特急『剣山』で徳島へ

金刀比羅宮詣でを終えて再び土讃線で阿波池田、そこから徳島線の特急『剣山』で徳島へ向かう。
キハ185の4両、団体と乗り合わせたようで座席はほぼ満席だった。土讃線は3両でも空いてたのに。窓際埋まってたので通路側に陣取る。キハ185、知らなかったが初めて乗ってみると国鉄仕様と分かる。サイン類は札だし、行き先も方向幕だ。

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一つ戻って佃で土讃線が左に分岐、こちらは素直に直進し徳島線に入る。並行する国道に徳島67kmの文字。
徳島線は土讃線の佃から、高徳線と合流する佐古までの67.5kmの路線である。起点の佃、終点の佐古ともに幹線と接続するも、どちらも主要駅ではなく特急も全く停車しない。そのため列車運行など実質的には起点、終点ともに一つ他の路線に入った阿波池田~徳島間となっているほか、阿波池田~佃間、佐古~徳島間ともに区間外乗車が認められている。起点、終点ともに少々中途半端なところで終わっているがための特異な形態である。佃なんかは普通列車の本数が極端に少ないためもし区間外乗車制度がなかったら一大事である。
路線名のごとく、全線が徳島県内にすっぽり収まっている路線である。国鉄時代は「徳島本線」を名乗ったが、路線もそんなに長くないし特に支線もない。昭和63年にほかの四国の路線が「本線」の呼称を使わなくなった際に一緒に徳島線になったが一番しっくりくる気がする。『よしの川ブルーライン』という呼称がつけられ、左手には吉野川の清流、奇岩も見られる。バックには山々が連なる。四万十川沿いの予土線とどっちがいいかと問われると分かれるかもしれない。
地図で見ると全線、徳島自動車道、国道192号と完全並行している。よって?沿線はほぼ途切れず人口があるようで町が続く。家並みがあまり途切れないし、国道沿いは賑やかだ。一方道路のルートが二つそれも高速並行とあって、自動車との容赦ない競争にさらされるということでもある。
ほどなくして阿波加茂に停車。乗客があったが座席がいっぱいなので、デッキに向かって行った。

吉野川は徳島へ向かって下るので、それに合わせるかのように周囲の山も開けてなだらかになっていくようだ。そういえばトンネルもあまりないらしく、まだくぐっていない。土讃線ならありまくりだが。地形によってずいぶん違うものだ。
線形は割合良く、キハ185は振り子がないものの特急はそれなりの速度で走る。
隣をゆく吉野川は中流なのか少し広くなり穏やかになったかのように見える。流域の石も小さめになり形も普通な感じだ。昔学校の理科でやったような川の流れを地で行っているかのようだ。
貞光に停車、四国の名峰、剣山の登山口にあたる駅。1500系の阿波池田行きが止まっている。

なおも川を下っていく。穴吹停車。
美しいには美しいが、なんだかあまり変わらない車窓な気がする。そんなことを言っちゃあいけないが。
おっとここで初めてトンネルくぐった。ちょー短いけど。
右側の山、迫ってたのが少し引いて田畑になってきた。川向こう左側の山も少し遠くに引いて行って山の間が広がってきた。家並みもさっきより増えた。阿波山川停車。徳島に近づいてきたのだろう。

町に入り、狭い家並みの中を邪魔そうに走る。伊那市の飯田線を思わせる光景。鴨島に停車。もう右の山も結構はなれ、線路が真ん中くらいになってきた。
住宅、工場、田畑の中を高速で走る。

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最後の停車駅蔵本を過ぎる。周囲は完全市街地になる。この先で高架になり、左から高徳線が合流する。高架の佐古駅を通過し、一つだけ高徳線に入る。本数が多いためかこの区間は両線の線路が並んでいて複線のように見える(複線ではなくて単線の線路が二本並んでいるだけ)。ほどなく終点徳島に着く。

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徳島に到着。高徳線、徳島線、牟岐線が乗り入れるターミナル駅、高徳線には鳴門線の列車も大半が乗り入れるのでそちらも利用できる。

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徳島駅前。駅ビルがでかい。

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主に徳島線の普通列車が発着する1番線。2番線の先端部、少し離れた地点にある。

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跨線橋が味のある窓。。。

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4番線の隣には徳島運転所が広がり、気動車達のねぐらとなっている。

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鳴門線のキハ40。懐かしのタラコ色!

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牟岐線方面の特急『むろと』

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