花見2018

寒い日が続いていたがいきなり暖かくなってきて一気に桜の開花、お花見のシーズンを迎えてしまった。ついこないだは雪がふったというのに。全く季節の移り変わりは、最近よくわからない。

というわけで3月24日の土曜日は天候に恵まれ、桜も咲き始めて少し早いながら各地お花見日和となった。用事のついでに花見をすることにして、方角がちょうど良かったので東急線で目黒川に向かった。前にも目黒川は行っているが中目黒駅近辺しか歩いたことがなかったので、今回は大崎あたりからゆっくり長く歩いて見ようと思った。

大井町線に乗ってきたので、旗の台で池上線に乗り換えて大崎広小路駅へ。池上線も久しぶりだ。

 

最近は新型が増えた池上線だが、以前からの7700系電車もまだ現役。元は昭和37年、東横線・日比谷線の相互乗り入れに当たり、東急側の車両7000系として製造されたもの。同期である京王井の頭線の3000系、大阪の南海6000系とともに、アメリカのバッド社との技術提携により東急車輛製造の手で製造された国内初のオールステンレス車両である。この当時ステンレス車はまだまだ高価で珍しく、国電は普通鋼で路線の色一色で塗装した101系や103系が大量生産されていたが、80年代以降は国電、JR(E電?)にも普及して今や銀色の電車の方が当たり前になっている。

登場してから年月が経過し、時代背景から冷房装置がなかったこともあり昭和末期からは新型車両に代替されて日比谷線直通からは退いたが、車体がオールステンレスで腐食しておらず状態が良かったため、多くの車両は7700系に改造されて池上線などに転用されたり、一部地方私鉄に譲渡されて第二の人生を送っている。近年になって本格的に廃車が出ているがまだ全車両の引退には至っておらず、今も全車両が残っている南海6000系とともに、製造からすでに50年以上経過しても現役である様はまさに「さびない鉄人」と言える。新型は新型で技術革新、新しい設備とメリットは多いが、古い車両を大事に使うのもまた良さかと思う。

 

大崎広小路駅で下車。五反田駅から目と鼻の先にあり歩いてでも行けるほどの距離だ。山手通りに面していて目黒川も近い。山手通りといえば椎名林檎の『罪と罰』にも歌われている。あれは確か初台あたり、だったでしょうか。環状6号線に指定されていることから環6と呼ぶ人も多い。時代は流れて、今や地下には首都高中央環状線の山手トンネルが通っている。

 

というわけで早速目黒川へ。せっかく来たのですぐ近くの大崎あたりから遡って中目黒方面へ向かった。

 

場所にもよるがまだまだ三分咲き〜五分咲きくらいな感じ。川といえば橋から見る桜並木の眺めも圧巻だが、まだちょっと寂しい感じかな…。花とは打って変わって人はかなり多かったが、どこからも「まだだねぇ」の声が聞こえる。最高な状態で眺めたいのは誰も同じ、人間のワガママは際限がない…。

 

目黒、中目黒と遡るにつれてやたらと人が増えてきた。呼応するかのように桜もこの辺りまで来るとそこそこ咲いてる木も増えてきたようだった。場所や木によっても随分差があるものだ。

 

駒沢通りを越えて中目黒駅へ。毎年祭りで賑わうところでもっとも人通りが多い。この時は歩行者は一方通行にされていた。凄い人だったが綺麗だったのでゆっくり進めてちょうど良い。

近隣のお店がおつまみやお酒などを出している。チョリソーソーセージを食べながら歩く。花より団子なのは皆同じやな…。

さらに足を伸ばして大橋まで歩いた。246との交差地点で、川はこの先暗渠になってしまう。桜並木もこの辺りまで。

川沿いの巨大な円柱状の建造物は、首都高の大橋ジャンクション。前に登ったことがあるが屋上は公園になっている。こんなものまで作ってしまうんだから、人間て凄いなぁ…。(はいぃ?)

大橋からは246を走るバスで帰路へ。大崎から5kmほどとかなり歩いた。午前中は別件で出かけていたこともあって、帰って見てみると20,000歩を超えていた。最近iPhoneにFitbitのアプリを入れてからというもの歩くことにもハマっている。良い運動になった。しばらく走っていなかったが、暖かくなって来たことだしまた少し走ろうかな。

小田急ダイヤ改正

3月17日土曜日、ついに小田急ダイヤ改正の日を迎えた。複々線化を完了しての大規模な改正、ダイヤ改正なのにこんなに話題になることもなかなか無いだろう。

当日は土曜日だったが、たまたま出勤日になったので早速乗車、行きは準急柏行き、帰りは各停の成城学園前行きで帰宅。千代田線直通が大幅に増えたことが特徴で、私もそうだが千代田線ユーザーにとっては特に嬉しいことだろう。

