南海フェリーで四国へ(2)

和歌山港から南海フェリーに乗った今回の旅、2時間かけて徳島へ向かう。

淡路島を見ながら進む。
雲行きがあやしい。ポツポツくる。まあこの空模様ならそこまでひどくならないだろうが。
ちなみにソフトバンクは、圏外だすw

   
 

徳島港が見えてきた。

  
 

徳島港に到着、時刻表では10時35分着のはずだったが、時計を見るとまだ25分。10分ほど早く到着したようだ。

どかっと人がおります。
ここでの鉄道連絡はなく交通機関は基本的にバスとなる。かつては国鉄線が連絡していたが廃止されてしまった。ということでバス乗り場は長蛇の列、さあこれは何台待って乗れるだろうかというレベルだ。
徳島駅などがある市の中心部へは2kmくらいなので、歩いて行けないこともない。
ということで、迷わず歩く!(おい)
まあ、その方が楽しいっすけどね・・・。

   
 

30分少々あるいて徳島駅前にやってきた。ちょうどお昼時ということで徳島ラーメンでも、と思ったが、人気なんですかね。そちらも行列だす。時間も限られている日帰りの旅、迷った末に讃岐うどんを食べに香川に行くことにした。徳島の皆さん、ごめんなさい。。。

  
ということで徳島駅から高徳線の特急『うずしお』に乗車。二度目の高徳線、吉野川を渡って山の方へ。山が多いのが四国らしい。

途中、行き違いのために停車した阿波大宮で、下の特急が5分遅れているので車で停車するという放送。徳島駅や車内を含めて詳細は全く聞いてなかったが、その後たまたまニュースを見てびっくりしたのは高徳線でこの日の朝に、普通列車が大量発生した毛虫を踏んで、体内から出た脂で車輪が空転してしまい走行できなくなるトラブルがあったということだ。そのせいだろうか。しかし虫とはやっかいなものだ。

香川県にでて三本松に停車、サザンの時もそうだったが相変わらずうたた寝している。このところ、まじで疲れたしなぁ。
志度を過ぎて屋島を見ながら高松市街へ。久しぶりだ。
高松に到着、遅いお昼になった。前にも入った駅前のめりけんやで、さぬきうどんを食す。肉うどん特盛にてんぷら3個と奮発、東京でうどんをこんなに食うこともないな。まあ今は丸亀製麺とかも展開してるから割と気軽にうどんを食べられるようになってきていると思うが。

  
うどんを食した後は観光も兼ねて、まだ全部乗っていない琴電琴平線に乗るべく高松築港駅へ。

最終目的地は琴平の金刀比羅宮だが、まずは栗林公園を散策。前にも一度きているが、山がすぐ後ろに控える構図はなかなか綺麗だ。

   
   

  
栗林公園から先は初めて乗る。
先ほど海上でも少し降ったが栗林公園散策の頃からまた降り出した。弱い雨だからまだいいが。
雨の中を走る琴電、前は水滴でびっしり。
2両編成ではあるが座席は全て埋まっていて立ってる人もいる。メイン路線ということもあるのか、あるいは金刀比羅宮への参拝客か、それなりに乗っている。
仏生山、車庫があり各車両が止まっている。各鉄道から譲渡された年代物の車両たちが並ぶ地方私鉄の車庫、それを見るのも面白い。

  
香川らしく、とんがり山が増えてきた。香川県は本当に、わかりやすいほどのとんがり山とか、屋島のような特徴的な山とかが多い。
円座あたりからは国道32号が進路右に並行してくるようになる。香川県高松市と高知市と、県庁所在地同士を結ぶ国道である。考えたら琴電のとっているこのルートの方が高松から高知へ向かうには近い。JRで行くと予讃線を多度津まで行き、そこから土讃線に入るルートしかないが、特急など速いからあまり気にならないものの実のところ遠回りしている。もっとも今は高速があるから律儀に国道で行くことはないだろうが。

