小田急ロマンスカー7000形 LSE引退

2018年7月10日をもって、小田急のロマンスカー7000形、通称『LSE』が運行を終了しました。かつて名車と慕われたロマンスカー3000形(SE車)の置き換え用として1980年に登場しました。1987年から10000形(HiSE)、平成に入ると30000形(EXE)が投入されロマンスカーの主役はそれらの車両に移った感がありましたが、3000形から続いたグレーをベースにオレンジ・ホワイトの帯をまとったロマンスカーお馴染みの塗装で長く残り、38年にわたる活躍となりました。

ロマンスカーに乗ると子供の頃はHiSE、今はEXEばかりに当たるもので、多分私は一度も乗らずに終わってしまってます。(苦笑)というわけでこの私、この車両についてあんまり語れることがありませんが、昭和時代からの古き良き小田急の車両がまた一つ引退したとなると寂しいものです。昭和に登場した車両はこれで通勤形の8000形(1983年)と、1000形(1987年)の二種類だけとなりますし、通勤形にしても白いボディーに青い帯をまとった、昭和後期の小田急らしい車両は8000形だけになってしまいましたね(1987年の1000形以降はステンレスボディですからね)。幼い頃は、通勤形は5000形が主力で白いボディの電車がたくさん走っていたものです。それらとならんでロマンスカーNSEやLSEといった車両が、やはり当時の小田急を象徴する存在として記憶に残っています。そういえばこれも懐かしいですが、急行は10両編成でしたが小田原行き・片瀬江ノ島行きの連結で、途中の相模大野で切り離されるのが多かったですね。乗り間違えないように、駅などで丁寧にアナウンスが入っていた記憶があります。今見ると相当過去の話になってしまった気がします。

そんなわけでというのもなんですが過去に小田急で7000形もたまたま撮ったのを思い出して、当ブログの写真を見返して見ました。はっきり覚えていたのは地下化された直後の下北沢の写真くらいでしたが、見てみると意外と撮っていました。
ということで、2013年頃の写真がメインですが当時の懐かしい風景と一緒にどうぞ。複々線化前というか地下化の前後の写真ばかりなので、貴重な地上区間をゆく姿も残っております。
私的にはまだついこないだのことに思えますが、もうあれから5年も経ったのですね・・・。

南新宿駅を通過するLSE『はこね』

 

和泉多摩川〜登戸間で多摩川を渡るLSE、ちょうど流し撮りを試しにやって見た頃でしょうか。

地下化が迫る世田谷代田駅付近、環七通りとの交差地点をゆくLSE。地下化直前の沿線を散歩して撮っていたので車両メインでないのはすみません。。。

地上だった頃は環七が地下道で線路をくぐっていましたが、今は逆の関係になってしまいました。ただ、環七通りがこの地点だけすり鉢状に上り下りするのは今も変わらず、当時の跡を残しています。

 

全く意図しませんでしたが、そしてそのためか出来はかなり悪いですが、貴重な写真。
地上ホームの最終日を迎えた、下北沢駅を通過するLSEです。
野次馬根性で会社帰りに東北沢、下北沢、世田谷代田と降りて撮影してたんですね。。。

 

そしてその翌日(2013年3月23日)、地下になったばかりの下北沢駅を通過するLSE。なぜか不思議とLSEに当たっていたもんですね。

 

 

 

花見2018

寒い日が続いていたがいきなり暖かくなってきて一気に桜の開花、お花見のシーズンを迎えてしまった。ついこないだは雪がふったというのに。全く季節の移り変わりは、最近よくわからない。

というわけで3月24日の土曜日は天候に恵まれ、桜も咲き始めて少し早いながら各地お花見日和となった。用事のついでに花見をすることにして、方角がちょうど良かったので東急線で目黒川に向かった。前にも目黒川は行っているが中目黒駅近辺しか歩いたことがなかったので、今回は大崎あたりからゆっくり長く歩いて見ようと思った。

大井町線に乗ってきたので、旗の台で池上線に乗り換えて大崎広小路駅へ。池上線も久しぶりだ。

 

最近は新型が増えた池上線だが、以前からの7700系電車もまだ現役。元は昭和37年、東横線・日比谷線の相互乗り入れに当たり、東急側の車両7000系として製造されたもの。同期である京王井の頭線の3000系、大阪の南海6000系とともに、アメリカのバッド社との技術提携により東急車輛製造の手で製造された国内初のオールステンレス車両である。この当時ステンレス車はまだまだ高価で珍しく、国電は普通鋼で路線の色一色で塗装した101系や103系が大量生産されていたが、80年代以降は国電、JR(E電?)にも普及して今や銀色の電車の方が当たり前になっている。

