小田原を出てしばらくは東海道線と並行する。駅を出て少し坂を下るとすぐに緑町で、すぐに着いてしまう。小田原駅と400m程しか離れていない。そのためか市街地にあるにも拘らず、乗客の姿はほとんどない。ホームも狭い。
緑町を出ると制限25キロのきつい左カーブで東海道線と新幹線をくぐる。カーブを過ぎると加速して小田原の住宅地を行き、井細田(いさいだ)、これは読めないな。
次の五百羅漢では待っていた上り列車と行き違う。発車してすぐに小田急線をくぐる。小田急線は近隣に足柄駅があり、小田原からここまでほぼ並行している。ここから先小田急線(新宿方面)は狩川を渡って川の左岸を走るが、こちらはそのまま右岸を走る。左に山が少し迫ってきて、小田厚をくぐる。それにしてもさっきからしょっちゅう警笛を鳴らしている。何かあるのだろうか。次は穴部、木の架線柱がいい味を出している。
狩川が右手に迫ってきて、川沿いを走る。住宅などで遮られていた視界が一気に開ける。
次は飯田岡、見ていると車掌さんは駅に着くとホームに降りて切符を回収している。無人駅だからだろうか。しかし忙しそうである。再び住宅街に入ると相模沼田、二度目の行き違いをする。しかし大雄山線の駅は昔ながらの造りの所が多く、見ていて面白い。