2014乗り初め〜新京成線〜

さて、前回に続きということになりますが柴又帝釈天詣での後、新京成線を訪問しました。
松戸〜京成津田沼間を結ぶ路線で、2006年からは京成津田沼で接続する京成千葉線と直通運転を開始し千葉中央駅まで乗り入れています。
直通運転も含め東京都内には乗り入れず全線千葉県内を走りますが、沿線は主に住宅街で需要は高く、沿線地域での移動や、常磐線、総武線など東京都心へ向かう路線に接続する環状線として通勤通学の足ともなっています。また京成千葉線乗り入れ以降は、県都千葉市中心部へのアクセスルートとしての地位も強化されています。
この路線の成立経緯として、かつての陸軍鉄道連隊の演習用だった線路の払い下げを発端としていることは広く知られており、筆者の教科書にはなかったですが一部の日本史の教科書にも記載があるようです。短い距離の間を、厳しい環境下で線路を敷設することを主に想定した訓練ということで、払い下げ当時のルートは相当ぐにゃぐにゃだったようです。営業用路線として開業するまでに手は入れられたようですが、それにしても地図で見ると松戸から京成津田沼まで、最短距離を結ぶ直線に対し半円を描くようにかなり大回りしており、カーブも多いです。特に前原〜京成津田沼間は今も猛烈なS字カーブになっています。
全て各駅停車で急行運転はなく、追い越しの出来る駅もありません。また以前は8両編成の車両が多かったですが、京成千葉線乗り入れ以降は同線に合わせる必要もあり、現在は8900形を除いて全て6両編成に組み替えられ新車N800形も当初から6両編成で製造されています。

京成本線で京成津田沼へ移動、ここで新京成線の松戸行きに乗り換えます。京成とは別会社なので運賃も別建てですが、構内は跨線橋で繋がっているだけで特に改札もなく乗り換えられます。まあ今となっては直通運転もしていますから関係ないですかね。ちなみに運賃は新京成の方が割と安く、全線26.5kmありますが乗り通しても250円です。
乗ったのは新京成の主力8800形。元は全て8両編成でしたが、現在は6両編成に組み替えられています。新京成の車両の特徴として、車内ドアの横には「鏡」が付いています。全国、そのような車両のある路線はあるようですがそんなに例はないですね。見慣れないもので、時たま乗ると思わず驚いてしまいます。どういう目的か定かではないですが、昔からのサービスらしく絶やさないようにしているようです。降りる前にちゃんと身だしなみをチェック、なんて用途に使えますしね。まあ、本当は乗る時からちゃんとしているべきなんでしょうけれど・・・。
なお、近隣を走る北総線でも言えることですが、車内広告は沿線地域の施設、百貨店のものが主体で結構ローカル色が強いと思います。新京成は今回筆者が乗った限りはまだそうでもなかった気がしますが(それとも気づかなかっただけか)、都営浅草線で乗り入れてくる北総線の車両に乗ると霊園、墓石絡みの広告が目立ちますねぇ。この辺り最大級の八柱霊園がありますからね。お互い商売ですし仕方ないっちゃ仕方ないんでしょうけど・・・そっち系の広告があまり目立つのもなんだか。

 

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京成3500形と顔を併せる新京成8800形(右)。京成津田沼にて

発車すると早速強烈な右急カーブで京成線と分かれます。ほぼ全線が複線ですが、京成津田沼〜新津田沼間の一駅だけは今も単線です。但し周囲にあまり余裕もなく、途中JR総武線の線路も乗り越すため複線化は困難でしょう。昼間は全線通しの運転ですが本数の増えるラッシュ時は新津田沼で一部折り返しています。
逆S字にカーブを描き、JRの線路を越えて複線になると新津田沼。こちらはJRの津田沼駅の近くにあり、津田沼の中心的な所といった感じで乗客も多いです。ホームも結構広いです。JRを利用する乗客はここで乗り換えです。

大きな津田沼駅前のパルコの建物裏を、なおも急カーブしながら進みます。なんだか路面電車みたいな感じです。住宅街に入っていきますがカーブが続きます。前原を過ぎると少し直線的になりスピードも出てきます。以前より改良されているんでしょうか。ただ、もう一つの特徴として駅間が短い所が多く、発車してスピードが乗ったと思うとすぐに減速、停車してしまいます。なんかこんな所も路面電車を大きくしたかのような感じがします。そしてこの路線には高架区間もほぼ皆無でトンネルは一つもなく、ほぼ全線地上を走ります。ということで、車窓の変化もあまり大きくないです。

