トワイライトエクスプレス運行終了

JR西日本が大阪〜札幌間で運行しているトワイライトエクスプレスが来年春で運行終了だそうですね。
乗ったことはないですが北斗星を凌ぐ距離を走り運行時間長く、設備的にも豪華さがましたような感じがして憧れではありました。走行時間21時間、大阪を堂々真昼に出るダイヤです。
廃止理由としては車両の老朽化。北斗星なんかもそうですが寝台車の年齢は結構古く近くで見るとちょっと痛々しさを感じることも…。通常なりら更新なり新型に置き換えるところでしょうが、なにぶん特殊用途で日常の通勤通学列車にはほぼさっぱり使えないだけにまあ簡単にはいかないところでしょう(まあ国鉄時代なら客車列車というやつが地方で主力になってましたが今はほぼ絶滅しましたしね…)。東日本では1999年にカシオペア用E26系が新製されましたが従来型の寝台特急としてはあれが本当に最後の新型車両となりそうですね。あとはJR九州でクルーズトレインのななつ星が運行開始されましたが、これからはあんな感じで移動手段というより旅行商品と位置付けて価値を思い切り高めて売り出す方向に行く感じでしょうかね。

ムーンライトながら(3)

岐阜を過ぎると西岐阜、穂積と通過して終着大垣である。

IMG_6965

長良川を渡る。

 

IMG_6966

樽見鉄道が合流する。東大垣駅を通過。

 

IMG_2975

IMG_6970

そして5時51分大垣着、接続列車は網干行き快速。5分の接続。
乗り換えた列車は223系4両編成。いつも思うが接続列車はムーンライトながらの編成よりもはるかに短く必ず混んでいる。座れずに立つ人がかなり多い。着席を狙って、いわゆる「大垣ダッシュ」が展開される。京阪神まで直通するとあってどのみち途中で増結するので最初から8両以上にしておけばよいのにと思うが。
ともあれ、これで神戸へ移動する。

ムーンライトながら(2)

『ムーンライトながら』の旅が始まる。すでに混んでいるかと思ったが意外とまばらで、東京方面からの乗車は少なく、多くの乗客が小田原から乗るようだ。窓側をとっていただけに通路側に人がすでにいたら気を遣うなと思ったが誰もいなかった。一安心。やはり18きっぷの効力をみな考えてのことのようだ。

深夜帯走行ということで小田原発車後に放送が入った後、名古屋まで車内放送はなくなる。途中沼津、静岡などに停車し乗り降りが出来るので、降りる人は乗り過ごさないようにとの注意が入る。また乗務員が何度か車内を通ったが、特に検札する様子もないようだった。ということで眠りにつくのだが、座席である上に騒音も大きいので、どうも気になってしまう筆者は案の定さっぱり眠れない。海外への飛行機でもしっかり眠れた試しがない。あいにくモーター車だったので走り出すと騒音も余計大きい。また犯罪対策として車内灯が暗くならないので(その方が良いが)明るさも気になってしまう。これじゃあなんだか「一生懸命目を閉じている」という感じだ。まあ、指定券入手が困難なこの列車、乗れるだけでも有り難いと思うべきであるが。ちなみに周囲を見るとアイマスクをしている人もいた。車内灯が気になるならそれも有効だろう。

それでも一応眠いことは眠いのでいつの間にか眠っていて、ふと気がつくと沼津、静岡と駅に止まっていたりするが、まあ熟睡できるものではない。リクライニングするとはいえ座ったままだから変な姿勢になって首が少し痛くなったりするものだ。少し寝たり、眠れずに音楽聞いたりしながら過ごす。

