伊勢路(7)

IMG_3929

IMG_3955

IMG_3966

賢島を散策して昼食、伊勢うどんなるものを初めて食べた。大変太くかなりもちもちの麺が、濃いめの甘辛なたれに浸かっている。見た目はまあうどんっぽいが、食べた感じはあまりうどんらしからぬ、ちょっと一風変わった味。
特急も出ているが、今回は普通で戻る。特急を使わず新幹線もこだまにしたので、そろそろ出ないと時間が厳しい、ということでこれから帰路の始まりである。
11時45分の白塚行きで賢島を後にする。時刻表によると伊勢中川で松阪始発の名古屋行き急行に連絡するようだったので、松阪からその急行に乗ることにした。そこまででも1時間半、結構な距離だ。とりあえず来た道を戻っていく。なんか眠た〜くなりそうだ。
宇治山田に戻ってくるとまた本数が増える。この先は通過待ちがあり、本数の割に抜きどころがあまり多くないので結構待たされる。明星で早速特急を1本退避、櫛田では特急、急行、特急と3本に抜かれた。明星では長く止まるので写真でも撮ろうかなと思い、ホームに降りたらなんとドアを締められ、呆然。開かず発車したらどうしよう・・・と思いつつ近づいていったら開けてくれた。やれやれ。どうやら停車時間の長い駅では一旦全てのドアを閉めてしまうようだ。もちろん乗り降りが有るときや、発車の直前には再度開けてくれる。大概、私鉄では一部のドアだけを開ける機能があって寒い日の長時間停車時に使われているが、近鉄の車両にはそれが備わっていないようだ。ともあれ誤解を招いてはいかんのでもう降りるのはよします。
そんなこんなで13時14分松阪に到着、普通を見送り19分発の急行に乗り換える。クロスシートの多い名古屋線急行だが、この列車は珍しく全車ロングのようだった。よく見ると世代の違う車が一緒になっているのか、車体の大きさが違い編成が異様にデコボコしている。トイレは付いているんだろうか?まあこれで名古屋までハイスピードで戻れます。

伊勢路(6)

IMG_3926

IMG_3941

IMG_3953

宇治山田までは本数の多い近鉄も、そこから先は特急と普通電車が30分に1本ずつくらいしかない。普通電車は短い2両編成のワンマンカーである。
山間を勢い良く走ったと思うとぱっと海沿いに出て鳥羽。真珠で名高い観光地である。天気が良ければ気分爽快だろうが、今日はあいにくの天気で海もちょっと白波が立っている。JR参宮線が乗り入れているが同線はここまでで、ここから先志摩方面への鉄道は近鉄しかない。ミキモト真珠島、鳥羽水族館などが左手に見えてくる。
ほとんど複線だが途中一部単線になっていて、海と山に挟まれた狭い土地を、家に挟まれたり短いトンネルをくぐったりしながら進む。ちょっとローカル色濃くなる。ただ、本当に海沿いなのは鳥羽周辺と終点賢島くらいで、大部分は海から外れた山越えコースである。途中長いトンネルを通過し、かなりのスピードを出した。乗客が少ないせいか、どの駅でもドアを開けたかと思うとすぐに締めて発車してしまう。ちょっと早すぎはせんか。
トンネルを出ると再び海へ向けて少しずつ山から離れていく。志摩磯部、鵜方は特急が停車し、結構大きく周囲も賑わっている。鵜方は志摩スペイン村の最寄り駅でもある。志摩神明を出ると次は終点、賢島。観光船が発着する志摩の観光拠点の一つだ。商店街らしきものがないようで店もあまり多くはなく、その辺はちょっと寂しい気もする。ちょっといくとホテル群があり、どちらかといえばリゾート、クルーズなどが中心とされてきたのだろう。小高い山に登っていくと真珠貝供養塔がある。
賢島は名前の通り独立した島だが、本州との境の海はちょっとした川みたいな程度しかない。橋もその辺の川にあるような橋で渡るだけなので、言われなければ気づかないだろう。線路沿いに国道が通っているので、歩いて渡ることもできる。

伊勢路(小ネタ)

IMG_3796

IMG_3804

IMG_3896

伊勢土産の代表といえば言うまでもなく赤福。本店は伊勢神宮内宮にあるおかげ横丁に構えているが、むろん圏内どこの店でも売っておりまず目立つ存在である。
土産屋で目立つだけではない。駅でもまるで「お忘れなく!」と言わんばかりにしっかり目立っている。伊勢市、宇治山田、伊勢中川、この辺りの駅のベンチの広告はみな赤福なのだ。右も左も、赤福、赤福、赤福・・・ベンチがずらりと並べば、赤福もずらりと並ぶ。素晴らしい程徹底的に赤福なわけだが、なんかちょっと気味悪いような。。。しかしまあ、こうして写真を公開するだけで立派な赤福宣伝になってしまうんだからなぁ。

上:名古屋からやってきて、伊勢中川で早速お出迎えの赤福 中央:伊勢市駅にずらりと並ぶ赤福 下:翌日の五十鈴川駅、やっぱり赤福。隣のホームにも。
あのぉ、ちゃんと買いましたから・・・

伊勢路(5)

IMG_3857

IMG_3861

IMG_3920

この日は寒冷前線が日本列島を通過するとの天気予報、ちょっと心配だったが、意外と夜のうちに強く降ってしまったのか(夜中になんかゴロゴロなってたが)朝見てみると小降りになっていた。この日は午前中内宮参拝、その後賢島へ向かうつもりでいたが予定通り運びそうである。お伊勢さんのお力かもしれない。
朝食を済ませて宇治山田駅へ歩き、バスで内宮へ向かう。外宮は駅や町に近いが、内宮はちょっと離れている。駅でいうと隣の五十鈴川(いすずがわ)が最寄り駅だが、そこからでもバスでないとちょっと遠いし、そこの列車・バスとも本数は少ないので宇治山田からの方が行きやすい。
宇治橋で五十鈴川を渡り、正宮へと歩く。休日ともなれば大賑わいだが、今日は平日だしこの天気なので参拝者は少なかった。それでもやはりお伊勢さん、一定の人は来ている。来年には二十五年に一度の式年遷宮を控えた伊勢神宮、準備が着々と進む。
おかげ横丁で赤福購入、内宮前から再びバスに乗って五十鈴川駅へ。ここから再び近鉄に乗り終点の賢島を目指すことにする。
内宮最寄り駅なのだが、宇治山田で折り返す列車が多く本数は少ない。特急も一部停車するし観光客を見込んでか駅自体は大きいが、観光客の少ない平日は閑散としているようだ。ホームに上がると誰もいない。雨でちょっと肌寒いし待合室で待つとしよう。回送列車が来ることがあり割と頻繁に列車の往来があるが、当然誰も乗ってないしドアも開けてはくれない。多分に漏れずホームには伊勢の各駅で見られる赤福ベンチが並ぶが、失礼ながら誰もいない駅で目にするとなんか空しいものを感じる。ここの改札口は今も自動ではなく、駅員にはんこを押してもらう。昔はハサミを入れてもらったものだが、いつからかはんこが主流になっている。
到着時刻が近づき、ホームに人が少し集まってきて賢島行き普通が到着。終点賢島を目指す。