せっかく乗ったんで北習志野でちょっと降りてぶらぶらしたり、撮影してみました。

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東葉高速鉄道との接続駅で、駅前はかなり賑わっています。同線の開業時に再開発されたんでしょうかね。

 

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8000形。昨年12月で京成千葉線に乗り入れ開始して7年になったことから、この編成には記念のヘッドマークが付けられていました。

住宅街の中に農園が点在する風景になってきました。野田線にも似ている気がします。
鎌ケ谷市街地に入り、鎌ケ谷大仏。大仏といっても奈良や鎌倉に比べると規模は小さいようですが駅近くの墓地に建っており、古くからのこの地のシンボルになっているようです。
次の初富までは2.1kmあり駅間が最も長く、直線が続くので気持ちよく飛ばします。現在初富から新鎌ケ谷にかけて高架化工事中で、初富は仮駅、仮線で営業しています。次の新鎌ヶ谷に向かうと高架線がかなり出来上がっていました。高架化されると車窓もまた違ってくるでしょう。左急カーブで北総線にとりつき、野田線を越えて新鎌ヶ谷に着きます。以前から北総線と新京成が接続していたものの野田線には駅がなく通過するだけでしたが、1999年より野田線にも駅が出来ました。ところで、津田沼(新津田沼)から新京成で新鎌ケ谷まで行くのと、JR総武線で二つ先にある船橋を経由して野田線で新鎌ケ谷へ行くのでは、前者は12駅ありますが後者はJR、東武ひっくるめても7駅で着きます。所要時間的に大した差ではないのですが、この辺り、新京成の特徴が良く現れていると思います(別に、悪いと言っている訳ではありませんよ!)。

直線を少し走ってすぐ北初富、ここも仮駅、仮線の準備をしているようでした。そろそろ切り替えられるのでしょうか。ちなみに北総線が1979年に初めて開業した時はここが起点とされ、新京成の松戸へ乗り入れていました。都心乗り入れを果たして以降、隣に新鎌ケ谷駅が開業してそこが乗換駅とされ、北総線の松戸乗り入れも廃止されて北初富は新京成線のみの駅になりました。右カーブで北総線をくぐると左にはくぬぎ山車両基地が広がり、車庫が終わるとすぐくぬぎ山です。「くぬぎ山」とは言ったものの、周りにそれらしい山あるいは丘などは、特に見えないような・・・。普通に住宅街の中の駅です。
松戸に近づいてきて乗客が増えて行きます。乗換駅以外で乗客の多い五香、結構人が乗ってきます。この辺りで進路が北から西の方へと変わってきます。運転席の後ろから見ていると横から照らしていた太陽が正面の方から照らしたり、やや右斜め前からに変わったりしますので、進行方向の変化がはっきり分かります。
八柱、駅ビルあって武蔵野線乗り換えもあるのか賑やかです。先頭車の座席はほぼ完全に埋まってちょっと混んできました。みのり台、松戸新田間、上本郷と、駅間短い所が続き、上本郷を出て右カーブ。左に松戸のビル群が見え、下り坂を降りて左にカーブしていくと常磐線が合流、松戸に到着します。
所要時間44分、大きな変化のない路線ではありますが私鉄路線という感じがして好感が持てますね〜!

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最新鋭のN800形電車。松戸にて

新京成の車両図鑑は、こちらへどうぞ!!!

なんとなく新京成

なんつータイトルやねん!というわけで今回も写真整理でバリバリいきます。いつまで続くんでっしゃろ〜?
さて今回は2005年頃の新京成です。といいつつも始発の京成津田沼で撮ったので京成線の写真もちょろっと混じっています。時期的にはまだ京成との乗り入れをしていない頃ですね。といいつつも京成津田沼で撮る=松戸行きということで今と何が違うんだ?となりそうな気はしますが。滅多に新京成乗る機会がないもので、すみません。(汗)
撮りに来た訳ではないのでさしたる枚数はないですが、どうぞ。

 

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くぬぎ山のたぬきさんこと8000形。この翌年に京成津田沼で接続する京成千葉線に乗り入れることとなります。その時に塗装が少し変更されたらしいですね。

 

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主力の8800形。この編成は「アートトレイン2004」ということで、沿線の学校によるイラストでラッピングされていました。

 

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お隣、京成線の3700形。まあ、これもしょっちゅう見るのであまり言うことないですかね。一応、細かいこというと上写真はたった2編成しかない3700形6両編成による普通列車、ということであまり見る機会の多くない光景ではあります。

 

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京成津田沼駅上野寄りに並ぶ車両群。新3000系(写真中央)が当時増え始めて、3200形などの古豪(写真左)が数を減らしていった時期ですね。