乗り納め2014

というわけで今年も残すところあと1日とちょっとであります。昨年に引き続き今年もカレンダー通りで行くと9連休ですね。今年は国内中心に自然災害や大雪などに見舞われた一年でしたね。低気圧も「爆弾」という語が付くのがだんだん定着してしまったようです。来年は是非とも穏やかな年になることを祈るばかりです。
そんなわけでささやかながらの最後の旅に小田原へ。

小田原城あたり散策して、さらに御幸の浜というのがあったので行ってみました。明治天皇がこの地で地引網をご覧になったということでそこから付いたもののようです。湘南の海というと江ノ島方面が中心でしょうから小田原で海ってのはなかなか行きませんね。現在は西湘バイパスが海岸線をずっと走っていて、ドライブにも良いところです。

年末の海、波高め、風は冷たく吹き付けます。ここも初日の出ポイントとなるでしょうが、お越しの方は風邪をひかれませんよう…
それでは良いお年を。

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大雄山線(3)

相模沼田を出る。直線になって少し距離もあるのでスピードが出る。しかし次の岩原と塚原の間はまた短く、隣の駅が見えている。
右カーブして狩川を渡る。和田河原駅で最後の行き違い。
ちょっと珍しい名前の富士フイルム前を過ぎると、終点大雄山。
南足柄市の中心駅で、同市は大雄山線が唯一の鉄道路線となっている。また、大雄山にある道了尊の最寄り駅で、バスに乗り換えるよう駅名票にも案内が出ている。

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ここも歴史を感じさせる駅、駅構造には独特の風情が感じられる。

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改札付近にはかめ池がある。ちょっと可愛い。

 

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「天狗せんべい」の看板。近頃こういう形の広告は珍しいのでは?

 

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駅舎も時代を感じさせる。

 

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駅舎全景

 

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駅舎は市の登録有形文化財に指定されているらしい。ちなみに、関東の駅百選にも選ばれている。

 

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まさかりかついで金太郎〜♪

足柄山は金太郎ゆかりの地ということで、駅前には金太郎像がある。

 

バスで道了尊へ行けるが、この日は日も暮れそうだったのでここまでにした。まあまたの機会にということで。それでは!

大雄山線(2)

小田原を出てしばらくは東海道線と並行する。駅を出て少し坂を下るとすぐに緑町で、すぐに着いてしまう。小田原駅と400m程しか離れていない。そのためか市街地にあるにも拘らず、乗客の姿はほとんどない。ホームも狭い。
緑町を出ると制限25キロのきつい左カーブで東海道線と新幹線をくぐる。カーブを過ぎると加速して小田原の住宅地を行き、井細田(いさいだ)、これは読めないな。

 

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次の五百羅漢では待っていた上り列車と行き違う。発車してすぐに小田急線をくぐる。小田急線は近隣に足柄駅があり、小田原からここまでほぼ並行している。ここから先小田急線(新宿方面)は狩川を渡って川の左岸を走るが、こちらはそのまま右岸を走る。左に山が少し迫ってきて、小田厚をくぐる。それにしてもさっきからしょっちゅう警笛を鳴らしている。何かあるのだろうか。次は穴部、木の架線柱がいい味を出している。
狩川が右手に迫ってきて、川沿いを走る。住宅などで遮られていた視界が一気に開ける。

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次は飯田岡、見ていると車掌さんは駅に着くとホームに降りて切符を回収している。無人駅だからだろうか。しかし忙しそうである。再び住宅街に入ると相模沼田、二度目の行き違いをする。しかし大雄山線の駅は昔ながらの造りの所が多く、見ていて面白い。

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大雄山線(1)

もういい加減、同じ前ふりは止めますwww
相変わらず関東近郊のローカル線を取り上げる。
伊豆箱根鉄道大雄山線、小田原から大雄山までを結ぶ短い私鉄路線である。
小田原市、足柄市など沿線地域の足であるとともに、大雄山への観光ルートともなっている。

全線単線ながらほぼ終日にわたって12分間隔(毎時5本)で運行され、都市近郊路線並みの運転本数となっている。すべて各駅停車ではあるが、小田原で接続する東海道線や小田急線とほぼ互角のレベルと思う。駅間も短いし、これならバス感覚で気軽に利用出来るだろう。もっとも、小田急線が比較的近くを並行して走っていることから、多少の競合になることはあり得るかもしれない。ある程度のサービスレベルは必要なのだろう。

