18きっぷ旅を計画していたので、前哨戦も兼ねて乗車。久々なので、長いのにある程度乗っとかないと疲れます。富士と甲府を結ぶローカル線だが全長は88.4キロだが駅が39もあり(駅間距離平均2キロちょっと)、距離の割に全線走破に時間のかかるところは飯田線に似ている。
富士の市街地とともに、富士山麓の山肌に取り付くような富士宮の町も遥かに見える。雲に覆われていたのがちょっと残念。御殿場線の時もそうだが、あまり富士がまともに見えたことはない。富士山麓を通り標高の高い甲斐へ向かう路線らしく、長い上り勾配を登り続ける。途中下車して名物の焼きそばを食べる。聞いていた通り、麺が硬めで食べ応えがある。
富士宮から単線になり、次の西富士宮で大半の列車が折り返し、ローカル区間に入る。次の沼久保まではこの線のハイライト的区間で、S字カーブを描きながら山へと分け入っていく。ちょっと戻る感じになるので、今まで走ってきた富士宮の市街地が眼下に広がる。そこを過ぎると県道と並行しつつ杉林に入り、やがて富士川沿いのちょっと険しい地形を走る。無人駅が続くため一番前から降りるのが基本で、車掌も一番前にいることが多い。慣れた動作できびきび動くが、放送してドアを開けて回収して、と忙しそうだ。
市川三郷町に入ると甲府盆地に出て、沿線は家々や工場、田畑などで賑わう。本数は1時間に1、2本だが、駅間は山手線並ですぐ次の駅に着いてしまう。飯田線もそうだが、元々私鉄だったことによるもの。都会から始まって、自然豊かな川を登りつつ山間の都市へとコトコト走る構図は、やはり飯田線に近い気がする。
途中下車したこともあり走破に4時間近くかけた。夕刻近くなったので中央線特急「かいじ」で帰路へ。快適な車内でちょっとまどろんだ。
投稿者プロフィール
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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。
どうぞお楽しみに!!!
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