混雑の激しい平日朝が複々線の一番の力の見せ所、誰もがイヤな通勤も変わるとなると、また妙に胸が躍るか。

朝の上りは今まで急行中心だったが、快速急行が新たに主力として設定されて、中・長距離輸送の担い手となっている。多摩方面や短距離系では、多摩線からの通勤急行と、千代田線直通の通勤準急が、今回新たな種別として追加された。各停も大幅に増発され千代田線直通の各停も初登場した。

今回の改正で、快速急行は登戸に追加で停車。通勤急行は多摩線から直通だが、新百合ヶ丘から先は、向ヶ丘遊園、成城学園前、下北沢、代々木上原、新宿に停車する。登戸は快速急行は停車する一方、通勤急行は通過するので注意。もっとも利用客の多くは多摩方面か世田谷エリアだろうし、快速急行の本数が多いので、それで棲み分けを図るという意図なのだろう。今回は通勤急行の設定も含めて多摩線がさらに強化され、多摩ニュータウンのアクセスで京王に対抗できる利便性を確保している。京王を意識したのか新宿行きの列車が中心となり、今まで多かった千代田線直通は、一転してほぼ消滅してしまった。

通勤準急は、登戸までの各駅と、成城学園前、経堂、下北沢、代々木上原に停車してその先千代田線に入る(千代田線内は各駅停車)。ダイヤ改正前の準急とは基本的に同じ停車駅だが、前の準急は朝ラッシュ時上りが特別に経堂を通過していたのに対し、通勤準急は停車することになった。経堂では朝の上りは各停しか使えなかったので、今回通勤準急が選択肢に加わったことになる。

準急は通勤時間以外に主に運行されるが、今回から狛江、祖師ヶ谷大蔵、千歳船橋が停車駅に加わっている。世田谷西部を強化することになったほか、狛江市は特に狛江駅も含めて各停しか停車しなかったので、やっとの準急停車で特に喜ばれたようだ。(もっとも朝ラッシュ時の上りは通勤準急となり、狛江は通過するので残念ながらやはり各停しか使えないが…)なお、急行の停車駅は今までと変わっていない。

改正後の平日に乗った印象としては、各停は大増発により昼間と同じくらいの乗車率になり(成城までならば、うまくいけば座れるかもしれない)近距離は、特に通勤が楽になったと感じる。千代田線直通ということで通勤準急にも乗ってみたが、成城の時点では余裕があったものの経堂停車になった分乗客が増えて、結局は以前の急行とあまり変わらない混雑という印象だった。今回は、複々線化による混雑緩和が一番の注目の的だ。まだ様子見で乗客の側も今後通勤で乗る列車をこれから固定し始めるだろうし、今後の状況次第ではダイヤの微調整もあることだろうが、今後の展開が期待されるところだ。

夕方〜夜間の帰宅ラッシュ時を中心に、千代田線から直通の急行伊勢原行きが新設された。千代田線直通は、今まで本厚木までが最長距離だったが、二つ先の伊勢原まで延長されたことになる。「伊勢原」という地名自体、小田急沿線や神奈川県内ではお馴染みだろうが、そうでなければ東名や246ユーザーなどでもないと、まず知らない人も多いはずだ。実際私の知り合いが伊勢原行きをみて、早速わからなかったようだった。常磐線・千代田線ユーザーにとってはこれまで多数あった「唐木田行き」と並んで、謎な行き先だろう。直通運転で便利になる一方、関係ない路線の知らない駅名が登場して、また困ることになる…。

かくいう私も伊勢原は、行楽(大山とか)でなければまず行かないので、さすがにラッシュの時の状態はよく分からない。帰宅ラッシュ時の伊勢原行きは、実は各停などで前から見られたものだが、今回千代田線直通も含めて増えたのは、やはりそれだけの需要があるということなのだろうか(少し調べてみたが本厚木から先の二駅、愛甲石田と伊勢原の一日あたりの乗降客数は、2016年度の数値でどちらも5万人以上。結構な数値でやはり需要が高いんですね)。

伊勢原行きの直通電車は、千代田線表参道駅の時刻表を見ると、平日18時以降に30分おきくらいで設定されている。一番遅いのは表参道23時1分発の急行伊勢原行き(終点伊勢原には0時7分着!)と、結構遅くまで運行されている。酔っ払って乗り過ごしたりしないよう、ご注意を…。

お伊勢参りですが…(3)

どしゃぶりの雨の中、外宮をお参りして次の場所へ。友人の運転する車で昼食がてら二見浦の夫婦岩へと向かった。

昼食はメンバーも食べたがっていた伊勢うどん。お餅のようにもっちりした食感に濃いたまり醤油のたれ、まるで磯辺餅をうどんにしたような食感が特徴。うまい。

食事を終えてそのまま歩いて夫婦岩へ。台風の接近もあり海はすでに荒れ放題。

あたりは岩場で波が激しく打ち付けるが、この光景から何か連想されるものがある。

東映!(笑)