小田原駅改札口、小田急やJRなどから来るとコンコースを渡って一番南側で通路を折れて階段を下りた所にある。駅舎がリニューアルされたので入口は奇麗だが、ホームは昔のままだ。

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ホームは2面2線、1番線のホームは乗車と降車が分かれている。各駅停車が12分間隔に走るのみの路線だが、静鉄の新清水駅にも似たターミナル駅らしい配線。

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大雄山線は5000系3両編成で運転。同じ伊豆箱根鉄道でも駿豆線はいくつかの車種があり、JRから特急『踊り子』の一部が乗り入れるため185系も走行するが、大雄山線は5000系で統一されている。一応西武の系列ということだろうか、青系の塗装になっている。最初の編成は普通の車体だったが、第2編成からはステンレス車体になった。なお、当線には途中止まりの列車がなく必ず小田原行きか大雄山行きであるため、行き先の表示は両方の行き先が最初から入っていて、使う方の行き先を行灯のように中から電気で照らすようになっている(バイナリー・ヘッドマークというらしい)。通常、一つの路線であっても途中止まりがあったり、快速があったりと色々あるため、行き先表示というのは一つの幕(方向幕)に書かれていて、終点に着く度にぐるぐる回している。そいつを眺めて、「この車両が普段行かないような意外な行き先が出て来ないか・・・」と遊び心に期待してみたりするのも、ちょっと面白い所である。もっとも最近は行き先表示もLED化が進んだため、幕を回転させる必要がなく文字を一発で切り替えるだけで済むようになってきている。ちょっと面白味が減ってきたかな。
おっと、つまらない話が長くなりすぎた。

 

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5000系、地方私鉄では良く見られる18m3扉車、3両編成。行き先表示は行き先になる駅名を中から照らすバイナリー・ヘッドマーク、大雄山行きなので本来「大雄山」の文字しか見えないはずだが、上写真では西日により「小田原」の文字も見えてしまっている。

全線単線で行き違いの駅も限られており、小田原と大雄山も含めて5駅が行き違い可能(2本の列車が入れる構造)である。12分に等間隔に運行するということは反対列車とは6分おきにすれ違うことになるが、駅の配置が好都合にもマッチしており、次の行き違い駅までを6分間で走行してぴったりのタイミングで行き違いをするダイヤになっている。待ち時間もほとんど発生せず効率が良いし、非常に分かりやすいダイヤである。
小田原駅では終着の上り列車が進入してから、下り列車が発車する。上り列車が到着し、いざ出発。

踊り子

IMG_2137 IMG_2138 IMG_2141東京と伊豆半島を結ぶ特急踊り子号。新型のスーパービュー踊り子号を含め伊豆急下田行きがメインとなっているが、1日2往復、三島から伊豆箱根鉄道駿豆線(いずっぱこ!)に乗り入れて修善寺へ向かう列車も存在し、修善寺温泉や西伊豆へのアクセスもカバーしている。車両は国鉄から引き継いだ185系、伊豆箱根鉄道の車両編成に合わせ修善寺行きは5両編成と短く、車両自体もJRにしてはまあまあ普通というレベルかと思うが、線内の普通列車に使用される3両編成のローカル私鉄の車両と並ぶとやはりどこか貫禄が有り際立って見えてしまう。
河津から天城峠をバスで越えて、東京へ帰る際に利用。日曜午後の帰京列車、到着間もない時間は乗客もまばらで、特急車独特の静けさに包まれる。そんな中で駅の販売機で買ったセブンティーンアイス、好きなフレーバーのチョコクッキーに一人無心にがっつく。ああ、何とも贅沢なひとときだ。だがそれは本当につかの間のこと、そのうち帰京する団体客が押し寄せ、列車は「走る居酒屋」モードへと化していく。(笑)まあ、「こんな休日の特急にたった一人で何寂しそうにアイスなんか食ってんの?」と逆に見られるのが常だろうが。。。
国鉄から引き継いだ車両で運行していることもあり、それの置き換え次第で今後の行く末が気になる所。東京から静岡方面の特急がほぼなくなり、小田急乗り入れの「あさぎり」も今年3月の車両置き換えに合わせて沼津行きから御殿場行きに短縮されるのを考えたら、やっぱり厳しいだろうか。まあとりあえずは地道に活躍していて欲しいですな。