登場してから年月が経過し、時代背景から冷房装置がなかったこともあり昭和末期からは新型車両に代替されて日比谷線直通からは退いたが、車体がオールステンレスで腐食しておらず状態が良かったため、多くの車両は7700系に改造されて池上線などに転用されたり、一部地方私鉄に譲渡されて第二の人生を送っている。近年になって本格的に廃車が出ているがまだ全車両の引退には至っておらず、今も全車両が残っている南海6000系とともに、製造からすでに50年以上経過しても現役である様はまさに「さびない鉄人」と言える。新型は新型で技術革新、新しい設備とメリットは多いが、古い車両を大事に使うのもまた良さかと思う。

 

大崎広小路駅で下車。五反田駅から目と鼻の先にあり歩いてでも行けるほどの距離だ。山手通りに面していて目黒川も近い。山手通りといえば椎名林檎の『罪と罰』にも歌われている。あれは確か初台あたり、だったでしょうか。環状6号線に指定されていることから環6と呼ぶ人も多い。時代は流れて、今や地下には首都高中央環状線の山手トンネルが通っている。

 

というわけで早速目黒川へ。せっかく来たのですぐ近くの大崎あたりから遡って中目黒方面へ向かった。

 

場所にもよるがまだまだ三分咲き〜五分咲きくらいな感じ。川といえば橋から見る桜並木の眺めも圧巻だが、まだちょっと寂しい感じかな…。花とは打って変わって人はかなり多かったが、どこからも「まだだねぇ」の声が聞こえる。最高な状態で眺めたいのは誰も同じ、人間のワガママは際限がない…。

 

目黒、中目黒と遡るにつれてやたらと人が増えてきた。呼応するかのように桜もこの辺りまで来るとそこそこ咲いてる木も増えてきたようだった。場所や木によっても随分差があるものだ。

 

駒沢通りを越えて中目黒駅へ。毎年祭りで賑わうところでもっとも人通りが多い。この時は歩行者は一方通行にされていた。凄い人だったが綺麗だったのでゆっくり進めてちょうど良い。

近隣のお店がおつまみやお酒などを出している。チョリソーソーセージを食べながら歩く。花より団子なのは皆同じやな…。

さらに足を伸ばして大橋まで歩いた。246との交差地点で、川はこの先暗渠になってしまう。桜並木もこの辺りまで。

川沿いの巨大な円柱状の建造物は、首都高の大橋ジャンクション。前に登ったことがあるが屋上は公園になっている。こんなものまで作ってしまうんだから、人間て凄いなぁ…。(はいぃ?)

大橋からは246を走るバスで帰路へ。大崎から5kmほどとかなり歩いた。午前中は別件で出かけていたこともあって、帰って見てみると20,000歩を超えていた。最近iPhoneにFitbitのアプリを入れてからというもの歩くことにもハマっている。良い運動になった。しばらく走っていなかったが、暖かくなって来たことだしまた少し走ろうかな。

小田急ダイヤ改正

3月17日土曜日、ついに小田急ダイヤ改正の日を迎えた。複々線化を完了しての大規模な改正、ダイヤ改正なのにこんなに話題になることもなかなか無いだろう。

当日は土曜日だったが、たまたま出勤日になったので早速乗車、行きは準急柏行き、帰りは各停の成城学園前行きで帰宅。千代田線直通が大幅に増えたことが特徴で、私もそうだが千代田線ユーザーにとっては特に嬉しいことだろう。

混雑の激しい平日朝が複々線の一番の力の見せ所、誰もがイヤな通勤も変わるとなると、また妙に胸が躍るか。

朝の上りは今まで急行中心だったが、快速急行が新たに主力として設定されて、中・長距離輸送の担い手となっている。多摩方面や短距離系では、多摩線からの通勤急行と、千代田線直通の通勤準急が、今回新たな種別として追加された。各停も大幅に増発され千代田線直通の各停も初登場した。

今回の改正で、快速急行は登戸に追加で停車。通勤急行は多摩線から直通だが、新百合ヶ丘から先は、向ヶ丘遊園、成城学園前、下北沢、代々木上原、新宿に停車する。登戸は快速急行は停車する一方、通勤急行は通過するので注意。もっとも利用客の多くは多摩方面か世田谷エリアだろうし、快速急行の本数が多いので、それで棲み分けを図るという意図なのだろう。今回は通勤急行の設定も含めて多摩線がさらに強化され、多摩ニュータウンのアクセスで京王に対抗できる利便性を確保している。京王を意識したのか新宿行きの列車が中心となり、今まで多かった千代田線直通は、一転してほぼ消滅してしまった。