綾川町に入る。さぬきうどん発祥の地らしい。確かにうどん屋の本店らしいのを国道沿いに見たりする。でもイオンモールも負けないくらい目立っている。
滝宮、折り返し便の設定があるのでそこそこ広い。駅前に、森永ホモ牛乳!
昔の年代の人はまあ見慣れているだろうしあまり気にしないだろうけど、我々若い世代はまあ昔からの牛乳屋さんに出くわさない限り滅多に見ることがない。

雨が少し強くなってきた。並行する国道32号も車が多い。
岡田では綾川町のPR電車と行き違う。
琴平に近づいてきて、金刀比羅宮のある象頭山が見え始める。最後の駅、榎井を過ぎ、激しい縦揺れを起こして走るwローカル線ならでは、っていう感じだがちょっとひどいな。。。
JR土讃線をくぐり、左にカーブして終点琴電琴平。この日はなんと卒寿を迎えたかつての車両がお披露目されていた。ホームに普通に停車していて、高松築港行きとして営業運転されるようだ。琴電ならではのイベント。

   
 
   
 

というわけで今回も金刀比羅宮を参拝。四国に来たっていう感じがするなぁ。

帰りは土讃線の特急南紀で岡山、そこから新幹線で帰路へ。駆け足的だったけど満足。

金刀比羅宮へ

琴平駅で降りて金刀比羅宮へ向かう。駅から商店街を少し歩いて参道へ向かう。金刀比羅宮は象頭山の中腹に位置する神社で、長い石段で有名。登山スタイルではないが、実質登山!御本宮まで785段の石段が続く。

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表参道に入る。土産屋や食事処がひしめき合い店頭のおばちゃんの声が絶えない。リックを重たそうに背負って歩いておれば「そんな重いのしょって…」と、もれなくお声を掛けていただけるはずですよ…www

 

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ほどなくして石段の一段目にかかる。この先も踊場を挟みながら石段が続く。踊場に当たる所には土産屋が軒を連ねる。休憩していくのもよかろう。

 

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少し登ってきた所、まだ向うのビルが同じくらいの高さだし回りもさして見えないが…

 

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なおも石段を登り、ふと振り返ればこんな高さになっていて驚く…。眼下に平野が広がる。このあたりで大門の近くになるが、大門まででもまだ365段だそうで…。この先平坦な所を挟みながらなおも登る。

 

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ようやくたどりついた。この先なおも登って奥宮もあるが、今回は御本宮までにする。

 

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讃岐平野が一望できる。天気もいいし、爽快だ!山に囲まれた平野、特徴的な山が多い。画面左、讃岐富士が見える。形がそっくりだ。

ちなみに東京タワーで展望台まで階段で登るのは約600段。ここが行ければ、東京タワーも歩いて登れる…。

 

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冬の四国地方、2014年は全国的に記録的な大雪になった。天気は良かったものの山上には雪がしっかり残っていた。

琴平にて

四国の旅、多度津で二度目の土讃線に乗り換えて琴平へやってきた。土讃線の初乗車時、高知の観光を優先したため時間と行程の都合上入れることが叶わなかった琴平下車、金刀比羅宮(こんぴら)詣でがようやく出来ることになった。もっとも、この日の行程は松山から徳島県は阿南まで行くというものであり、四国の西から東へ一気にワープするというもので、距離にしたら300km近いものであった。が、前日が本数の極端に少ない予土線が入り行程に苦心したのと違い、ほとんど主要幹線のルートで特急で通せたことがとても大きく、時間の捻出が可能になった。ってなんだかまるで特急宣伝のキャッチコピーみたいな文章になってしまったが。当たり前のことながらも、普段普通列車主体の旅が多いだけに改めて特急の威力ってのはでかいと思い知る。
もっとも、既に午後に入りこの時まだ冬場だったとあって明るい時間はもう限られている。実の所、当初は多度津で土讃線に乗り換えずに特急をそのまま高松まで乗り、高松築港から琴電琴平線で琴平を目指すことで琴電の全線完乗も一挙に達成する目論見であったが、それでは徳島へ着くのが遅くなってしまうことから諦めた。琴電もすっかり好きになったものだが、ここはまたの楽しみにとっておく。

