さて、流山おおたかの森から旅を続けるとしょう。
柏の葉キャンパスでは大型マンション群に吸い込まれるように進入する。しかし柏たなかすぎると田園が広がり、景色ががらっと変わる。左側に常磐自動車道が並行する。利根川渡って茨城県に入る。
新興住宅地になり、守谷へ。関東鉄道常総線が接続する。
守谷止まりなのでここでいったん乗り換え、2番線降車専用ホームに到着。1番線に来る区間快速に乗り換える。ここから先は近隣を走る常磐線同様、電化方式が直流から交流に切り替わるため、両方に対応したTX-2000系のみが走行出来る。
万博記念公園、1985年に開催された科学万博の会場跡地を整備した公園付近に位置する。
駅周辺はマンションが立ち並ぶが、まだ開発途上といった印象。
当時この場所に直接アクセスする鉄道はなく、常磐線に臨時に設置された万博中央駅からバスというのが主だったようである。
前方に山がうっすら見え始める。突出している山は筑波山か。
相変わらず120で飛ばす。右に大きくカーブ、前に見えた山が左にそれて行く。研究学園。あと一個でつくば。研究学園をでてしばらくして地下へ。高速で走るもトンネルに入ってほどなくして減速。徐行してつくばのターミナルへ。
ホームの端っこからさい果てを見る。車両基地は守谷にあり、折り返し用の引き上げ線もないのでホームの少し先まで暗闇の空間が伸びて終るだけの構造。地下駅ってことで秋葉原と同じでなんか都会的で無機質な終り方なのがちょっと味気ない。この先の延伸の構造は全くない訳でもないようだが、まあ実現することはなさそうな。せめて出入口への通路を延ばしておいしたり、なんか多目的なスペースでもつくっておけば明るく済んだことだろうが。
コンコースに出る。壁やアーチなど、曲線が多用されている。未来的なイメージとか、つくばの学研都市といったイメージを持たせるような感じだ。まあ、実際つくばに行ってるからそう思うところだろうが、この写真だけ見せられると大江戸線の駅と変わんないような。
外に出て昼食をとり、少し散策する。2005年の開業まで鉄道路線のなかったこの街、もっぱらバスの天下であった。今もここをハブとして各所へのバスが頻発する。ターミナルの規模がかなりデカい。近年開発されたニュータウン的な地域ということからか、駅前にもかかわらず広々と公園が広がっている。あまりゴミゴミしてなくて気持ちが良い。
帰りは快速で秋葉原までひとっ飛び。TX-2000系にはクロスシートがついているので今度はそちらに乗ってみる。休日午後の上り、乗った時点では空いていてすんなり座れたが、始発駅だし最速達の列車だけに発車時刻近くなるとやはり席がかなり埋まった。
全部立体交差の路線をひたすらかっ飛ばす、新幹線並みの車窓!都心の地下区間を除外すれば、設備的には本当にそのまま新幹線に出来そうな感じがする。座席はちょっと硬いし、リクライニングもしない。でも眺めがいいから良し!ちょっと眠たくなってうたた寝、あっという間に都内に戻って来てしまった。
投稿者プロフィール
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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。
どうぞお楽しみに!!!
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