通勤準急は、登戸までの各駅と、成城学園前、経堂、下北沢、代々木上原に停車してその先千代田線に入る(千代田線内は各駅停車)。ダイヤ改正前の準急とは基本的に同じ停車駅だが、前の準急は朝ラッシュ時上りが特別に経堂を通過していたのに対し、通勤準急は停車することになった。経堂では朝の上りは各停しか使えなかったので、今回通勤準急が選択肢に加わったことになる。

準急は通勤時間以外に主に運行されるが、今回から狛江、祖師ヶ谷大蔵、千歳船橋が停車駅に加わっている。世田谷西部を強化することになったほか、狛江市は特に狛江駅も含めて各停しか停車しなかったので、やっとの準急停車で特に喜ばれたようだ。(もっとも朝ラッシュ時の上りは通勤準急となり、狛江は通過するので残念ながらやはり各停しか使えないが…)なお、急行の停車駅は今までと変わっていない。

改正後の平日に乗った印象としては、各停は大増発により昼間と同じくらいの乗車率になり(成城までならば、うまくいけば座れるかもしれない)近距離は、特に通勤が楽になったと感じる。千代田線直通ということで通勤準急にも乗ってみたが、成城の時点では余裕があったものの経堂停車になった分乗客が増えて、結局は以前の急行とあまり変わらない混雑という印象だった。今回は、複々線化による混雑緩和が一番の注目の的だ。まだ様子見で乗客の側も今後通勤で乗る列車をこれから固定し始めるだろうし、今後の状況次第ではダイヤの微調整もあることだろうが、今後の展開が期待されるところだ。

夕方〜夜間の帰宅ラッシュ時を中心に、千代田線から直通の急行伊勢原行きが新設された。千代田線直通は、今まで本厚木までが最長距離だったが、二つ先の伊勢原まで延長されたことになる。「伊勢原」という地名自体、小田急沿線や神奈川県内ではお馴染みだろうが、そうでなければ東名や246ユーザーなどでもないと、まず知らない人も多いはずだ。実際私の知り合いが伊勢原行きをみて、早速わからなかったようだった。常磐線・千代田線ユーザーにとってはこれまで多数あった「唐木田行き」と並んで、謎な行き先だろう。直通運転で便利になる一方、関係ない路線の知らない駅名が登場して、また困ることになる…。

かくいう私も伊勢原は、行楽(大山とか)でなければまず行かないので、さすがにラッシュの時の状態はよく分からない。帰宅ラッシュ時の伊勢原行きは、実は各停などで前から見られたものだが、今回千代田線直通も含めて増えたのは、やはりそれだけの需要があるということなのだろうか(少し調べてみたが本厚木から先の二駅、愛甲石田と伊勢原の一日あたりの乗降客数は、2016年度の数値でどちらも5万人以上。結構な数値でやはり需要が高いんですね)。

伊勢原行きの直通電車は、千代田線表参道駅の時刻表を見ると、平日18時以降に30分おきくらいで設定されている。一番遅いのは表参道23時1分発の急行伊勢原行き(終点伊勢原には0時7分着!)と、結構遅くまで運行されている。酔っ払って乗り過ごしたりしないよう、ご注意を…。

乗り納め2017

さして更新できなかったが、もう2017年も終わりか…。(笑)

ということで毎年恒例となりつつある乗り納めの日帰り旅へ。行ってみようかと思いつつもなかなか実行してなかった栃木県は佐野へ向かってみた。

北千住から東武の特急りょうもう号に乗る。各線帰省ラッシュで新幹線や特急は大混雑、多分に漏れず東武特急も日光・鬼怒川方面はもう満席との放送が入る。特に事前予約したわけではなく券売機で特急券を買うつもりだったので、買えるかどうか確証はなかった。ダメだったら急行で向かうつもりだったのでかなり時間には余裕を見ておいたが、りょうもうの方は幸い空席があり無事購入できた。東武線自体あまり乗らないし、せっかくならりょうもう号に乗ってみたかった。