映画の一番最初、岩に波が打ち付けて「東映」というロゴが出てくる映像。子供の頃アニメ映画を見に行っても必ず最初にこれが出てきたわけだが、本編と無関係の実写、しかも自然の厳しさを想起するような映像は妙に何か訴えてくる感じがするし、子供にとってはちょっと怖いものとして映ったかもしれない。なんでこんな映像なのか不思議に思ったものだ。ちなみに調べて見たらこの映像は犬吠埼で撮られたものらしい。
実は、私は頭に連想されたものの先に「東映」と口にしたのは友人だった。東宝のキラキラしたロゴと並んで、日本人なら一度は見ているであろうこの光景、アニメや映画好きなら本編と同じくらい脳裏に焼き付いているものだろう。

二見興玉神社にお参りする。
そういえばこの辺りは蛙の像を数多く見かける。猿田彦神社(翌日に参拝した)の神様の使いなのだそうだ。

夫婦岩を回って、次は宿泊予定の鳥羽へ向かう。予定ではこれまたパワースポットの、いちべ神社にお参りして、鳥羽駅でレンタカーを返して宿に向かうことになっていた。
いちべ神社は友人が見つけたもので私は知らなかったが、鳥羽市内のホテルの中にある神社である(どこにあるかはまあ調べてください)。ホテルの中と思ってしまうのだが、有名人、スポーツ選手も密かに訪れるパワースポットだそうである。ちなみに建立されたのはホテルよりもはるかに前の江戸時代は文政年間とのこと。
宿泊しない単なる参拝者も多いのだろう。ホテルのロビーに立ち寄らずに駐車場に車を止めると、いつも通りといわんばかりにホテルの女性係員が駆け寄ってきて「参拝ですか」と尋ねられた。しかしなんとこの日は悪天候もあって早く閉めてしまったそうだ。通常なら参拝は15時までである。

予定外の動きになり、もう宿泊地の鳥羽まで来てしまったので時間がだいぶ余ってしまった。この後の時間をどう潰すか。有識者会議にて、志摩方面の観光地を回るか、そこまで行って戻ってこれるのかなどいろいろ議論した結果、せっかくクルマなんだし伊勢志摩スカイラインでも走ってみるのはどうか、ということで落ち着いた。

伊勢志摩スカイラインは、伊勢神宮周辺と鳥羽とを結ぶ有料道路で、海沿いから朝熊山に登って降りるルートで山頂付近からのパノラマが良く知られている道路である。ということで実はこの道路を通ると、鳥羽から神宮方面へと逆戻りしてしまうことになるのだが、実はここでちょうどいい(?)事実に気づいたのだった。レンタカーを鳥羽で返すつもりだったが、最初宇治山田駅で借りるときにドライバー君がそのことを伝え忘れており、宇治山田駅で返却しなくてはならなかったのだった。普通なら凹むところだろうが「そんならちょうどいいじゃん!」と、一同大爆笑。。。

ということで車は伊勢志摩スカイラインに入るが、入り口の料金所で係員の一言

「今日は何も見えないですよ!」
「いえ、いいんです!」

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またまた爆笑の渦の中、山を登り始める。この悪天候、係員のいう通り山上はすっかり霧の中で何も見えない。片側一車線の道路だが、こんな天候の中わざわざ走る人はおらず、対向車は数えるほどしかこない(笑)
車中のBGMは友人のセレクションだが、懐かしの90年代アニメ、スラムダンクのテーマソングがメドレーで流れている(懐かしすぎる・・・)。景色は見えないけど、俺らには違うものが見えるんだ!終始爆笑、熱唱、まつたくなにやってんだか・・・(笑)

山頂近くのドライブインに車を止めるが、駐車している車も人の姿もほとんどない。店に入ると売店のおじさん以外、誰もいない。。。そして、寒い。。。

ドライブインには天空のポストなるポストが設置されている。しかし、残念ながらこの天候…。

下山の道になる。そしてBGMもいつのまにかSMAPに変わっている。心憎いことに割と初期のからの選曲、私もあの頃の曲が一番好きだな。彼らが解散して、もう一年経とうとしているのか。いつも変わらずにいるような存在みたいな感じだっただけにあの解散は、歴史の一ページが更新されてしまったように思えてならない。

山を下りきって再び神宮周辺の道を走る。まさかここに戻ってくるとは全く考えていなかった。(笑)

宇治山田駅で車を返却して、再び近鉄電車に乗って今度こそ鳥羽の宿へと向かう。
宿で風呂に入り、一日の疲れを癒す。お部屋での食事に思い出話もまた弾む。

お伊勢参りですが…(2)

さて、名古屋10時10分発の近鉄特急伊勢志摩ライナーで伊勢へと向かう。11時34分に宇治山田で下車の予定で1時間半ほどの旅となる。
快適なサロンシートに一同、胸が踊る。通りかかった乗務員の方に記念撮影をお願いする。