IMG_2961

静岡では在来線もさることながら新幹線ホームも灯りがついていた。発車すると保線をやっているのが見えた。
気がつくと浜松に停車していた。ここは長時間の停車、しばし静かになるので眠るチャンスだ。と思ったが、発車時刻近かったらしくすぐに発車した。高架で浜松市街をみながら進む。しかしマクドナルドはこんな夜中も眠らない。今日も街中にはMマークが光る。
また寝ているうちに豊橋を通過、時刻はまだ4時頃、名古屋着5時20分で、名古屋までそんなに距離はないがだいぶハイペースである。案の定、4時18分頃に共和で運転停車、ここで長時間止まるようだ。貨物列車に抜かれる。停車中に空が白んできて、4時50分にようやく発車。夜が明けた名古屋周辺の市街地をいく。5時になる前に熱田にきてしまったが、と思ったらやっぱり熱田でまたも運転停車した。
隣のホームにはながーいコンテナ貨物が停車していたが、やがてのそのそ動き出した。

IMG_2968

 

熱田を出たところで「おはよう放送」が入り、名古屋着。新幹線はまだ始発前。見慣れない保線の車両が走っていた。5時とあって明るいことは明るいものの、まだ街も動き出す前といった感じでひっそりしている。

IMG_2969

IMG_2970

 

用を足すついでにデッキで朝日を眺める。眩い。

IMG_2974

 

岐阜の朝の様子。

IMG_6958

 

岐阜到着、次はもう終点の大垣だ。

IMG_6961

ムーンライトながら(1)

小田原駅でコンコースに出る。箱根登山、大雄山線とも終電は終わり、東海道も上りは終わりで、下りは23時54分の沼津行き最終普通、その後0時19分の熱海行き最終普通で定期列車は終わる。『ムーンライトながら』はその後にやってくる。

さてこの『ムーンライトながら』、元をただせば通称「大垣夜行」として毎日運転されていた夜行の普通列車で、1996年に夜行快速『ムーンライトながら』に変わり、自由席の普通列車だったのが一部指定席になった(指定席料金510円)。それでも長らく毎日運転、指定席の確保も最難関であった。が、どういうわけか2009年から臨時列車になってしまい、現在は限られた期間しか運転されなくなっている。それでも猛烈な人気ぶりは変わりなく、指定券の入手は困難である。乗車日の一ヶ月前になれば駅で発売開始されるが、そんなに早く出向いても「完売御礼」という事態も有り得る列車だ。いきなり駅へ行くのではなく、「えきねっと」などを使ってネットで事前に申し込むのが得策だ(それでも保証される訳ではないが)。

もう0時近いというのにコンコースには結構人がいる。ベンチに座っていようと思ったが全部埋まっている。しかも、0時が近づくにつれだんだん増えてくる。大概がトランクなど旅と思しき荷物を持っている。これ、あきらかに『ながら』狙いだろう。やっぱり根強い人気のようだ。それに皆、翌日の日付になる小田原から乗ろうということだろう。青春18きっぷは5回分の普通列車乗り放題の乗車券で、1日分に1回使用とカウントされ、乗車駅あるいは車内でその日の日付の入った印が押されることになっている。なので基本的に、翌日にまたがって利用する場合深夜0時を過ぎて日付が変わった後の最初の停車駅から、翌日分(2回目以降)の利用としてカウントされる。快速『ムーンライトながら』の場合、列車自体の始発駅は東京駅であるが発車時刻が23時10分であり、横浜〜小田原間を走行中に日付が変わってしまう。小田原より手前の停車駅である東京、品川、横浜から青春18きっぷで利用した場合、2回分が必要になってしまう。むろんそれで構わないならそうして良いのだが、青春18きっぷは1回分2,300円で、その日の普通・快速列車でどこまでも行ける切符である。その効力を生かすのであれば、『ながら』には小田原から乗車するか、あるいは東京、品川、横浜から乗るにしても小田原までは通常の切符を別に用意し、小田原で18きっぷを使用開始にするのが有効である。

そして見ていると小田原駅の駅員も、18きっぷ利用で『ながら』の乗車が多いのを見越して、18きっぷとながらについての案内を繰り返し、改札も0時過ぎてから行う体制のようであった。18きっぷは自動改札は使えず、駅員を介さないと通れない。0時近くなってきて、18きっぷでのながら利用者は窓口前に並ぶように案内されて、列を作り始めた。駅側ももうこの対応はお決まりのものとして、組み込んでいるようだ。

