八高線の旅(3)

埼玉県に入り最初の駅、金子。行き違い待ちで3分程停車する。全線単線で駅間が長い八高線では行き違いで長く待たされることも多い。いままで209系との行き違いだったが、ここでは205系との行き違いだった。
沿線は住宅が多いものの小高い山も多く起伏が激しい。ちなみに八高線の最高地点もこのあたりらしい。沿線風景としては埼玉県内が一番山や緑の比率が高く、線路の起伏も激しい。その分見晴らしの良いところは多い。
入間市を出て飯能市に入る。峠越えのような感じになり、林の中を走り抜けると一気に車窓が開け、眼下に飯能の街が一望できるようになる。空から着陸するかのような感じで山を出て街へと坂を下っていく。八高線の中でも特に見応えのある景色である。東京都内からすぐこんな景色に逢える所、緑多い場所を走る所など、手頃で楽しめる路線である。
そのまま入間川を鉄橋で渡る。ここも撮影ポイントに選ばれる所だ。西武池袋線を乗り越えて、飯能市街に着陸。西武池袋線は交差した先の飯能がターミナル駅で、池袋からの電車はそこで一区切りされて秩父行きは乗り換えとなる。

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八高線は飯能駅を通らず、西武から見ると秩父行きに一つ乗った所の東飯能で接続する。ちょうど西武4000系の回送とすれ違う。ここも乗り換え駅とあって乗り降りは多い。駅前にはよく目立つ看板の丸広が構えている。埼玉じゃお馴染みの看板だろう。駅や周辺ともある程度の賑わいを見せてはいるものの、西武も含めて本数は少なく昼間はお互い30分に一本程度しかない。金子で待ったばかりだが、ここでも3分程停車して上り列車を待つ。
飯能の住宅地を進む。かなり宅地化されているようだが都心方面への通勤はまあ西武池袋線だろう。また峠越えで林を行けて町に出て、高麗川。本当にこの辺りは山が多い。八高線で電化されているのはここまでで、「電車」はこの先川越線に乗り入れる。高崎方面はここで気動車列車に乗り換えとなる。
小ぶりだが三方向に路線が伸びるためか2面3線あり、側線もあって構内は広め。1、3番線が八王子〜川越間の列車、2番線が高崎方面と使い分けられているようだ。良く見ると2番線だけホームが短い。一応架線は張られているが。
ホームの壁には高麗郡建郡1300年とあり記念イベントも行われているらしい。高麗という名前、歴史の観点からいくと高句麗が想起されるが、やはりそちらから渡来してきた遺民をこの地に移住させたことから来ているようだ。行政区域の郡としては既に存在せず、現在ここは日高市となっており高麗川駅はその中心的な駅となっている。

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電化、非電化の境界となる高麗川駅。209系電車(右)とキハ110形気動車(左)が並ぶ。八高線を全線通しで走る列車は現在存在しない一方で、「電車」の方はここで分岐する川越線に直通するものが多い。
ちなみに川越線もかつては非電化で、電化されたのは埼京線が開業して都内に乗り入れるようになった昭和60年のこと。ここは川越線の終点でもある。ただし川越線も列車は川越駅で分断され、現在全線通しの列車はない。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: JR東日本, ローカル線, 八高線, 埼玉, 東京, 群馬, 関東   作成者: smith パーマリンク

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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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