北千住駅では特急はほかの列車とホームが分けられており、中間改札で仕切られている。特急券を持っていないと入ることはできない。

日光方面は満席との放送が繰り返し入る。列車の時間が近づくとスーツケースを持った人たちや家族連れが集まってホームは人で埋め尽くされた。

11時2分発のりょうもう11号に乗る。こちらはまだ空席はあったが、乗客は多い。しかし最近の特急は車内放送も四ヶ国語が主流になったか。なんだか長い…。

快適なシートに揺られて11時51分に館林に到着。

館林で佐野線に乗り換える。以前はレトロな感じの駅舎が特徴的だったが、時代は流れて今や真新しい橋上駅舎になっている。

ここから先普通列車はワンマン運転、列車が発車するときにはメロディーが鳴るが、佐野線は色・ホワイトブレンドである。伊勢崎方面は、デイドリームビリーバーだった。ほかの駅はメリーさんのひつじなど童謡だった気がするが…。

佐野線にも2005年頃に乗って以来だな。

渡瀬を発車して北館林の解体所を過ぎる。最近は日比谷線系列の車両置き換えがたけなわで、03系、20000系が複数留置されていた。廃車前というか普通に竹ノ塚あたりの光景と変わらない。

渡良瀬川を渡る。鉄橋もちょっと古く、速度も程よいところがのんびりした感じを醸し出す。

栃木県に入りいよいよ佐野市内へ。東武線は市の中心部を回り込むように走っており、南側に佐野市駅、中心部近くに佐野駅がある。なお、車内でもアナウンスされているがJR両毛線の乗換駅は佐野駅。佐野市駅ではないので間違えないように案内される。

今回は佐野市駅で降りる。佐野市の中心部には近いが、北関東の主要都市の趣か、昔ながらの街並みが広がる。

駅前の道路を10分くらい北に向かうと厄除け大師に通じる。

参拝の前に腹ごしらえ。佐野といえばラーメン。厄除け大師の前のラーメン店で佐野ラーメンを食する。ラーメンにも色々あり、好みも別れるだろうが佐野ラーメンは青竹で打ったコシのある麺が特徴、味もオーソドックスな醤油の味で個人的には一番しっくりくる。餃子も大き目で食べがいがあったな。

そして佐野厄除け大師へ。

初詣を控えてもう準備万端という感じだ。関東の三大師、として年末年始になるとテレビコマーシャルでも毎年のように放映されている。そこで名前は昔から知っていたものの、実際に行くことはなくちょっと気になっていた。まだ平静だったが、初詣になると殺到するんだろうな。境内は大勢の人が並ぶことを想定してかパイロンで仕切られ、参拝順路も一方通行で決められていた。

立派な境内だ。久しぶりのお寺に心も落ち着く。ちょうど護摩を焚いていたようだった。

来年の益々の繁栄を願って、佐野からお別れです。では、良いお年を!

初乗り2017

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

というわけで初詣も兼ねて初乗りへ。だんだん毎年恒例と化しつつありますが柴又帝釈天詣でに行ってきました。

千代田線、常磐線経由で金町、そこから京成金町線で柴又へ。朝起きた時は天気が少し心配だったが着いたら気持ちの良い晴天。ポカポカ陽気で絶好の行楽日和。



お約束の草団子に甘酒で一服。甘酒一杯100円と安かった〜♪

寅さん記念館を見て矢切の渡しがある江戸川へ。暖かく歩いていて気持ちが良かった。せっかくなので柴又駅へは戻らずこのまま歩いてJR金町駅に出た。いい散策になった。

金町から常磐線で馬橋へ。そして今みで何度も前を通っていながらなかなか縁のなかった流鉄流山線に乗ってみた。馬橋〜流山を結ぶローカル私鉄だ。



車両は元西武の中古車で占められている。ワンマン運転していて車内案内表示器など設備面は充実している。発車ベルが電鈴なのがいい味だ。

常磐線と少し離れて並行するように走り、最初の駅、幸谷。JR新松戸駅に隣接している。武蔵野貨物線をくぐり常磐線から離れて行く。右側に竹やぶをみながら走る。

途中小金城趾で行き違いをする。短い路線の流山線、途中駅で行き違いできるのはここだけである。始発の馬橋と終点の流山も二列車入れるが、昼間は二本の列車しか使わないのでそちらでも二列車で使うことはない(但し流山駅には使用しない方の線路には車両が留置されている)。


