小田急線複々線化完成

2018年3月3日、世間はめでたいひなまつりムードな日であったが、ついにこの日小田急線の複々線化工事が完成した。

複々線化は代々木上原〜登戸間を上下2本ずつの4本、登戸〜向ヶ丘遊園間は下り1本、上り2本の3線として建設された。

30年越しの工事となり郊外側から都心側に向かって少しずつ開通し、最初の開通は平成9年(もう20年も前になるのか)に喜多見〜和泉多摩川が開通、平成16年に世田谷区内は梅ヶ丘まで延長されてかなり長い区間が複々線となり、ラッシュ時の電車の速度も上がって威力を発揮しはじめるようになった。しかし沿線が建物で埋め尽くされていた東北沢〜梅ヶ丘間の立体化・複々線化が困難を極めて最後まで残され、朝上りの増発が出来ず、また梅ヶ丘あたりから電車もノロノロ運転せざるを得ない状況が続いていた。ほとんどの区間を高架線として建設されたが、この東北沢〜梅ヶ丘間は地下化することに決定し、複々線化に先んじて平成25年にまず地下化が完成、踏切が除去されて立体交差化された。代々木上原〜下北沢間はかなり早く昭和53年から複々線になっていたが、地下化工事に際し、一旦複線に戻されている。地下化区間では、将来急行線になる線路を使った仮の状態で複線として運用され、その後各停が走るトンネルと線路を上層部に建設して、ようやく複々線としての完成にこぎつけた。また、複々線の反対側ではこれも用地買収の関係で、登戸駅の手前で下り線が1本に絞られてしまう状態が続いていたが、下りホームの位置をずらして各停用の線路を増設し、1番線の使用を開始して下りも線路2本となった。

構想50年、工事30年と言われた大事業、私はもはや工事開始の頃は小さすぎてさすがに分からないが、小学生だった頃か、沿線の各所に複々線化用として用地買収された土地が散在し、一部では高架橋が姿を現していたような記憶がある。

複々線を先行して使用開始したが、増発を伴うダイヤ改正は3月17日の予定。列車種別の改変や千代田線直通列車の大幅な増発など複々線の威力を発揮できるダイヤで混雑緩和が期待されている。

下北沢駅の各駅停車ホーム。急行用ホームの一層上、地下一階に設けられている。なお、ダイヤ改正後はこのホームに準急と、新設される通勤準急も発着する。

下北沢駅の地上の様子。しばらく降りていなかったが長年の工事がほぼ完成し、太陽光を取り入れられる明るい駅舎が出来つつある。地下一階各停ホームへのエスカレーター・階段と、地下二階急行ホームに直行のエスカレーターがある(各停ホーム経由でも、急行ホームには行ける)。いつの間にか、小田原方面側には、南西口という新しい出入り口ができていた。

昼下がりの各停列車もこの日ばかりは心なしか人が多かった。

ついでというのは何だが、少し足を伸ばして代々木八幡まで行ってみた。各停しか止まらない駅だが、各停の10両編成化に向けてホームの新設工事を行っている。駅舎も新設されるようだ。

駅名にもなっている代々木八幡をお参りして、代々木上原からまた各停で帰路についた。これで、通勤が少しは楽になるかな。

投稿者プロフィール

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
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学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

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