一人旅でも過去に二回訪問している伊勢。そういえば初めて、誰も同行しない泊りがけの一人旅に行ったのが伊勢であった。近鉄に乗って伊勢に行くということをやってみたくて、社会人になってまもない頃に一泊二日で行ったのだったか。1日目は名古屋線の急行に乗って宇治山田から外宮に参拝、伊勢市駅近くのホテルに泊まって、2日目に内宮、バスで夫婦岩方面を回って、帰りはビスタカーで帰ったんだったな。実質初めての一人旅、修学旅行で奈良方面へ行って以来乗ることもない近鉄電車と、神宮の神聖な空間に触れて短いながらも充実した旅だった。そんなこともあって、伊勢方面にはちと思い入れがある。
実は、この時も台風に見舞われて一度は中止しており、実際に伊勢に行ったのは翌年だった。今回も、なんだか当時と状況が似ていて、妙な因縁みたいなものを感じる。。。

少し思い出話が長くなった。悪天候の中を列車は進んで行く。雨がだんだん強まり、木曽川、長良川を渡って三重県に入って行くが、雨の影響で川は増水気味。最初の停車駅の桑名に着くと窓ガラスが雨でびっちりだ。とはいえまだ台風は離れており前線の影響での雨で、風はそう強くなく列車も普通に走っている。

津にも停車する。日本一短い駅名、ひらがな一文字の「つ」の文字が面白い。一同思わず駅名の写真を撮る。

名古屋線も終わりに近づき、久居を過ぎて伊勢中川へ向かって行く、大阪線に入る名阪特急用の短絡線が右に分かれて行く。ここで、前後の列車が遅れているのか駅間で少し停車した。大阪、名古屋双方から伊勢に向かう列車が合流することもあり、ダイヤが乱れると面倒そうだ。

せっかく乗ったので少し車内を探訪する。伊勢志摩ライナーの23000系は運転席背後のデッキが展望スペースになっている。二階建てではないものの前面展望を楽しめる人気の場所だ。今日も代わる代わる見物客が入り、その中に我々も入る。椅子ではないが腰を休められる程度のバーが付いておりそこに寄りかかっている人もいる。とはいえ何人もの人の出入りが繰り返されると、落ち着かないだろうが…。

山田線に入り伊勢へのラストスパートを走る。
伊勢市に止まり、すぐに高架の宇治山田駅へ。
伊勢志摩ライナーに別れを告げて、いよいよ伊勢旅の始まりとなるが、外はすでに大雨で散々な天気。波乱な旅の幕開けであった・・・。

数年ぶりに宇治山田駅にやってきた。赤福も久しぶり。

コンコースに降りると英語の看板にも出迎えられる。このたたずまいが落ち着くのだが、まさかこの翌日、この場所でとんだ目に合うとは、この時誰も予想していない…。

 

駅前でも記念に撮影。雨が普通に降っていて写真を撮るのもちょっと煩わしかった。1日目は、友人が手配したレンタカーで回る。伊勢志摩は観光地同士がそれほど散らばっていないし列車やバスでも充実しているので、それらで回ることもできるが、荷物もあるし人数もいるならレンタカーも便利だ。それにこの雨とくれば車は有難い。

まずは外宮に向かう。
アクセル、じゃなくてワイパー全開!
ドアを開けるともうびしょびしょ・・・。
同行の友人は雨合羽でしのいでいたが、風邪ひくなよ~

初乗り2017

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

というわけで初詣も兼ねて初乗りへ。だんだん毎年恒例と化しつつありますが柴又帝釈天詣でに行ってきました。

千代田線、常磐線経由で金町、そこから京成金町線で柴又へ。朝起きた時は天気が少し心配だったが着いたら気持ちの良い晴天。ポカポカ陽気で絶好の行楽日和。



お約束の草団子に甘酒で一服。甘酒一杯100円と安かった〜♪

寅さん記念館を見て矢切の渡しがある江戸川へ。暖かく歩いていて気持ちが良かった。せっかくなので柴又駅へは戻らずこのまま歩いてJR金町駅に出た。いい散策になった。

金町から常磐線で馬橋へ。そして今みで何度も前を通っていながらなかなか縁のなかった流鉄流山線に乗ってみた。馬橋〜流山を結ぶローカル私鉄だ。



車両は元西武の中古車で占められている。ワンマン運転していて車内案内表示器など設備面は充実している。発車ベルが電鈴なのがいい味だ。

常磐線と少し離れて並行するように走り、最初の駅、幸谷。JR新松戸駅に隣接している。武蔵野貨物線をくぐり常磐線から離れて行く。右側に竹やぶをみながら走る。

途中小金城趾で行き違いをする。短い路線の流山線、途中駅で行き違いできるのはここだけである。始発の馬橋と終点の流山も二列車入れるが、昼間は二本の列車しか使わないのでそちらでも二列車で使うことはない(但し流山駅には使用しない方の線路には車両が留置されている)。