電鈴が鳴り発車。住宅街を進んで鰭ヶ崎。片面ホームだが出札口付きで昔ながらのローカル線の駅の趣。

正面にセブンアンドアイの巨大な看板。新興住宅地を進む。平和台、駅前広場があり開けている。流山の中心部に入る。目の前にはもう流山駅が見えている。

ほどなくして終点流山に到着。車庫が隣接している。


駅前。バスターミナルなどはなく小ぶりな感じだ。しかしホームの駅名看板はやたらと文字がデカく、大変目立つ。

駅をそのまま進むと車庫に通じている。車両数が少ないので車庫もささやかな感じだ。



もう一方の線路には車両が留置されている。しかし車両ごとに塗装が違ってカラフルである。

さてと、今年はどんなところに行くことやら…。気まぐれに書いていきますが宜しくお願い致します。

乗り納め2016

あまり更新しない間にすっかり2016年も大晦日になってしまった。

ちょっと体調も崩してしまったがせっかくの年末年始休み、ちょっとくらい日帰り旅でもと思い湘南江の島方面へ。

いつもなら小田急で向かうのだが、午前中に新宿に立ち寄ってから行ったのでちょっと変わった感じだが副都心線、東横線経由で横浜に出てそこで昼食、横浜から東海道線で大船、そしてそこから湘南モノレールで江ノ島へ向かった。湘南モノレール、過去に一度だけ乗ったきりだな。

というわけで大船駅からスタート。JR各線が集い、鎌倉への玄関口でもある。モノレールは駅を出てデッキを少し歩いた所にある。


モノレールながらも全線単線で、大船駅も一列車しか進入できない。ホームに来た時にはまだ列車の姿はなかった。懸垂式モノレールなのでレールは天井部分に渡された桁に存在している。見慣れていないせいか、ホームの形に少し違和感を感じる。

なお、主要駅は自動改札となっているものの関東では珍しくSuica、PASMOなどの交通系電子マネーには対応していない。券売機で切符を購入する。

アナウンスが入り列車が到着、13時ちょうど発の湘南江の島行きとして発車する。本数が多いので折り返しの時間は短い。車両は世代交代されて今は全て新型の5000系となっている。昔は銀の車体に赤帯が入れられていたが5000系では編成ごとに色が違っていてカラフルである。3両編成で車内はクロスシートが並ぶ。連結部は乗務員以外通り抜けできないのが特徴である(懸垂式モノレールは一般に急曲線が多いためこうなっているようだ)。


時刻になり発車する。大船駅を出ると駅前ロータリーを回り込むようにいきなりS字カーブする。モノレールらしくカーブと起伏は特に多い。

横須賀線を越えて、最初の駅富士見町、大船行きと行き違う。無人駅のため、きっぷはきっぷ入れに入れるよう案内される。モノレールではあるが趣のある路線である。

懸垂式モノレールとあって、車両の下には何もなく宙ぶらりんである。そのため沿線の商店や飲み屋の看板とかがすぐ間近に見えるのがなんだか面白い。

駅前の地域を抜けると急勾配で高台に登る。見晴らしが良い。片面ホームの湘南町屋。


次の湘南深沢で結構降りた。車庫が隣接しておりそちらへの線路が伸びる。

急な勾配を登る。高低差がかなり激しい。トンネルもくぐり西鎌倉。湘南深沢に続いて行き違いをする。単線だが行き違い駅を全て使っておりネットダイヤとなっている。1時間に8本が最大でこれ以上の増発はできない。また、駅の配置がほどよいのかほとんど行き違い待ちがなく、こちらが着くと大抵反対列車も到着している。

また登りになって片瀬山、高低差が激しいが、もう海は近い。目白山下まで来ると海が見える。


目白山下を出てすぐトンネルをくぐり、抜けると終点湘南江の島である。ビルの5階とかなり高く、山のすぐそばに立地し地上から長い階段とエスカレーターで向かう構造はなんだかロープウエイ乗り場を思わせる。



駅を出るとすぐに江ノ電の江ノ島駅がある。

江ノ電を越えて徒歩で江ノ島へ。

江島神社、初詣では大賑わいだろう。というか既に結構な人出だったが。

来年も良い年になりますように…。

島からの眺めも絶景。空気が良いので富士も美しかった。江ノ島は都心から近く島自体も景勝地として歩いていて楽しい。



帰りは片瀬江ノ島から小田急で。なんかこうしてみるともう初詣みたいだな(笑)

しかし今年は奇遇にも年の初めも終わりも江ノ島だったな。


それでは皆様、良いお年を!