さて、降り立った琴平駅。琴平町、金刀比羅宮の玄関口となる駅。昔ながらのムード漂う駅だが立派な造り。「ようこそ琴平駅へ」のフレーズと、金刀比羅宮ゆかりと思しき、○の中に見たことのない不思議な字の入ったマークがつけられた改札に出迎えられる(調べてみた所「金」の字の違う字体のようで。多分金刀比羅宮でしか見られないもの?)。でもって、お約束のアンパンマンもしっかり出迎えに上がっているのですね…。今日も琴平の上空をパトロール、でもしているのでしょうか…。構内には『かまど』と並んで香川名物の『灸まん』の看板も目立ちます。

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琴平駅前。大きな看板が目立つ。ちょっとレトロな洋風駅舎。多度津もそうだったがここにも機関車の動輪があった!

 

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動輪の主はシゴハチことC58機関車。1938年から登場しハチロクよりも後輩、こちらも全国的に活躍した。今も363号機が秩父鉄道のSL『パレオエクスプレス』に使用されているほか、2014年から東日本大震災復興の後押しに、岩手県内は盛岡市の岩手県営交通公園に静態保存されていた239号機が整備されて復活、釜石線で『SL銀河』として運行を開始したのも印象的なことである。持ち前の存在感のある勇ましい走りで日本を永く支えてきたSL、無煙化や電化、新幹線と鉄道も発展を遂げ本来の使命を終えつつはありますが、これからも夢を与え続ける存在であってほしいものです。

 

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駅を出て少し行くと琴電琴平線の琴平駅がある。その名の通り琴平を目指した路線でここが終点。JR琴平駅に比べると駅舎がきれいだが、1988年に改築されたものだそうだ。駅前には美しい川が流れている。

琴電志度線(3)

八栗に戻り、ふたたびことでんで瓦町へと移動する。
夕刻になってあたりはだんだん暗くなる。屋島を過ぎる。遠くにビル街見え始める。

高松の市街地に入り、車窓が賑やかになってくる。春日川あたりでは屋島が邪魔されずに見える。

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しかしよく川を渡る。それも低い鉄橋で。鶴見線に似ている。
急なs字カーブで徐行、松島二丁目。
ゆっくり走ってすぐ今橋、かつての軌道線そのままみたいな感じだ。左急カーブして終点瓦町。前にも書いたが琴平線、長尾線とは線路繋がっておらず、遠く離れた志度線専用ホームに着く。琴平線、長尾線への通路は長く動く歩道もある。

この時間にやってるうどん屋ないかと少し瓦町をうろつくが、見つけられず高松築港行きに乗ってこの日の宿へ向かった。これでとりあえず志度線も完乗だ。

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琴電志度線(2)

五剣山(八栗山)が見えてきた。山の中央に岩肌の露出した峰が突き出ているという異様な外観をしている。名前はそこからついたようだ。

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五剣山登山のため八栗で途中下車する。
ちなみにことでんでは普通乗車券に限り本当に「途中下車」ができる。途中下車可能な駅は指定され、かつ指定駅が購入したきっぷと同じ金額のエリアにある場合は途中下車不可、という条件になっている。ここ八栗も途中下車指定駅である。

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五剣山には登山口から八栗ケーブルが運行されているが、登山口に向かう公共交通はなく、タクシーに乗るか20分程歩く必要がある。登山のスタート地点である割に、駅は小規模だし駅前広場やバス乗り場も一切ない。
駅舎から延びる道を進み、突き当りを右に曲がる。一帯には源平の屋島の合戦の史跡が点在する。こちらは平家の総門跡。

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総門前を過ぎて右に曲がる。県道の交差点の所に公園・資料館の案内とともに「八栗ケーブルのりば」の案内。しかしここからだいぶある。それも、上りが・・・。

