琴電志度線(1)

琴電三路線の結節点瓦町から、志度街道・JR高徳線に並行するように琴電志度(旧志度町、現さぬき市)へ向かう路線。
沿線は高松近郊で都市化、宅地化されているが、屋島、八栗山といった主要な観光名所も複数抱えている。高松市内~志度間の交通では最も海側を通り、観光地も海側に集中していることからアクセスも良い。JR高徳線が瓦町近くの栗林~志度間で全線に渡り並行しており競合関係にあるが、速度では負けるものの運行本数の多さ、駅の多さでは琴電に軍配が上がる。JRは30分、下手すれば1時間来ないが琴電は20分に1本運行されている(ただしJRも屋島には特急が停車するので遠路からの観光には使えないことはない)。また四国八十八箇所関連では屋島、八栗とも札所があるほか、終点の志度にも志度寺がある。屋島はその景観の特異性もあり香川のシンボルとしても名高い。かつては琴電屋島駅で降りて屋島ケーブルで山上へ行けたが、2004年に運行休止、翌年廃止された。現在はJR・琴電両屋島駅と、山上とを結ぶシャトルバスが交通手段となっている。
琴平線・長尾線が18m車まで入線可能なのに対し、志度線は16mまでしか対応できず小型車しか入線できない。元京急1000系や京王5000系など18m車が多い琴平線・長尾線に対し、志度線は2014年2月現在全車が元名古屋市営地下鉄の小型車となっている。近年に長尾線が改良されて対応サイズが琴平線と揃えられたが、志度線については当面その計画はないようである。

 

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JR志度駅で降りて琴電志度駅へ向かう。志度街道を挟んですぐの所、上写真の看板の下の電話マークがある建物が駅舎、志度寺まで700mの所にある(こうしてみると寺がメイン、駅がおまけの扱いになっているかのよう・・・)。同じ並びの建物に紛れて目立たず、この看板がなければ通り過ぎてしまいそうである。ちょうど道路にぶち当たる形で線路が終わっている。駅舎側から見ると構内は単線に見えるが、実際は写真奥のホーム瓦町寄りの右側には線路が敷かれており2列車発着できる。

 

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駅舎。明るく塗装されているが、松本清張のドラマにでも出てきそうな雰囲気。

 

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元名古屋市営の600形3両編成が入線。長尾線はちょっと寂しい感じがしたが、志度線は志度自体が結構な町だし沿線も総じて賑わっているようで、乗客は多いようだ。ダイヤの都合で折り返し時間は短く、すぐに発車してしまった。志度線は3両編成が多いが、線路2本あるうちのもう一方の乗り場は2両までしか入れず実際にはほとんど使われない。

 

志度を出て一つ目の原を過ぎるとダイナミックな車窓が展開する。右手に志度湾が間近に広がるのだ。海沿いの鉄道はそう珍しくないし、関東でも江ノ電が湘南の海を行くものの、さすがにこんなところまで走る路線はなかなかない。まるで電車で砂浜を行っているような、手を伸ばしたら届きそうな感覚!観光客と思しき人々が次々にシャッターを切っていた。これは車窓だけでも十分見ごたえがある。

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近隣には撮影できそうな場所もあるようで、志度線の写真にも海をからめた写真が多い。機会があれば一度撮ってみたいものだ。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: 四国, 志度線, 都市近郊, 香川, 高松琴平電気鉄道   作成者: smith パーマリンク

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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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