北しなの線


平成15年の北陸新幹線開業に伴い、信越本線のうち長野駅以北に当たる長野〜妙高高原間を第三セクターのしなの鉄道に移管した路線。妙高高原から先の区間は、新潟県となるため別会社のえちごトキメキ鉄道に転換されている。

長野駅から妙高高原行きに乗り込む。JRとは別会社であるが特に改札は分離されておらずJRと共通、車両も譲渡された115系のためほとんど変わった感じがない。

特急『しなの』の接続待ちで遅れて発車。少し進むと長野車両センターが広がる。ほんの少し前までJRだった区間である。須坂か信州中野あたりが遠望できるが、こちらの方が高いことがよくわかる。長野電鉄をくぐり、新幹線とも分かれる。ちなみに北長野以北は単線である。豊野から少し行くと飯山線が分岐する。

少し眠くなってしまった。単独走行になって一気に車窓が変わり、渓谷沿いを行き、牟礼。豊野からかなり距離があった。このあたり、複線化しようとしたのだろうか。トンネルの廃坑があり抜けると複線分の路盤。

里の方に出て、古間。かつて使われていたホームの跡が残っている。黒姫は長野県最後の駅。左側にひときわ高い山が見える。黒姫山か?

次は終点妙高高原、ここから新潟県となる。黒姫〜妙高高原までは複線である。野尻湖近くを行き、終点妙高高原。ここから先はえちごトキメキ鉄道妙高はねうまラインとなり、駅も同線の所属となっている。かつて一本の路線であり単なる途中駅だったため終点という雰囲気はなく、むしろ今も直通運転があってもおかしくない雰囲気だが、今のところ直通運転は全く行われていない。とはいえダイヤは接続が考慮されている。まだ運行始まってそんなに経っていないし、利用状況次第ではいずれ直通も再開されるかもしれないと思う。

銀座線渋谷駅移設工事

2016年11月5日、6日と、11月19日、20日で銀座線渋谷駅の線路移設工事が行われる。銀座線の渋谷駅は現在の場所から浅草寄り(渋谷ヒカリエ側)に移転する工事が進められているが、それに伴った工事となる。工事の間銀座線は表参道〜青山一丁目間と溜池山王〜浅草間の折り返し運転となり、渋谷〜表参道と青山一丁目〜溜池山王間は終日運休となる。この区間は途中赤坂見附まで並行する半蔵門線か他の路線への振り替え輸送を利用することとなる。表参道〜青山一丁目間は、途中に外苑前駅があることから運休とはせずに、この区間単線で折り返し運転されることとなった。

所用で渋谷にきたついでに散策がてら渋谷駅周辺と銀座線の様子を見てみた。


渋谷駅東口、渋谷ヒカリエそびえる銀座線のガード下。しかし今日は銀座線の電車は通らない。移設工事というが実際見てみるとそれほど大掛かりに見えずどこが変わっているかよくわからない(実際には南側のガードに線路が移設されるようだが)。

東口からヒカリエに通じる通路から銀座線のガード側を見る。新設のガードが掛けられているのでそこに移設されるのだろうか。

東横線地下化の時もそうだったが工事が終われば時の光景となる。道行く人も皆カメラを構えていた。 


きたついでに246をまたぐ歩道橋に上がって東口付近の全景を見る。かつての東横線ホームの跡地で新しい駅ビルの工事が進んでいる。またJR埼京線のホームもこのあたりに移設される予定である。


しかし旧東横線ホームの246をまたぐガードの部分、まだ撤去されずに残っていた…。


銀座線渋谷駅、降車ホーム側の改札口。ちょうど真後ろがJRの改札口とかる。ご覧の通りシートで覆われている。改札口の前では係員が立ち運休の旨案内していた。ご苦労様です。銀座線が動いていないこともあってか、このあたり渋谷駅にしては人がだいぶ少なかった。

半蔵門線で表参道に移動、ここから青山一丁目までは折り返し運転している。

半蔵門線が着くと1000系が回送で入線、折り返し青山一丁目行きになった。列車は12分間隔の特別ダイヤで運転、二本の線路のうち浅草方面の線路を青山一丁目行き、渋谷方面の線路を表参道行き列車が一本ずつ運転され、各々終点についた後は、同じ線路を回送で始発駅に戻るというダイヤで運行されていた。そのため列車の乗り場としては普段と変わらず、青山一丁目行きなら浅草方面ホームから、表参道行きなら渋谷方面ホームから乗る形である。そして終点となる青山一丁目駅の浅草方面ホーム、表参道駅の渋谷方面ホームは降車専用とされていた。折り返しの設備がないための措置でうまく考えられていると思うが、こんな時でもないと本当に見られない光景だ。日本の地下鉄で最も歴史の古い銀座線を工事で止めるのも実は初めてらしく、ある意味一つの歴史的なタイミングかもしれない。