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県道なので歩きやすいが、ひたすら上りが続く。振り返ると町を見下ろせるくらいになってきた。はあはあ…。

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やっとのことで山上、ではなくて登山口に到着…。立派なつくりの駅で広々としているのだが、本当にバスなど何もいない。徒歩がきつければ自家用車かタクシーを使うしかない。自家用車で来る人は多いのか駅前は駐車場になっている。

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ということでやっとケーブルカーに乗り込む。山上には四国八十八箇所第八十五番札所の八栗寺がある。行けるのはお寺の所までで、山頂(岩場)へは危険なので行くことはできない。

 

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ケーブルから眺めた屋島。行ってみたかったが今回はそこまで時間がないので、またの機会に。

 

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八栗山上駅。出たところは八栗寺の境内になっている。本来は下から登山するようにたどってくるため、駅から本堂へは少し離れている。

 

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岩山をバックに展開する八栗寺、よくこんなところにお寺があるというような景観だ。まあ、東京の高尾山も山上にお寺があるが、こちらはちょっと地形が厳しい。古来からの山信仰というのが、大変よくわかる景観。山頂の峰々も、自然のダイナミズムを感じられる。ちなみに五剣山という通りかつては本当に峰が五つあったそうだが、一つ崩壊して現在に至っているらしい。

 

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お寺からの眺め。

 

すっかり日暮れになった。さ、ことでんで夜の瓦町へ繰り出すとしよう(笑)。

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琴電志度線(1)

琴電三路線の結節点瓦町から、志度街道・JR高徳線に並行するように琴電志度(旧志度町、現さぬき市)へ向かう路線。
沿線は高松近郊で都市化、宅地化されているが、屋島、八栗山といった主要な観光名所も複数抱えている。高松市内~志度間の交通では最も海側を通り、観光地も海側に集中していることからアクセスも良い。JR高徳線が瓦町近くの栗林~志度間で全線に渡り並行しており競合関係にあるが、速度では負けるものの運行本数の多さ、駅の多さでは琴電に軍配が上がる。JRは30分、下手すれば1時間来ないが琴電は20分に1本運行されている(ただしJRも屋島には特急が停車するので遠路からの観光には使えないことはない)。また四国八十八箇所関連では屋島、八栗とも札所があるほか、終点の志度にも志度寺がある。屋島はその景観の特異性もあり香川のシンボルとしても名高い。かつては琴電屋島駅で降りて屋島ケーブルで山上へ行けたが、2004年に運行休止、翌年廃止された。現在はJR・琴電両屋島駅と、山上とを結ぶシャトルバスが交通手段となっている。
琴平線・長尾線が18m車まで入線可能なのに対し、志度線は16mまでしか対応できず小型車しか入線できない。元京急1000系や京王5000系など18m車が多い琴平線・長尾線に対し、志度線は2014年2月現在全車が元名古屋市営地下鉄の小型車となっている。近年に長尾線が改良されて対応サイズが琴平線と揃えられたが、志度線については当面その計画はないようである。

 

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JR志度駅で降りて琴電志度駅へ向かう。志度街道を挟んですぐの所、上写真の看板の下の電話マークがある建物が駅舎、志度寺まで700mの所にある(こうしてみると寺がメイン、駅がおまけの扱いになっているかのよう・・・)。同じ並びの建物に紛れて目立たず、この看板がなければ通り過ぎてしまいそうである。ちょうど道路にぶち当たる形で線路が終わっている。駅舎側から見ると構内は単線に見えるが、実際は写真奥のホーム瓦町寄りの右側には線路が敷かれており2列車発着できる。

 

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駅舎。明るく塗装されているが、松本清張のドラマにでも出てきそうな雰囲気。

 

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元名古屋市営の600形3両編成が入線。長尾線はちょっと寂しい感じがしたが、志度線は志度自体が結構な町だし沿線も総じて賑わっているようで、乗客は多いようだ。ダイヤの都合で折り返し時間は短く、すぐに発車してしまった。志度線は3両編成が多いが、線路2本あるうちのもう一方の乗り場は2両までしか入れず実際にはほとんど使われない。

