北関東の115系

北関東の乗り鉄をしてきました。東京につながる高崎線、宇都宮線はとうに新車に置き換えられ、209系転属で113系が一掃されてしまった房総地域と、かなり車両置き換えが完結に近づきつつある首都圏。今は日光線、黒磯方面の宇都宮線、長野エリアの路線なども置き換えが進んでいますが、両毛線、信越線といった群馬方面の路線はなんとかまだ免れているようです。昔ながらの115系、車体は新しいものの急行型165系の足回りを流用した107系、味のある古き良き国鉄車が活躍してますね。観光地も多いですし個人的にはたまに来たくなる所です。

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東武乗りつぶし(3)

桐生線を訪問すべく東武佐野線を佐野まで戻る。そこでJR両毛線に乗り換え、さらに桐生で上毛電鉄に乗り換えて赤城へ向かう。というわけで今回東武鉄道が登場しないがまあ旅の一部として書かせてもらおう。
両毛線は高崎〜小山間、北関東を東西方向に結ぶ路線。起点の高崎で高崎線、終点小山で東北本線とそれぞれ接続し、両線を繋ぐ路線ともなっている。もっとも列車は県庁所在地前橋を控える高崎側だけが1時間に3本くらい、全体で見れば1時間に1本程度ののんびりとした運行ペースである。東武鉄道の北関東路線網とかなり被っており、伊勢崎で伊勢崎線(同線の終点でもある)、佐野で佐野線、栃木で日光線と接続している。桐生市付近では東武桐生線が通るものの、同線は両毛線と直接接続しておらず乗り換えは出来ない。基本的に東武は浅草からやってきて、館林や太田で枝分かれして各方面へ向かって行くのでどちらかというと対東京輸送がメインで、対する両毛線は北関東地域専門といった感じで役割もまたちょっと違うだろう。
北関東の町は佐野、足利、桐生、太田、伊勢崎と、一定の人口があり産業も発展した都市(特に太田市は戦前から富士重工の企業城下町として有名)が連続しており、それに呼応するように鉄道もこれだけの路線網を抱えている。立体交差化も進み高架駅になっているところが多く、そんな眺めの良い所から見渡す町の風景は(あくまで「それだけ見れば」ではあるが)目を見張るものがある。しかし運行ペースはどれも1時間に1、2本、乗客数も今ひとつといったところだし事実減少も著しい所がある。東武伊勢崎線足利市駅(両毛線の足利駅と並んで足利市の中心部にある。特急停車駅)に至っては、以前1日平均乗降客数は1万人程度だったのだがここ10年ほどで大きく落ち込み、1日6千人台と半減しそうなレベルである(両毛線の足利駅もここ10年間でやはり減少している)。東西方向は以前から、道幅の広い国道50号線が両毛線に沿うように結んでおり、加えて最近は高速道路の北関東自動車道が全通した。交通の流れもそうだし、この辺りも中心街の空洞化は避けられないだろうか。

足利市内を過ぎて桐生市へ。このあたり一帯はちょうど関東平野の北端に当たり、進行方向北側は山で主に線路南側に市街地が続く。高架駅に桐生に着く。わたらせ渓谷鉄道の始発駅にもなっておりJRのホームを間借りするように乗り入れている。旧国鉄足尾線であり足尾銅山方面へ向かうローカル線、しかし始発駅はどうにも都会過ぎる。そんなこと言っても仕方ないが。

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駅前の様子。

 

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駅から伸びる通りを北へ少し歩くと上毛電鉄の西桐生駅、そこから東武桐生線の終点赤城まで移動する。レトロな駅舎が特徴。

 

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上毛700型。元は京王井の頭線の3000系。以前は東武3000系が譲受され使用されていたが老朽化で代替された。