電鈴が鳴り発車。住宅街を進んで鰭ヶ崎。片面ホームだが出札口付きで昔ながらのローカル線の駅の趣。

正面にセブンアンドアイの巨大な看板。新興住宅地を進む。平和台、駅前広場があり開けている。流山の中心部に入る。目の前にはもう流山駅が見えている。

ほどなくして終点流山に到着。車庫が隣接している。


駅前。バスターミナルなどはなく小ぶりな感じだ。しかしホームの駅名看板はやたらと文字がデカく、大変目立つ。

駅をそのまま進むと車庫に通じている。車両数が少ないので車庫もささやかな感じだ。



もう一方の線路には車両が留置されている。しかし車両ごとに塗装が違ってカラフルである。

さてと、今年はどんなところに行くことやら…。気まぐれに書いていきますが宜しくお願い致します。

乗り納め2016

あまり更新しない間にすっかり2016年も大晦日になってしまった。

ちょっと体調も崩してしまったがせっかくの年末年始休み、ちょっとくらい日帰り旅でもと思い湘南江の島方面へ。

いつもなら小田急で向かうのだが、午前中に新宿に立ち寄ってから行ったのでちょっと変わった感じだが副都心線、東横線経由で横浜に出てそこで昼食、横浜から東海道線で大船、そしてそこから湘南モノレールで江ノ島へ向かった。湘南モノレール、過去に一度だけ乗ったきりだな。

というわけで大船駅からスタート。JR各線が集い、鎌倉への玄関口でもある。モノレールは駅を出てデッキを少し歩いた所にある。


モノレールながらも全線単線で、大船駅も一列車しか進入できない。ホームに来た時にはまだ列車の姿はなかった。懸垂式モノレールなのでレールは天井部分に渡された桁に存在している。見慣れていないせいか、ホームの形に少し違和感を感じる。

なお、主要駅は自動改札となっているものの関東では珍しくSuica、PASMOなどの交通系電子マネーには対応していない。券売機で切符を購入する。

アナウンスが入り列車が到着、13時ちょうど発の湘南江の島行きとして発車する。本数が多いので折り返しの時間は短い。車両は世代交代されて今は全て新型の5000系となっている。昔は銀の車体に赤帯が入れられていたが5000系では編成ごとに色が違っていてカラフルである。3両編成で車内はクロスシートが並ぶ。連結部は乗務員以外通り抜けできないのが特徴である(懸垂式モノレールは一般に急曲線が多いためこうなっているようだ)。


時刻になり発車する。大船駅を出ると駅前ロータリーを回り込むようにいきなりS字カーブする。モノレールらしくカーブと起伏は特に多い。

横須賀線を越えて、最初の駅富士見町、大船行きと行き違う。無人駅のため、きっぷはきっぷ入れに入れるよう案内される。モノレールではあるが趣のある路線である。

懸垂式モノレールとあって、車両の下には何もなく宙ぶらりんである。そのため沿線の商店や飲み屋の看板とかがすぐ間近に見えるのがなんだか面白い。

駅前の地域を抜けると急勾配で高台に登る。見晴らしが良い。片面ホームの湘南町屋。


次の湘南深沢で結構降りた。車庫が隣接しておりそちらへの線路が伸びる。

急な勾配を登る。高低差がかなり激しい。トンネルもくぐり西鎌倉。湘南深沢に続いて行き違いをする。単線だが行き違い駅を全て使っておりネットダイヤとなっている。1時間に8本が最大でこれ以上の増発はできない。また、駅の配置がほどよいのかほとんど行き違い待ちがなく、こちらが着くと大抵反対列車も到着している。

また登りになって片瀬山、高低差が激しいが、もう海は近い。目白山下まで来ると海が見える。


目白山下を出てすぐトンネルをくぐり、抜けると終点湘南江の島である。ビルの5階とかなり高く、山のすぐそばに立地し地上から長い階段とエスカレーターで向かう構造はなんだかロープウエイ乗り場を思わせる。



駅を出るとすぐに江ノ電の江ノ島駅がある。

江ノ電を越えて徒歩で江ノ島へ。

江島神社、初詣では大賑わいだろう。というか既に結構な人出だったが。

来年も良い年になりますように…。

島からの眺めも絶景。空気が良いので富士も美しかった。江ノ島は都心から近く島自体も景勝地として歩いていて楽しい。



帰りは片瀬江ノ島から小田急で。なんかこうしてみるともう初詣みたいだな(笑)

しかし今年は奇遇にも年の初めも終わりも江ノ島だったな。


それでは皆様、良いお年を!