 

志度を出て一つ目の原を過ぎるとダイナミックな車窓が展開する。右手に志度湾が間近に広がるのだ。海沿いの鉄道はそう珍しくないし、関東でも江ノ電が湘南の海を行くものの、さすがにこんなところまで走る路線はなかなかない。まるで電車で砂浜を行っているような、手を伸ばしたら届きそうな感覚!観光客と思しき人々が次々にシャッターを切っていた。これは車窓だけでも十分見ごたえがある。

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近隣には撮影できそうな場所もあるようで、志度線の写真にも海をからめた写真が多い。機会があれば一度撮ってみたいものだ。

琴電長尾線

瓦町で琴平線と分かれて南東方向へ向かい、路線名になっている長尾まで向かう路線。長尾駅のある所はかつては長尾町だったが、2002年にいわゆる平成の大合併で近隣の4町と合併し「さぬき市」になっている。高松近郊ということで通勤・通学がメインだが、終点長尾駅はすぐ近くに四国八十八箇所霊場、第八十七番札所の長尾寺があることから、お遍路さんの足としても使える路線である。また長尾寺から南へ、山の方へ入っていくと最後の第八十八番札所、大窪寺に行き着ける。もっとも第八十六番札所が志度寺であることから、順番通りに行くとすれば行程的には高松からまず東へ向かい、志度から南下してくることにはなろうが。

起点の瓦町駅。琴平線の所でも少し触れたが当初コトデンそごう、後に高松天満屋が入る綺麗な駅ビルを持つ。かつては上から見ると十角形に見えるユニークで年季の入った駅舎が特徴的だったが、すっかり現代的な駅ビルに取って代わられてしまった。
琴電の三路線(琴平線、長尾線、志度線)が接続する唯一の駅であり、高松都心部ということもあり乗客数は最も多い。長尾線は高松築港からここまで2駅だけ琴平線に乗り入れる。志度線はかつて高松築港まで乗り入れていたが、後に構内が改良された際に、離れた場所に独立したホームが設置されてそちらに発着するようになったため、現在は完全に分断されている。
トイレに行くのにコンコースを歩いているとどこかで聞いたような歌が。もはや日本全国巻き込んでるフォーチュンクッキー!

 

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瓦町駅。夕刻の写真になってしまった。天満屋が入る、と書いたものの(その時は特に気にしなかったんだが)写真をよく見てみると「閉店売りつくし」と垂れ幕がかかっている。残念ながら2014年3月で閉店してしまうらしい。初代のそごうに次ぎ、大型テナント二度目の撤退となるのか…厳しいものだ。

元京急1000形の、1300形の2両編成に乗り込む。元京急車がやたら多い。
長尾線は全線単線で、起点の瓦町駅構内でも行き違いできず上下同じホームに発着する。左カーブし徐行で進む。乗車率は座席半分埋まるくらいか。交換駅の花園。
前方に高徳線が渡っており、特急が通過するのが見えた。速度少し乗ってきて60キロくらい出した。
郊外になって少し時代がかったような町になり林道(はやしみち)。さっきから左手には道路並行している。
古い家並みの中を行き、元山。田畑が増える。
高松自動車道の高架が見えてくる。徐行で春日川を渡り、線路も高架になり水田(みずた)。現状、琴電では唯一の高架駅である。高松付近も高架化計画があったが、頓挫しているようだ。行き違いの列車が「おーいお茶」のラッピングをされていた。
上を走る高速、下の国道と交差するが、どちらも車の姿がほとんどない…。

駅付近で時々みる小さな踏切がかわいい。少しずつ降りる人がでて乗客減る。1両10人くらいずつ。
農学部前では出入り口のある2両目の客が何人か降り、ほとんどいなくなった。香川大学農学部の最寄り駅。
駅間が短く、次の駅に割とすぐ着いてしまう。読みの難しい公文明(くもんみょう)を過ぎ、直線を進みすぐ終点長尾に着く。

