飯田線の旅(6)

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静岡県に入って最初の駅は出馬(いずんま)、これは読めない。ちなみにこの先は集落がまとまって存在し、山にも関わらず駅間が短い。市町村でいうとこのあたりは浜松市天竜区の一部、元々は磐田郡佐久間町だったが平成17年に合併した。鉄道は直接通じていないが、国道152号経由で市の中心部に出られる。
中部天竜は旧佐久間町中心部の駅で、運行上の拠点となって来た駅でもあり構内は広めである。特急も停車し、普通列車も当駅発着がある。平成21年まで構内に、機関区の跡地を利用して旧型車両を主に集めた鉄道博物館「佐久間レールパーク」が併設されていたが、名古屋に「リニア・鉄道館」がオープンするのに合わせてそちらに展示車両が移転、閉館となった。町の中心部とあって今でもある程度の利用はあるが、ここが営業していた頃はさぞ賑わっていたことだろう。川を渡ると左手に水力発電所、そこを過ぎるとすぐ佐久間だ。
次は相月(あいづき)だが飯田線にしては珍しく5kmも離れ、間のトンネルが長い。さっき発電所があった通りこの先の天竜川は佐久間ダムとなっており、この先はダム建設に伴ってルート変更された区間である。元々天竜川沿いだったルートは、間の山を挟んだ向こう側の国道152号沿いに迂回するルートになり、佐久間を出て迂回ルートに入る所と、元に戻る大嵐(おおぞれ)の手前は山越えとなるため長いトンネルが掘られた。おまけにこの一帯は断層地帯で地盤が悪く工事も難航、飯田線名所(?)の一つ、城西〜向市場(むかいちば)間の「渡らずの鉄橋」こと第6水窪川橋梁(一番下の写真)はそれを物語っている。川を渡ったかと思いきや、Uターンするように走り戻ってきてしまうという奇妙な鉄橋だ。元は対岸の山をトンネルで進むはずで完成もしていたが、風雨や地殻変動で崩壊し始め、使われることなく放棄、やむなく川の上に鉄橋を架けて迂回したものである。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: JR東海, ローカル線, 中部, 静岡, 飯田線   作成者: smith パーマリンク

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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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