銀座線渋谷駅移設工事

2016年11月5日、6日と、11月19日、20日で銀座線渋谷駅の線路移設工事が行われる。銀座線の渋谷駅は現在の場所から浅草寄り(渋谷ヒカリエ側)に移転する工事が進められているが、それに伴った工事となる。工事の間銀座線は表参道〜青山一丁目間と溜池山王〜浅草間の折り返し運転となり、渋谷〜表参道と青山一丁目〜溜池山王間は終日運休となる。この区間は途中赤坂見附まで並行する半蔵門線か他の路線への振り替え輸送を利用することとなる。表参道〜青山一丁目間は、途中に外苑前駅があることから運休とはせずに、この区間単線で折り返し運転されることとなった。

所用で渋谷にきたついでに散策がてら渋谷駅周辺と銀座線の様子を見てみた。


渋谷駅東口、渋谷ヒカリエそびえる銀座線のガード下。しかし今日は銀座線の電車は通らない。移設工事というが実際見てみるとそれほど大掛かりに見えずどこが変わっているかよくわからない(実際には南側のガードに線路が移設されるようだが)。

東口からヒカリエに通じる通路から銀座線のガード側を見る。新設のガードが掛けられているのでそこに移設されるのだろうか。

東横線地下化の時もそうだったが工事が終われば時の光景となる。道行く人も皆カメラを構えていた。 


きたついでに246をまたぐ歩道橋に上がって東口付近の全景を見る。かつての東横線ホームの跡地で新しい駅ビルの工事が進んでいる。またJR埼京線のホームもこのあたりに移設される予定である。


しかし旧東横線ホームの246をまたぐガードの部分、まだ撤去されずに残っていた…。


銀座線渋谷駅、降車ホーム側の改札口。ちょうど真後ろがJRの改札口とかる。ご覧の通りシートで覆われている。改札口の前では係員が立ち運休の旨案内していた。ご苦労様です。銀座線が動いていないこともあってか、このあたり渋谷駅にしては人がだいぶ少なかった。

半蔵門線で表参道に移動、ここから青山一丁目までは折り返し運転している。

半蔵門線が着くと1000系が回送で入線、折り返し青山一丁目行きになった。列車は12分間隔の特別ダイヤで運転、二本の線路のうち浅草方面の線路を青山一丁目行き、渋谷方面の線路を表参道行き列車が一本ずつ運転され、各々終点についた後は、同じ線路を回送で始発駅に戻るというダイヤで運行されていた。そのため列車の乗り場としては普段と変わらず、青山一丁目行きなら浅草方面ホームから、表参道行きなら渋谷方面ホームから乗る形である。そして終点となる青山一丁目駅の浅草方面ホーム、表参道駅の渋谷方面ホームは降車専用とされていた。折り返しの設備がないための措置でうまく考えられていると思うが、こんな時でもないと本当に見られない光景だ。日本の地下鉄で最も歴史の古い銀座線を工事で止めるのも実は初めてらしく、ある意味一つの歴史的なタイミングかもしれない。


外苑前にて。パッと見分かりにくいが渋谷方面行きの線路を回送列車が逆方向に通過している様子。


浅草方面行きは青山一丁目行き、渋谷方面行き線路は表参道行きで運転。両駅とも折り返しできないはずだが、どちらも行き先の表示が入っていたとは…。

長野電鉄(2)

長野電鉄の旅を続けよう。

先に途中下車した須坂駅は車庫のある拠点であるとともに平成24年まで屋代線が分かれていた駅でもあった。かつて3つの路線から成り今よりも長い路線網を持っていた長野電鉄だが、平成に入り屋代線も含めて一部の路線が廃止、長野〜湯田中間の長野線33.2kmだけが残り現在に至っている。屋代線はつい最近まで営業していたが乗客減が著しく、利用促進に向けての社会実験も行われたが残念ながら廃止となってしまった。駅で売られている鉄道グッズ、何気なく見ていたら屋代線の写真集と、権堂〜須坂駅間開業90周年の記念入場券セットが売られているではないか。ということで、窓口にて早速購入!普段旅先で鉄道グッズを目にしてもそんなに買うこともないが、今回はさすがにちょっと気になってしまった。自分用のいいお土産が出来たな。

さて、お土産も買った所で電車に乗る。

この先直線が続き、列車は80kmを超える速度で快走する。主力である東急からの譲受車8500系に乗るが、東急線時代を彷彿とさせる走りっぷりだ。

北須坂は無人駅。行き違いはできるものの、上下線に挟まれたホームは大変狭い。振り返るといつの間に座席は乗ってきた学生で埋め尽くされていた。

そしてこれまた長野らしくリンゴ畑の中を快走する。実に気持ちいい。この先車窓はリンゴ畑があまり途切れずに続き、見慣れない者にとってはちょっと感動を覚える。本場はやっぱり規模が違うものだ。

途中、遮断機のない踏切を通過する。第4種踏切というやつだ。地方私鉄を中心に残っているものだが、長電にもあるんだな。

小布施。ホームに隣接して長電電車のひろばがあり、かつての特急車、2000系が保存されている。

小布施駅は小布施町の中心駅で、特急も停車する。同じ特急停車駅の須坂に比べると規模感は小さめだが、駅構内では野菜などを売っていたりカフェも営業するなど独特な雰囲気。