IMG_2920

発車案内、最終列車の後に「ムーンライトながら」の表示が。

日付が変わると開店時間といわんばかりに、駅員が18きっぷとながら乗車券の改札を始めた。 さて私も列に並んでホームに入るとしよう。いやあ、ここでこんなに人がいるとこれからどうなることやらといった感じだ。
そういえば指定券を買う時に『ながら』の乗車日を間違えてしまったらしく、日付を変えてもらうように改札で言われて離脱している人もいた。夜の乗車ということでついついやってしまいがちなのだが、小田原から乗る場合の『ながら』の日付は「翌日」である。例えば8月1日の夜に出発して小田原から『ながら』に乗ろうという場合、実際に『ながら』に乗るのは「8月2日の午前0時31分」になるので、その日時で指定券を買わなくてはいけない。つい「8月1日」で指定券を買おうとしてしまうが、それでは乗ることができないので要注意である。なお、上述したように小田原より手前の東京、品川、横浜から『ながら』に乗る場合は日付が変わる前の乗車になるので、気にせずに8月1日乗車として買えば良い。

下りホームの3、4番線に降りる。上り列車は既に終っているので、ホームは回送だらけ。定期列車はこの後0時19分の下り熱海行き最終のみ。すぐ隣が大雄山線のホームだがそちらは駅、停泊の電車とも完全に消灯してすでにゴーストタウン、ならぬゴーストホーム?と化している。

IMG_2923

IMG_2922

IMG_2927

停車中の回送、何気にE217系だったりする。

 

IMG_2938

大雄山線ホーム。本日の営業は終了、車両も休んでいる。

 

IMG_2931

天下の東海道線だけに貨物輸送もさかんで、さっきから営業列車に負けないくらいに貨物列車が行き来している。夜遅く、といいたいところだが昼間は営業列車が多く、むしろ夜遅い方が邪魔なものが少なくて走りやすいかもしれない。

 

IMG_2943

IMG_2948

案内放送が入り、闇の中から活気ある音を立てて、いよいよ『ながら』のおでましだ。特急車189系を使った10両編成。これで一路大垣を目指す。

なつかしネタから

またまた写真整理でのなつかしネタから。2003年当時の夜の東京駅にて。東京駅の夜行列車発着拠点であった9、10番線での写真です。

東京駅10番線

当時の東京駅10番線。関西、九州方面への夜汽車の拠点でありました。まだ「大分・熊本」の文字がしっかり入っていますね。今はもう「出雲市・高松」までですからね。

 

急行銀河方向幕

急行銀河テールマーク

寝台急行『銀河』、東京〜大阪間を結んでいたブルートレインの寝台急行列車、2008年に廃止。この頃はまだ夜の東海道はブルトレ街道だったんですね。筆者、それらには一度も乗らずに終りましたが。。。

 

373系車両

当時の夜行快速『ムーンライトながら』、筆者はこっちに乗りました。今は臨時列車になっていますが当時は毎日運転、車両もJR東海の特急車373系が使用されていました。当時大盛況だったのに臨時になってしまうとは意外な変化でしたね。

 

ムーンライトながら 電光掲示

発車案内。下りは小田原から先が一部自由席になっていましたが、そうなるともう通路まで乗客でびっしり、通路に鞄を置いて座っていましたね。

ムーンライト信州乗車記

100_0100

もう10年も前のことになるが、ムーンライト信州に乗ったことがある。新宿から中央本線、篠ノ井線、大糸線を経由し白馬へ向かう臨時の夜行快速列車である。主目的と言えば北アルプス方面の登山、観光向けだろうが、早朝に長野県に着くということで移動手段としても使える列車である。中央西線の初乗り狙いでもあったので、松本まで行ってそこから中央西線の始発で名古屋方面へと向かう計画であった。きっぷは青春18きっぷを利用した。

新宿23時54分のムーンライト信州81号に乗車する。5番線発、中央線の特急ホームは当時まだ5、6番線だったんだなぁ。今はNEXなどが発着するホームとなっている。車両は183系国鉄色だ。

