岡山へ

備前片上を過ぎる。ちょっと高い所を走り、眺めがいい。瀬戸内海に面した山に囲まれた小都市、という感じか。

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伊部(いんべ)、難しい駅名。ここで213系とすれ違う。黄色ばっかりになったこの地域では珍しいステンレスカーで、銀色の車体にブルー系の帯という異色の存在である。元々は瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」用として、岡山と高松を結ぶ足として活躍した車両だが、近年跡継ぎの5000系、223系5000番台が登場し、以後岡山周辺の普通列車にもっぱら使用されている。
側線があったのか、構内は広い。

山陽新幹線が並行する所が有るが、よく見ると池の上を通過している。

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香登(かがと)、長船と過ぎて行く。岡山市街が近づいて来たのと夕方ラッシュにかかったということで、各駅乗る人が増えてくる。もう6時である。しかし赤穂線も難しい駅名が結構多い。邑久(おく)もちょっと難しい名前。
西大寺、ますます人が増える。昔ながらの湘南色の電車とすれ違い。今や貴重な色だ。
東岡山で赤穂線は終点になり、ここで山陽本線に合流する。ただし赤穂線の列車も原則山陽本線岡山か、その先へ乗り入れる。高島でまた人がどっと乗る。かなり立ち客が出ている。こちらは窓側のボックス席に陣取っているのでそんなに気にはならないが。西川原・就実(にしがわら・しゅうじつ)を過ぎる。妙な名前だが新設された駅で就実大学が駅近くにある。

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岡山市外が車窓に広がり始め、旭川を渡っていよいよ岡山へ。この日はここで一泊する。『ながら』で車中泊だったので2日ぶりに床で寝られる。というか、ここまで来るだけでもだいぶまた書いてしまったな。

 

というわけで今日の夕食。岡山ご当地B級グルメ『デミカツ丼』

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おまけ。夜の岡山市中をぶらついていて遭遇した、岡電バスの回送。すみません回送中です!回送表示にも色々あって、時にこう丁寧な言い回しで書かれている所まである。英語表記がある所では「Sorry Out of Service」となっている所もある。

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山陽道へ

播州赤穂発の列車に乗り赤穂線をさらに進む。ここからは車両も変わり、ここまで大阪近郊のネットワークということでそちらの新車が走っていたのが、ここから先は国鉄からの113系、115系などが天下を握る所である。まあ、別にそれだけならいいんですが・・・。ここ最近のカラーリングがねぇ、見事なまでに真っ黄色なんですね。少し前までは国鉄そのままの色とか、塗り替えられたにしてももう少し落ち着いた色(後で取り上げますが)とかいたんですけどね、ここ最近急に、コスト削減でしょうか、真っ黄色への塗り替えが進んだようです。しかしなんでまた黄色なんでしょうか。幸せの黄色い・・・とかあやかったんですかねw
まあ、ちょっと乗るだけなら大して気にならないでしょうが、これから岡山、広島、山口と中国地方をずっと通り越して行く訳ですから長くお世話になる訳でして。乗換駅の旅にまあ見ることになるわけですね。
相方も揃って二人げんなりしておりました。。。まあ、そんなに気にしても仕方ない話でありますが。

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ともあれ黄色い列車で出発。しかし乗ってしまえばなんてことない国鉄車両。むしろすっかり新車に変わってしまった首都圏、大阪圏から来たものにとっては、久々に昔ながらの車両に乗れて、なんだか懐かしいというか、ほっとする所もある。中国地方では当面は活躍することになるだろうか。

住宅街、工場と入り交じる地域を走る。海沿いとあって地の利があって工業地として発展しているんだろうか。
ところでさっきから戸袋の中でクモさんが上へ下へと行ったりきたりしている。よく見ると巣を張っている最中のようだった。端から見てると上へ下へと動いているようにしか見えないが、しばらくしてよーく見てみると小振りながらしっかりした巣が出来上がっていた。ついでに戸袋の中には蚊らしいのが一匹飛んでいて、早速対決と相成った。狭い中でやっとやっと逃げ回るも、クモも持ち前の糸を武器に自在に動く。何度か取っ組み合いになるが最後は力つき、御用となった。

さてそんな自然界の戦いをよそにこっちは能天気に楽しんでいる。先にも少し触れたが瀬戸内海というのはなかなか険しい所で、リアス式海岸という感じで海のそばまで崖のように山が迫っている所が多い。海近くを走っているものの相変わらず海はほとんど見えず、山々かトンネルをくぐる所が多い。ただ、沿線はそんな中を塗ってちょっと窮屈そうに工業地や小都市が続いていて、人口、乗客とも結構多い。

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ぱっと海が見えて立派なフェリーも止まっている所に出る。日生(ひなせ)、小豆島フェリーがここから出ている。

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播州赤穂へ

加古川から新快速に乗り播州赤穂へ向かう。姫路までノンストップであっという間に到着。ここから各駅停車になる。しかし西に進むに連れてゲリラ豪雨が一層激しくなり、各駅ホームは大粒の雨がまさしく「バケツをひっくり返した」ように大量に激しく叩き付けている。もしホームに降りたら即ずぶ濡れ、靴の中もびしょびしょになりそうだ。車窓の視界も非常に悪い。網干では直上で雷が鳴ったのか、音にビビる。

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しかしそんな悪天候も列車はものともせずに走る。ダイヤ乱れはほとんど起きていないようだった。相生で山陽本線を離れ、赤穂線に入る。山陽本線は山の方、赤穂線は海の方を通り、東岡山で再び合流する。しかし海の方とはいったものの、べったり海沿いを走っているわけではなく結構山間部を通り、トンネルも多い。一応途中まで海の近くを通ってはいるが、それでもほとんど見えない。瀬戸内海特有の地形で、平地が少なく海近くまで山が迫っているというところもあろう。

相生から少し行くと播州赤穂に到着。赤穂浪士で名高い赤穂の町の代表駅。赤穂線自体も全線通しで運行される列車はなく、ここで乗り換えが必須である。

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列車の乗り換えはタイムリーに接続しているが、せっかくなので一本遅らせて周辺をぶらぶらしてみることに。ゲリラ豪雨で一時はどうなることかと思ったが、なんとか止んでくれた。一安心。構内には忠臣蔵ゆかりのものも多い。気持ちはまあ良く分かるのだが、ちょっとびっくりするかも。

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そしてなんとヒーロー化まで。。。

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駅の外へ。落ち着いたとはいえちょっと小雨だったので駅前だけにしておく。駅から少し南、海の近くへ向かって行くと赤穂城がある。

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