御殿場線

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個人的に、東京から日帰りで行けるローカル線として気に入っていて二回程乗っている。当初の東海道線で、国府津駅から分岐して松田、御殿場、裾野を経て、沼津で再び今の東海道線に合流する。首都圏にかかっていて沿線人口は少なくなく、松田駅で接続する小田急線からロマンスカー「あさぎり」が乗り入れており賑わいも見られる。だが全線単線で普通列車は2両〜4両編成の列車が、1時間に1、2本程度走るだけのローカル色強い路線である。また、国府津駅を含め周囲はJR東日本だが、御殿場線はJR東海(なので東日本の駅から乗る際にSuicaは使えない)で、東京駅から東海道線経由で乗り入れる普通列車もあったが今は1日1本しかないなど、周囲から孤立している感の強い路線でもある。2012年3月のダイヤ改正ではついに東京駅乗り入れ廃止、小田急乗り入れも縮小されるなど、さらに孤立の度合いが高まりそうである。
松田辺りから、進行方向右手の窓から寄り添ってくる東名高速を見上げながら、川をさかのぼりつつの山越えルートになっていく。沿線は緑へと変わる。東名高速は勾配を極力緩めにする意図もあるのか、高架橋も用いながら相当高い所を通っている。山北駅付近は桜の名所で、駅周辺の沿線は文字通り桜のトンネルとなり、この頃は列車も見物客で満員状態になったりする。そして路線は蛇行する川を渡ってはトンネルをくぐるという、いかにも山岳路線の様相を呈す。近隣の箱根登山電車に比べたら迫力に欠けるだろうが、それなりに楽しめる路線と思う。御殿場から先は富士山麓を沼津へ向けて下っていく。こちら側の沿線はさほど険しくなくずっと町が広がる感じだが、快晴ならば進行方向右手に富士がドカッと構えて出迎えてくれる(はずだ…)。新幹線をくぐって、海沿いの街らしい雰囲気になってきたら終点沼津に到着。約1時間半の、ちょっとした旅である。(2011年7月訪問)