100_0106

100_0102

100_0107

 
時刻はまだ23時台、夜遅い時間ではあるものの、残業やら飲みやらでこれからようやく帰宅という人々もまだまだ多いはずだ。山手線や中央線はまだ普通に動いている。特にこの時間の中央線といえば深夜の下り高尾行きで寝過ごして、終点高尾まで行ってしまう乗客が多いことで有名である。夕方6時、晩飯時にやるテレビニュースで特集ネタになっていたこともある。高尾まで行って戻れるのだったら良いのだが、悲しいことに深夜の上り高尾発は早く終ってしまう一方で下りは高尾行きが多いため、本当に罠にはまりやすい。今日も寝過ごして高尾で起こされるヨッパライが出るのだろうか。しかし前は面白半分そんなニュースを見ていたものの、今や自分もすっかり同じ立場、もう笑えたものではない。
そんな調子で営業する中央線があるかと思えば、お隣の埼京線はなんともう店じまいの時間になってしまう。真っ暗なホームに、車内灯を消した電車が不気味な雰囲気で既に眠りについている。新宿〜池袋間は、貨物線を走る関係か知らないが営業時間が短く、朝は6時過ぎから始まり夜は23時台には終ってしまう。6時前と0時以降の埼京線は池袋で折り返しとなり、新宿から埼京線に乗るには山手線で池袋まで行って乗り換えなくてはならない。かつての赤羽線状態だ。

ともあれそんな雰囲気の新宿駅を発車、まだバリバリ深夜営業中の中央線を走る。世界一の繁華街新宿、今日もネオンはきらびやかだ。こんな夜の大都会の風景、クリスタルキングの『大都会』でもでっかい声で歌ってやりたくなりそうな光景に囲まれつつも、今から旅に出るというのもとても妙な心地だ。本当に寝てる間に長野まで連れて行ってくれるのか。白馬行きといいながら、どっかその辺の車庫で一夜を明かすことになりはしないか、と心底不安になる(うそつけ)。
でも列車はそんなことは構わずに夜の中央線を走る。30分ばかり走れば高尾を過ぎ、都会の光景も薄らいできて山の中へと入って行く。もう夜なので灯りが多いか少ないか、全く見えなくなったかで雰囲気を感じ取るしかないが。

真っ暗だし時間も遅いので、検札が終ったら寝る。しかし、どうにも車内の空調が利き過ぎなのか、寒い。なかなか寝付けない。それでもある程度は寝たのか、多くの区間のことはすっ飛んでいる。はっきりしてきたのは諏訪辺りに来てから。この列車の終着は白馬だが、自分は松本で降りるので寝過ごしてはまずい。岡谷の当たりで寝ないように立っておく。しかしそれでも眠気が襲ってきて少しこっくりしている。夏ではあったが時刻はまだ午前4時台、さすがにまだ真っ暗だ。

 

100_0108

塩尻では特に接続列車もないのに、時間調整か10分近くも停車した。ここから中央西線が始まり、そちらへ向かう予定なのだが同線の普通の始発は朝7時近くまで来ない。それに列車は松本始発ということなので、松本まで行って朝飯を食べて戻ってくるつもりであった。ちなみに中央東線、篠ノ井線の始発は6時頃なので、4時という時間ではそれらの始発に乗るにもまだ時間がありすぎる。

篠ノ井線を少し走って松本に到着。上野おばさんの「まつもとぉ〜、まつもとぉ〜」の到着アナウンスで、思わず吹き出しそうになって一気に目が覚める。(笑)上野おばさんとは、アニメ声優、ナレーションなどで活躍されている沢田敏子さんの担当するJRの一部駅のアナウンスのこと。上野駅の「うえのぉ〜、うえのぉ〜」の独特な放送が注目を浴びた(?)ことでそんな名前がついて有名になった。
中央西線の始発までだいぶある。このままいても仕方がないのでとりあえず外に出て、やっていたコンビニで朝飯を調達、少し早いが腹に入れておく。こんな時間でまだどこもやってないし眠いがとりあえず中央西線を待つ。空が白んで列車も町も動き出してきた。