっかり入る。
険しい渓谷を過ぎると長いトンネルに入り、それを抜けると一気に高原に出る。外輪山に囲まれたカルデラ内部の地域は平坦でのどかな高原といった感じの風景が広がる。水田も広がっている。
立野から4駅行った所が、現在日本一長い駅名となっている、南阿蘇水の生まれる里白水高原駅だ。ひらがなで書くとなんと22文字という、トテツモナイ駅名だ。あまりに長いため乗車券等で「白水高原」と略されて表記されることも多い。
ともあれ、ついにやってきたぞ!
南阿蘇水の生まれる里白水高原
みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげん
もう長いわ!!!はい、三回繰り返して、早口で言ってみましょう!(笑)
ちなみに、英語は省略されて「HAKUSUI KOGEN」になってますな。
無人駅だが、ぬくもりある木造の駅舎が出迎えてくれる。中は待合室的にベンチや時刻表、ポスター類で占められている。
ホームは1面のみで行き違いはできない。上屋もないので周囲がよく見渡せる。iPhoneのパノラマで撮ってみるとこんな感じ。
高森方面を見る。
駅を出てみるとしよう。駅舎を正面から見る。時計台っぽく見せてるのがいい感じだ。
開業を記念した木製の看板
山をバックに水田が広がる。のどかなもんだ。
駅そばの橋(さっきホームで高森方面を向いて撮った写真に写っていた橋)から眺めた駅全景。1両編成しかないし行き違いが出来ないのでコンパクトにまとまっている。
あ、今回の旅の同行者さんが写ってしまいました!(笑)というか同行者さん、ずっとホームから動かんもので・・・。私だけのんきに駅周辺をぶらぶらしとりました。
その橋の欄干部分。昔からかかっている橋だけに、「国鉄高森線」としっかり刻まれていた。
駅名に「水の生まれる里」と入っている通り、この辺りには水源がぽつぽつあります。今回は行っていませんが、白川水源にも近いです。見ているだけで潤いそうな光景です。
高森折り返しの列車がやってきた。今回は高森までは行かずにここで立野へ戻る。
運賃は、無人駅であり列車もワンマン運転のため整理券方式となっている。
ちなみにこちらは一つ隣、阿蘇下田城ふれあい温泉駅。こちらもひらがなにして16文字で、十分長い!下田城にちなんでお城を模したデザインが特徴的。ここは国鉄時代からあり元は阿蘇下田駅であった。温泉が併設されている。
投稿者プロフィール
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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。
どうぞお楽しみに!!!
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