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長尾駅と停車する1300形。構内も単線で一列車しか進入できない。そういえば琴電は路線のカラーが決められていて、駅の案内板や車両の塗装に使われている。琴平線は黄色、長尾線は緑、志度線は赤となっている。

 

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ずらりと並ぶ名所案内。いろいろあるようだがやはり先頭は長尾寺。

 

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ちょっとモダンな匂いのする洋風建築の駅舎

 

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駅を出て左へ少し歩くと長尾寺。平日だったためか、参拝者は少なかったようだ。
しかしさすがは四国、寺の近隣に来るときっちり案内が出ているのを目にする。

 

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境内にあった、大窪寺まで16.5キロ。長い。
いや、四国中を回ってきた身にとっては小さな距離かもしれないが。

琴電琴平線

琴電の名前でおなじみ、高松琴平電気鉄道。高松築港駅を起点に、名前になっている琴平をはじめ周辺地域を結ぶ私鉄。琴平線、長尾線、志度線の三路線があり、そこそこ広い路線網を持つ。ほとんど単線ではあるが高松近郊ということで利用客は多く本数も多い。会社的には2001年に、傘下のコトデンそごう破たんなどの要因から会社更生法の適用を受けて再建されている。単線に車両も短く、最近は大手私鉄や名古屋市営地下鉄の中古車揃いであり古いモノ好きにはたまらない所だろう。

JR高松駅から歩いてすぐの所にある高松築港駅。高松城のすぐ隣に位置しており、ホームのすぐそばには堀と城壁が控えている。駅に通じる道路と線路の間も緑地になっているので、傍から見るとあたかも城の敷地にあるかのようにも見える。

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琴平線と長尾線(途中瓦町まで琴平線に乗り入れ)の始発駅だが、ホームは2面2線しかなく、駅舎・ホームともにこぢんまりした印象である。昼間は人も少ないようだ。折り返しが忙しく2分くらいで発車してしまうことが多いようで、始発駅では通常どこかのホームに絶えず一本は列車が止まっていることが多いのだが、ここではそんなこともないらしい。
駅には自動改札機があるが、琴電や系列のバスで使用できるICカード『IruCa(イルカ)』での通過専用となっている。持っていなければ昔風に、自動券売機で切符を買い、駅員さんのいる通路でハサミを入れてもらい、下車駅では回収してもらうことになる。なんとも珍妙な方式だ。きっぷをよく見てみると白い紙ぺらのような薄いもので磁気に対応していない。なるほど自動改札に通すタイプではなさそうだ。ちなみにICカードの導入は2005年で四国初である。現在四国では伊予鉄道、土佐電気鉄道が導入しているが、JR四国では今のところオリジナルのカードはなく高松近郊でJR西日本の『ICOCA』が使えるのみである(2014年春からJR四国版として『SHIKOKU ICOCA』の発行が始まる予定)。

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ホームにまで高松城の石垣・内堀が迫る構造。内堀についての説明や環境美化にご協力をとの注意書きがある。こんなところでは確かにごみ問題が出そうだ。
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元京急1000形である、1080形がやってきた。少し前まで関東でおなじみだった車両であり、なつかしい。
2両編成しかないが車内はガラガラ、数人だけ乗せて発車した。入線して2分で発車。
城を囲むように左急カーブ、市街地進んで片原町、ここで結構乗ってきた。前方には瓦町の駅ビル見える。高松の中心部もこのあたりから瓦町あたりにかけてということだろうか。だいたいの場合旧国鉄の駅は、本来の街の中心から大きく外れている。途中アーケードをぶった切るように走るのが路面電車チックで面白い。走っていると独特の縦揺れがすることもある。
前方に見える立派な駅ビルに吸い込まれ瓦町へ、琴電の中では乗降客が最も多く、ここはさすがに人が絶えない。かつては古びた駅舎が近年まで残っていたが90年代に駅ビルが建てられコトデンそごうが設立、開店した。破たん後の現在は天満屋が入居している。
長尾線が分かれ、右カーブしJR高徳線をくぐる。右に少し行くと栗林公園が広がり、最寄り駅の栗林公園に着く。公園は歩いて10分程である。散策のために今回はここで下車、終点は琴電琴平までまだ遠いが、またの機会とする。

