諏訪神社下社へ

信州の旅の二日目、この日はまず茅野から中央線で下諏訪で降りて、諏訪大社の下社をお参りした後、松本乗り換えで移動して上高地へ向かう。

まずは、茅野7時55分発の普通列車 辰野行きに乗り込む。意識しないでこの列車を選択したが、JR東海の313系だった。飯田線から乗り入れてきた列車(飯田駅5時ちょうど発の、茅野行き始発列車)の折り返しである。明るくゆったりした車内とクロスシートの座席、観光には快適な車両と思う。諏訪・松本エリアでは辰野で飯田線、塩尻で中央西線とJR東海の路線が接続し、どちらの路線もJR東日本の路線(中央東線、篠ノ井線)に乗り入れてくるので、東海の車両に当たることもある。JR東日本の車両は、以前関東の東海道・宇都宮線などで活躍していた211系がメインだ。好きな車ではあるが、ロングシート車もあり通勤用のイメージがどうにも強い。313系の方が導入時期も新しいこともあってどうにもそちらに軍配があがる。

 

座り心地の良い座席ですっかり観光気分。上諏訪を過ぎて諏訪湖畔に出る。そういえば中央東線は大部分複線だが、茅野の先からは単線(岡谷〜塩尻間の新線のみ複線)になっている。茅野や上諏訪あたりは飯田線も一部乗り入れて、むしろ本数が多いはずだが。単線で駅間も長く本数が多めなこともあって、普通列車は途中駅で行き違い、特急待ち合わせなどで長く止まることもある。

 

15分ほど乗って下諏訪駅に到着、下社の秋宮と春宮が位置する。どちらも歩いてもいける距離で、秋宮は駅から北東の方に徒歩10分ほど、春宮は駅から北に20分ほど。春宮は万治の石仏でも知られる。というか、下諏訪駅で降りたらホームに石仏が鎮座していた。今回は残念だが時間の都合上、春宮はまたの機会に。。。

 

 

下諏訪駅前の様子。駅前にも御柱が立っている。

 

駅前の道をそのまま数分歩き、突き当たりの道で右に入ると諏訪大社の秋宮である。と書いたけれども実はこの時駅前の道は先の方が工事中でやむなく手前で右折して迂回している。
駅前の突き当たりの道路はちょうど中山道、今の道路でいうと国道20号線。東京の者にとっては「あれ、国道20号って甲州街道じゃなかったっけ?」と思ってしまうが、甲州街道はちょうどここ下諏訪が終点、旧道は諏訪大社秋宮のそばで、北から峠を越えてきた中山道に合流して終わるようになっている。しかし国道20号自体は中山道の一部として塩尻峠を越えて、塩尻市内で国道19号線と交差して終わっている(中山道自体は、国道19号線がその先岐阜に向かって引き継ぐ)。中山道や甲州街道も、歴史の授業で五街道で出て来るのを契機に知ることも多いだろうが、実際どこを通っているのかは、出かけてみたり歴史や地理が好きでもないと、なかなか深く知る機会はない。中山道にしても、関東に住んでいるとどうしても17号のイメージが先行してしまうだろう。
それにしても、昔の人は中山道経由でよくぞまあ江戸と京とを行き来したものだと思う。今だって車でまともに走ったら大変な経路だ。
ついつい地理的な話に熱を上げてしまった(笑)。

 

 

秋宮の前から中山道塩尻方面を望む。

 

涼しい上に一日の始まりである朝の神社参りというのも、気持ちが落ち着いてきよきよしく感じる。(何を言ってるんだ…)

 

ここにも御柱、今日も朝から記念撮影の主役として人気者だ。

 

ゆっくりしていたい所だがこの日の目的地の上高地も待っている。電車の時間に合わせて大社を後にする。下諏訪から普通列車でまずは松本へ。
今度乗るのは、JR東日本信州エリアの主力211系。かつての115系がなくなってしまいすっかり世代交代してしまった。

 

岡谷からまた複線になり、長大な塩嶺トンネルで塩尻峠近くの山を越え、広い松本平に出る。もともとはこのトンネルの掘削が技術的に困難で周囲の山々を避けるためなどの理由で、岡谷を出た中央東線は塩尻とは反対の南側に南下して、一旦辰野に出てUターンするように塩尻へと向かっていた。しかし地図で見ても分かる通り、当然ながら大変な大回りである。そこで時を経てようやくトンネルが掘られて、昭和58年に岡谷と塩尻の間を直線で結ぶ新線が完成し、列車のほとんどは新線経由に移行した。
旧線の方は、岡谷〜辰野間では辰野で接続する飯田線のほぼ全てが乗り入れ、実質飯田線の一部のようになっている。また辰野〜塩尻間はこの区間メインに折り返しの普通列車での運行で、旧線には乗り入れている飯田線の快速を除き、特急列車など速達の列車が通ることは一切ない(なお、旧線はあとで別途訪問する)。

トンネルを抜けてみどり湖駅を通過、ほぼ直線のルートを走って、左から山を下ってきた旧線が合流してくる。かつての塩尻駅があった線路群を通り過ぎて右に大きくカーブし、左から中央西線が合流して塩尻に到着する。東西の中央線の合流地点であるとともに、塩尻市の中心駅ということで構内は広く乗客も多い。塩尻駅は最終日に西線からの乗り換えで下りているが、駅ナカのぶどう園などこの駅自体もまた面白いので、別途また取り上げることにしよう。

塩尻から先は篠ノ井線となり、松本平の盆地に向かって下っていく。運転席の後ろで見ていると結構な下りだ。ここまで路線は直線的だが、塩尻峠を越えるのにかなり高低差があったことがわかる。
村井の貨物操車場を過ぎて松本らしい都会の車窓に変わっていき、終点松本に到着する。中央線のほぼ全てがここまで乗り入れ、大糸線や松本電鉄も発着することから、各方面への始発列車が出る一大ターミナル駅である。
ここで上高地に向かうため、松本電鉄上高地線に乗り換える。切符が松本までだったので買い直しも兼ねて駅の外に出る。長野の主要都市らしく、とても活気がある。以前にも、松本城観光も兼ねてきたことがあるな。駅前では時代物の衣装に扮したガイドさんが、観光客に観光ルートの説明をしていた。
ほほえま〜(笑)

Author Profile

smith
学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。
最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。
あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。

どうぞお楽しみに!!!
カテゴリー: JR東日本, 中央本線, 篠ノ井線   作成者: smith パーマリンク

smith の紹介

学生時代に旅行好きから発展(?)して鉄道好きになり、かれこれ10年以上ヒマを見つけては主に乗り鉄を楽しんでいます。 最近は車両面などの関心も強まって少しずつ撮り鉄にもなりつつあります。興味対象についてはあまり限定せずに幅広く、程よくがモットー、のつもりでおりますが本ブログでどれくらい反映出来るか、果たしてどうでしょう?(笑)まあ基本旅中心なので主に行きたいと思う所ベースに選んでます。 あ、ちなみにハンドルネームの「smith」はちょうど自分が受験戦争前後だった頃にテレビでやっていたロボットアニメの影響(?)から、何気なく使ってるものです。。。 どうぞお楽しみに!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です