飯田線の旅(9)

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この先、天竜川の谷底近くを走る。ほとんどトンネルだが、時に川がすぐそばに見えてとても美しい。ただ倒木が目立つ所もあり、本当に手つかずの自然と思う。次の為栗(してぐり)もそんな所にあり、周囲には特に何もない。目立つ人工物といったら天竜川を橋で渡り駅に通じる県道のみで、橋も狭く四輪車通行出来ない。この辺りで町なのはその次の温田(ぬくた)くらい、学生が結構乗って来た。
ここから先はまた秘境駅が続く。いくつかのトンネルを抜けると田本(たもと)、小和田と並ぶ飯田線の有名秘境駅。下は天竜川、ホームは崖に面した厳しい地形に位置する駅で、駅を出ると県道へ続く、人の通るのがやっとの山道(かなりの高低差がある)。駅への出入りだけでもハイキングである。ここも元々はもっと集落があったようだが、やはりダム化で道路もろとも水没したという。飯田線の秘境駅はダム絡みが多い。小和田に続いて訪問者らしき人がここでも降りていった。お気をつけて。
門島(かどしま)を過ぎる。集落はあるようだがあまり乗客はない。唐笠(からかさ)は天竜ライン下りの終点。まとまった乗車が有り駅周辺にもお店があったりする。ただ、あまり賑やかという訳ではなく、特急も停車せず秘境駅区間の中では特別際立っているようには見えない。そして金野(きんの)、千代と続く。駅名こそ縁起は良さそうだがどちらも秘境駅だ。金野は集落までかなり歩かなくてはいけない。千代は天竜峡の近くとあって近くに集落はあるようだが駅周辺には自転車置き場以外、何もない。どちらも左は天竜川、右は深い緑といった感じである。それに川はライン下りのコースになるだけあって蛇行、対岸は断崖になっている。こうして見ているとどんどん寂しく厳しい風景になり心細さも増すかのようだ。しかし、この先の車窓はいったいこれをどう形容して良いものかと思いたくなるほど、変わってしまうことになる。

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smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: JR東海, ローカル線, 中部, 長野, 飯田線   作成者: smith パーマリンク

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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。どうぞお楽しみに!!!

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