外苑前にて。パッと見分かりにくいが渋谷方面行きの線路を回送列車が逆方向に通過している様子。


浅草方面行きは青山一丁目行き、渋谷方面行き線路は表参道行きで運転。両駅とも折り返しできないはずだが、どちらも行き先の表示が入っていたとは…。

長野電鉄(2)

長野電鉄の旅を続けよう。

先に途中下車した須坂駅は車庫のある拠点であるとともに平成24年まで屋代線が分かれていた駅でもあった。かつて3つの路線から成り今よりも長い路線網を持っていた長野電鉄だが、平成に入り屋代線も含めて一部の路線が廃止、長野〜湯田中間の長野線33.2kmだけが残り現在に至っている。屋代線はつい最近まで営業していたが乗客減が著しく、利用促進に向けての社会実験も行われたが残念ながら廃止となってしまった。駅で売られている鉄道グッズ、何気なく見ていたら屋代線の写真集と、権堂〜須坂駅間開業90周年の記念入場券セットが売られているではないか。ということで、窓口にて早速購入!普段旅先で鉄道グッズを目にしてもそんなに買うこともないが、今回はさすがにちょっと気になってしまった。自分用のいいお土産が出来たな。

さて、お土産も買った所で電車に乗る。

この先直線が続き、列車は80kmを超える速度で快走する。主力である東急からの譲受車8500系に乗るが、東急線時代を彷彿とさせる走りっぷりだ。

北須坂は無人駅。行き違いはできるものの、上下線に挟まれたホームは大変狭い。振り返るといつの間に座席は乗ってきた学生で埋め尽くされていた。

そしてこれまた長野らしくリンゴ畑の中を快走する。実に気持ちいい。この先車窓はリンゴ畑があまり途切れずに続き、見慣れない者にとってはちょっと感動を覚える。本場はやっぱり規模が違うものだ。

途中、遮断機のない踏切を通過する。第4種踏切というやつだ。地方私鉄を中心に残っているものだが、長電にもあるんだな。

小布施。ホームに隣接して長電電車のひろばがあり、かつての特急車、2000系が保存されている。

小布施駅は小布施町の中心駅で、特急も停車する。同じ特急停車駅の須坂に比べると規模感は小さめだが、駅構内では野菜などを売っていたりカフェも営業するなど独特な雰囲気。

次の都住は駅前にりんご畑が広がっている。ここまでりんごだらけだと何やら違和感を覚えてしまうが、地元の人にとってみればこれも日常の一部で見慣れたものであろう。

カーブして山裾に取り付き、桜沢。延徳を過ぎて、快走しながら少し上りになり信州中野に着く。湯田中まで路線は続くが普通列車は基本的にここで乗り換えで、一旦ここまでで終着駅となる。この先は湯田中に向けて急勾配の続く登山区間となり抑速ブレーキを持たない車両は乗り入れできない。ふつ主力の8500系は抑速ブレーキを搭載していないため信州中野までしか入線できず、この先は湯田中までは特急列車を除き、今も3500系の独壇場となっている。

ということでここで湯田中行きに乗り換える。

祐天寺から

いきなりこんなタイトルではナンノコッチャという感じだろうが、まあ通な方はこれだけみてもすぐにピンと来るかもしれない。ということで、行ってるようで行ってなかった、兼ねてから行って見たいと思っていた、通な方には(最近はそうでなくても?)有名な祐天寺のカレー店、ナイアガラに足を運んだわけです。

この手の店として愛好者なら好きな方も多いだろうし色んなところで紹介されてるだろうから、細かい説明は割愛するが取り敢えず店内店外問わず(!)鉄道グッズをそこかしこにひたすら散りばめたカレー店である。

まずは東横線で祐天寺駅に降りる。各駅停車しか停車しない。そう用事のある地域でもなく祐天寺駅に敢えて降りたこともない。

ちょうど上下線のホームの間にもう一本の線路を敷く工事が進行中で、完成するとこの駅でも列車の追い抜きが可能になる。しかし高架という拡張がやりづらい環境で、うまいことホームを後退させてスペースを設けたものである。祐天寺に限らず東急線沿線は割とびっちり宅地化されていて線路の周囲に余裕のない箇所がほとんどである。つい10年ほど前まで武蔵小杉〜日吉間の高架化も余裕のないところで線路の上に高架が建設されていた。難工事であることは容易に想像でき見ている方もなかなか胸躍る(?)ものであった。
祐天寺駅を出て線路沿いの路地を中目黒方面に向かって歩く。駅前にケンタッキーがあるがそこにその店の広告が道案内のごとく掲げられていた。しかし飲食店それもチェーン店の入る建物に広告がかかげられているとはちょっと挑戦的な印象。
ちょうど右に折れて線路から離れた先にその店はあった。そしてその辺まで来る頃踏切の音が聞こえて来る。東横線が近いのでそちらの踏切の音かと思いそうになるがこの界隈の東横線は高架なので踏切は存在しない。店に近づくとだんだん音が大きくなる、ということで店の前に踏切が置かれていてそいつがずっと鳴りっぱなしということであった。