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栗林公園駅。東京でも昔よく見られたような味のある私鉄駅。駅舎とは踏切で連絡している。琴平線はちょうどここから琴平まで単線になる。

 

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ログハウス風になっている駅舎。琴電ではおなじみだが行灯型の発車案内がある。

10分程歩いて栗林公園へ。梅が咲き始めて、綺麗だった。

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四国周遊

しばらく間が空いてしまいましたね。
気分転換に長旅しようと思い、四国たびきっぷを使って5日間四国へ行ってきました。
四国自体ほとんど初みたいなもんで、すごく新鮮でしたね。

行程ですがとりあえずJR完乗を目指しつつ、観光を入れたりちょっと私鉄乗ったりという感じです。

1日目
新幹線で岡山、快速マリンライナーで高松
さぬきうどん食べて高松築港から琴電琴平線で栗林公園へ行きそのまま公園散策。
でもって一個歩いて瓦町から琴電長尾線を全線制覇、終点長尾からJR高徳線は造田駅へ歩き(2km)、普通列車で志度へ移動
志度からは琴電志度線全線制覇と、途中八栗山観光。
志度線、琴平線で高松築港へ戻り、JR高松から予讃線で宇多津、またさぬきうどんを食して、宇多津泊。
JRは本四備讃線がこれで完乗。琴電が琴平線栗林公園〜琴電琴平間のみを残して完乗。

2日目
宇多津から特急南風で土讃線に入り高知県入り、御免から土佐くろしお鉄道のごめんなはり線制覇、奈半利から戻って高知、その後市内観光。土佐電気軌道一部乗車
夜は再び特急南風で土讃線制覇、そのまま土佐くろしおに 乗り入れて、終点宿毛泊。
土讃線、土佐くろしお鉄道がこれで完乗。土佐電気軌道は高知駅前〜はりまや橋の3区間のみ乗車。

3日目
宿毛から土佐くろしおで窪川まで戻り、予土線で宇和島、予讃線特急宇和海で伊予市へ移動。
同駅向かいにある郡中港から伊予鉄道に入り観光しつつ宿泊先の道後温泉へ移動したり夕食たべにいったりで市内線乗車。道後温泉泊
JRは予土線と、特急宇和海で通った内子線が完乗、伊予鉄道は郊外線完乗。

4日目
道後温泉から伊予鉄道市内線で松山駅へ。
予讃線(内子線経由)を伊予大洲まで戻り、そこから予讃線旧線経由で再び松山へ。
松山から予讃線特急しおかぜで多度津、そこから再び土讃線特急南風で琴平、こんぴらさんにお参り。
琴平から再び土讃線特急南風で阿波池田、徳島線特急剣山で徳島、鳴門線訪問後、牟岐線で阿南、阿南泊

伊予鉄道全線と予讃線、徳島線、鳴門線完乗。

5日目
阿南から牟岐線、阿佐海岸鉄道乗車、徳島へ戻り高徳線、高松から予讃線、瀬戸大橋線で本州に戻って茶屋町、宇野線宇野訪問、岡山戻り新幹線で帰路

牟岐線、高徳線、阿佐海岸鉄道完乗。
これで四国では琴電の一部と土佐電気鉄道の一部(というか大部分)以外は完乗した。
我ながら大泉洋(自分も好きなんですが)なりに過酷な旅だったかもしれない。まあ、これはこれで面白かった。次はもっとゆっくり行きたいが。

前に九州編書いたときにだいぶグダグダになってしまったので今回はもうちょい歯切れよく行きたいですな。頑張りマス…