次の都住は駅前にりんご畑が広がっている。ここまでりんごだらけだと何やら違和感を覚えてしまうが、地元の人にとってみればこれも日常の一部で見慣れたものであろう。

カーブして山裾に取り付き、桜沢。延徳を過ぎて、快走しながら少し上りになり信州中野に着く。湯田中まで路線は続くが普通列車は基本的にここで乗り換えで、一旦ここまでで終着駅となる。この先は湯田中に向けて急勾配の続く登山区間となり抑速ブレーキを持たない車両は乗り入れできない。ふつ主力の8500系は抑速ブレーキを搭載していないため信州中野までしか入線できず、この先は湯田中までは特急列車を除き、今も3500系の独壇場となっている。

ということでここで湯田中行きに乗り換える。

長野電鉄(1)

JRと接続する長野駅をターミナルとして、志賀高原の玄関口でもある温泉地湯田中へ向かう私鉄路線。地方の私鉄にしては長い路線で、観光客も多いほか長野近郊の通勤需要にも応えている。観光面では専用の車両による特急列車が運転されているのが特徴で、現在は小田急ロマンスカーを譲り受けて運行開始された『ゆけむり』号が看板的存在である。

JR長野駅善光寺口前、長野大通りの直下に位置する長電長野駅。長野駅周辺の地下道も兼ねており東口まで歩いて行くことができる。改札口は広めでベンチが多数置かれ、鉄道グッズや特産品が売られている。改札は駅員による有人改札である。

長野駅から3つ先の善光寺下駅の先までは地下化されており、地方の私鉄では珍しい地下鉄となっている。しかし、(地方の鉄道としては本数の多いほうではあるが)昼間は普通列車で20分〜30分間隔というダイヤなので、大都会の地下鉄のように「待たずに乗れる」というわけには行かず、時刻表は確認しておく必要がある。列車の編成も短く、普通列車は最大でも3両編成である。

改札を入るとさらにもう一層おりて地下2階にホームがある。2面3線のホームで、少々幅が狭く都会に比べると小ぶりではあるがいかにも私鉄のターミナルらしい。設備は地下化当時からあまり変わっていないようで少々くたびれた感じもしなくもないが、駅名票は駅番号もつけられており都会の地下鉄とあまり遜色ない感じだ。

信州中野行きの普通列車に乗り込む。以前の車両は看板の特急用2000系を始めオリジナル車両も多数あったが、現在はすべて他社から譲受したもので最近は東急からやってきた8500系が主力である。かつて営団日比谷線(3000系)で活躍していた3500系も在籍し、8500系の投入で数は減らしてはいるが活躍を続けている。

発車して暗闇を進んでいく。しばらくの間は本当に大都会と変わらない地下鉄である。こう言ってはなんだが本当にここだけ乗っていると長野県内という感じがあまりしない。

ただ、途中駅に着くと都会の地下鉄と様子が違うのが、どうにも目につくところだ。長野を出てあまりスピードを出さないうちに最初の駅、市役所前に着くが、さっぱり人気がない…。コンクリート打ちっ放しの壁と照明も少なく薄暗く少々不気味である。

次の権堂は市内中心部の繁華街最寄とあって、人も少し多めだった。
最後の地下鉄となる善光寺下。参拝帰りか、それなりに乗車があったものの、ここも寂しい感じが否めない。善光寺の最寄駅でお寺へは駅を出て東参道を10分ほど歩いていくと行けるが坂であるし、長電の本数もそれほど多くないのでアクセスルートとしてはあまり認知されていないだろう。長野駅からバスで行くのが一般的で、そちらの方が門前に到着できるし本数も多い。
ちなみに善光寺帰りに善光寺下から長野まで、敢えて長電に乗ってみたが、20分くらい列車が来ず、こちらのホームには誰もいなかった。薄暗い駅ホームは静かなもので列車が本当に来るのかという感じで、駅上の通りの救急車のサイレンの音が普通に聞こえるくらいであった。

地方私鉄では珍しい地下鉄区間が続く。善光寺下駅
地上に出て本郷。途中朝陽までは複線で、私鉄路線らしい風景が広がる。しかし桐原のように木造駅舎の駅もあるなど、地方の私鉄らしい風情を感じられる所もあるのがいい。

信濃吉田は駅前にマンションが何棟か立ち橋上駅舎を持つ。都会の私鉄の駅といった感じで乗降も多い。しなの鉄道の北長野駅も至近である。

この先、北陸新幹線、しなの鉄道と交差し。カーブしながら急坂を下っていく。千曲川近くに出るためだろう。

次の朝陽から単線になる。しかし今は朝陽で折り返しの列車はなく、特にここから本数が減るということもない。複線区間であっても単線並みの本数で、地下区間で3500系1本とすれ違ったほかに遭遇する列車はなかった。そんなところはちょっと寂しい。

