伊勢路(7)

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賢島を散策して昼食、伊勢うどんなるものを初めて食べた。大変太くかなりもちもちの麺が、濃いめの甘辛なたれに浸かっている。見た目はまあうどんっぽいが、食べた感じはあまりうどんらしからぬ、ちょっと一風変わった味。
特急も出ているが、今回は普通で戻る。特急を使わず新幹線もこだまにしたので、そろそろ出ないと時間が厳しい、ということでこれから帰路の始まりである。
11時45分の白塚行きで賢島を後にする。時刻表によると伊勢中川で松阪始発の名古屋行き急行に連絡するようだったので、松阪からその急行に乗ることにした。そこまででも1時間半、結構な距離だ。とりあえず来た道を戻っていく。なんか眠た〜くなりそうだ。
宇治山田に戻ってくるとまた本数が増える。この先は通過待ちがあり、本数の割に抜きどころがあまり多くないので結構待たされる。明星で早速特急を1本退避、櫛田では特急、急行、特急と3本に抜かれた。明星では長く止まるので写真でも撮ろうかなと思い、ホームに降りたらなんとドアを締められ、呆然。開かず発車したらどうしよう・・・と思いつつ近づいていったら開けてくれた。やれやれ。どうやら停車時間の長い駅では一旦全てのドアを閉めてしまうようだ。もちろん乗り降りが有るときや、発車の直前には再度開けてくれる。大概、私鉄では一部のドアだけを開ける機能があって寒い日の長時間停車時に使われているが、近鉄の車両にはそれが備わっていないようだ。ともあれ誤解を招いてはいかんのでもう降りるのはよします。
そんなこんなで13時14分松阪に到着、普通を見送り19分発の急行に乗り換える。クロスシートの多い名古屋線急行だが、この列車は珍しく全車ロングのようだった。よく見ると世代の違う車が一緒になっているのか、車体の大きさが違い編成が異様にデコボコしている。トイレは付いているんだろうか?まあこれで名古屋までハイスピードで戻れます。

伊勢路(6)

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宇治山田までは本数の多い近鉄も、そこから先は特急と普通電車が30分に1本ずつくらいしかない。普通電車は短い2両編成のワンマンカーである。
山間を勢い良く走ったと思うとぱっと海沿いに出て鳥羽。真珠で名高い観光地である。天気が良ければ気分爽快だろうが、今日はあいにくの天気で海もちょっと白波が立っている。JR参宮線が乗り入れているが同線はここまでで、ここから先志摩方面への鉄道は近鉄しかない。ミキモト真珠島、鳥羽水族館などが左手に見えてくる。
ほとんど複線だが途中一部単線になっていて、海と山に挟まれた狭い土地を、家に挟まれたり短いトンネルをくぐったりしながら進む。ちょっとローカル色濃くなる。ただ、本当に海沿いなのは鳥羽周辺と終点賢島くらいで、大部分は海から外れた山越えコースである。途中長いトンネルを通過し、かなりのスピードを出した。乗客が少ないせいか、どの駅でもドアを開けたかと思うとすぐに締めて発車してしまう。ちょっと早すぎはせんか。
トンネルを出ると再び海へ向けて少しずつ山から離れていく。志摩磯部、鵜方は特急が停車し、結構大きく周囲も賑わっている。鵜方は志摩スペイン村の最寄り駅でもある。志摩神明を出ると次は終点、賢島。観光船が発着する志摩の観光拠点の一つだ。商店街らしきものがないようで店もあまり多くはなく、その辺はちょっと寂しい気もする。ちょっといくとホテル群があり、どちらかといえばリゾート、クルーズなどが中心とされてきたのだろう。小高い山に登っていくと真珠貝供養塔がある。
賢島は名前の通り独立した島だが、本州との境の海はちょっとした川みたいな程度しかない。橋もその辺の川にあるような橋で渡るだけなので、言われなければ気づかないだろう。線路沿いに国道が通っているので、歩いて渡ることもできる。