店の周囲は住宅街で、最初は店に近づかないと存在にちょっと気づきにくいかもしれない。しかし踏切の音が聞こえると思わず反応してしまうだろう。ちなみに踏切の音は周囲に配慮してかボリュームは控えめにされているようだ。さすがに普通の踏切の音量でずっとカンカン鳴らされたらたまらないというか、本当に間違えそうだ。

店の入口のドアは、客車の乗降用ドアがそのまんま使われている。押して入るのだが客車のドアって折戸式だしそもそも自分で開けることまずないので、まあ、慣れない…。(笑)

店内に入るとカウンター数席にボックス席というこぢんまりした配置。

まずは最初に食券を購入、そしてこれは昔からなのだろうか、メイドさん風の女性店員が接客をされていて食券を渡す。こうして書くと一見、昨今の風潮を連想してしまうが、あくまでもそう言う格好というだけで接客は(後で書くがある部分を除いては)普通の店員さんである(というか、今こんなスタイルがあまり見られなくなって物珍しいだけの話だろう)。ついでに食券機も駅の券売機風なデザインにして切符調の券がでてきたら面白いかも、ってそんなこと注文してどうする…。

好きな人はとうに足を何度も運んでることだろうし、あくまでお店の中ではあるし、あんまりむやみに中のことを載せては逆につまらないだろうし、とはいってもとっくのとうにメディアやらネットやらで紹介されてしまってるだろうから、店内の写真をここにあれやこれや載せたりあんまり細かく書いたりするのはよそうと思うが、とにかく中は鉄道関連で埋め尽くされている。取り敢えずまだ行ったことないという方は是非足を運んでみて下さい、はい(笑)!

筆者はカウンターに座ったが、ボックス席の方は昔の車両で使われていた鉄道車両のボックス席(固定式のクロスシート)である。壁には国鉄時代のものであろう駅名の看板、 カウンターの向こうはまるで駅さながらに「定期券はハッキリとお見せ下さい」とある。その横には駅長さんから寄せられた色紙が掲げられている。そして大きな丸いものがかかっていると思ってよくみたら0系の団子鼻だ!

カウンター席のテーブルはガラスになっていて中には模型が並べられている。そして筆者は直接味わえなかったもののボックス式の座席には線路が通じていて、SL牽引の模型列車が料理を運んできてくれる。メイドさんが威勢良く「新幹線カレーが発車しまーす!」などと、駅員さん風の掛け声とともに模型を操作している。なんとも徹底的に鉄にこだわった店内だ。

ハンバーグカレー辛口を頼む。結構本格的なカレーだ。ご飯の盛り方も独特だ。それなりに辛みがあって美味い。店のたたずまいからついカレーのことを忘れそうになってしまうが、来る前にこの店のことをわずかながらも店のサイトで見てみたら、この店の店主ならぬ駅長さんのカレーに対する思いもまた特別なものであったことを知る。

そしてそんな中でも「カツカレー発車しまーす!」

威勢のいい発車の合図が何度となく響き渡るw

つい長居したくなる雰囲気だが、席数がかなり限られているので、食べ終えたは早々に店を出る。言うまでもないだろうが家族連れにも大人気で筆者の入った後にボックス席はすぐ埋め尽くされた。

店を出ようとすると当のメイドさんに呼び止められた。何かと思えば記念に切符を発行してもらえるとのことだった。記念のスタンプとともにありがたく頂戴する。

滅多に来ないこの辺りだが、少し歩くと三宿に近いことがわかり、バスもあるのでそこまで歩くことにした。ということで歩いていたが途中で小雨が降り出し、空も明るいのでまあそんなに長くなかろう、と思ってたらこの野郎、強くなりやがった(笑)というわけで半ばずぶ濡れで三宿からバスに揺られたとさ。

ともあれ、たまに足を運んでる鉄道模型バーのバー銀座パノラマに加えて、今後時々足を運ぶかもしれないな…。バー銀座も本家の銀座が変わってから行っていないし、また足を運んでみるとするか!