柳原で8500系と行き違い。構内踏切を持つ。単線区間ではあるが行き違い待ちは長くなくそれほど待たずに発車する。


この先の村山橋で千曲川を渡る。近年架け替えられており真新しい。トラス橋だが、鉄道と道路で橋が共用されており、すぐそばに自動車を追い抜きながら走る。速度もかなり乗っていて気持ちが良い。

橋を渡ると地上に降りて村山、上信越自動車道をくぐる。直線を進んで日野、片面ホームの無人駅。単線区間では、行き違いできない駅がところどころある。

山が目の前に迫ってくるが、周囲はそれとは裏腹に須坂の市街地に入って行く。長野周辺の主要都市。家並みが途切れることがない。

車庫が広がって須坂駅に到着。長野電鉄の中心的な駅でもあり始発、終着になる列車もある。

赤帯が外され、営団日比谷線3000系時代の全面銀色の姿に復元された3500系が一本留置されていた。筆者の幼少時代、日比谷線にはまだ3000系が走っていたものの、日比谷線自体乗ることがほとんどなかったので、3000系を生で見たことは一度もない。時期的には既に新車03系への置き換え前後で引退も迫っていた頃だったので、仮に日比谷線に乗ったとしても3000系に出会う確率は低くなっていただろう。

駅の上には歩道橋がかけられていて、車庫のある駅として鉄道スポットとなっている。歩道橋の側面は壁になっているが、線路の上に当たるところだけはご丁寧に窓が設けられていて、そこから眺められるようになっている。

長電オリジナル車として活躍したOSカー10系も留置されている。営業運転に入ることはなくちょっと痛々しい感じもするが、貴重な姿を見ることができる。

    祐天寺から

    いきなりこんなタイトルではナンノコッチャという感じだろうが、まあ通な方はこれだけみてもすぐにピンと来るかもしれない。ということで、行ってるようで行ってなかった、兼ねてから行って見たいと思っていた、通な方には(最近はそうでなくても?)有名な祐天寺のカレー店、ナイアガラに足を運んだわけです。

    この手の店として愛好者なら好きな方も多いだろうし色んなところで紹介されてるだろうから、細かい説明は割愛するが取り敢えず店内店外問わず(!)鉄道グッズをそこかしこにひたすら散りばめたカレー店である。

    まずは東横線で祐天寺駅に降りる。各駅停車しか停車しない。そう用事のある地域でもなく祐天寺駅に敢えて降りたこともない。

    ちょうど上下線のホームの間にもう一本の線路を敷く工事が進行中で、完成するとこの駅でも列車の追い抜きが可能になる。しかし高架という拡張がやりづらい環境で、うまいことホームを後退させてスペースを設けたものである。祐天寺に限らず東急線沿線は割とびっちり宅地化されていて線路の周囲に余裕のない箇所がほとんどである。つい10年ほど前まで武蔵小杉〜日吉間の高架化も余裕のないところで線路の上に高架が建設されていた。難工事であることは容易に想像でき見ている方もなかなか胸躍る(?)ものであった。
    祐天寺駅を出て線路沿いの路地を中目黒方面に向かって歩く。駅前にケンタッキーがあるがそこにその店の広告が道案内のごとく掲げられていた。しかし飲食店それもチェーン店の入る建物に広告がかかげられているとはちょっと挑戦的な印象。
    ちょうど右に折れて線路から離れた先にその店はあった。そしてその辺まで来る頃踏切の音が聞こえて来る。東横線が近いのでそちらの踏切の音かと思いそうになるがこの界隈の東横線は高架なので踏切は存在しない。店に近づくとだんだん音が大きくなる、ということで店の前に踏切が置かれていてそいつがずっと鳴りっぱなしということであった。


    店の周囲は住宅街で、最初は店に近づかないと存在にちょっと気づきにくいかもしれない。しかし踏切の音が聞こえると思わず反応してしまうだろう。ちなみに踏切の音は周囲に配慮してかボリュームは控えめにされているようだ。さすがに普通の踏切の音量でずっとカンカン鳴らされたらたまらないというか、本当に間違えそうだ。

    店の入口のドアは、客車の乗降用ドアがそのまんま使われている。押して入るのだが客車のドアって折戸式だしそもそも自分で開けることまずないので、まあ、慣れない…。(笑)

    店内に入るとカウンター数席にボックス席というこぢんまりした配置。

    まずは最初に食券を購入、そしてこれは昔からなのだろうか、メイドさん風の女性店員が接客をされていて食券を渡す。こうして書くと一見、昨今の風潮を連想してしまうが、あくまでもそう言う格好というだけで接客は(後で書くがある部分を除いては)普通の店員さんである(というか、今こんなスタイルがあまり見られなくなって物珍しいだけの話だろう)。ついでに食券機も駅の券売機風なデザインにして切符調の券がでてきたら面白いかも、ってそんなこと注文してどうする…。

    好きな人はとうに足を何度も運んでることだろうし、あくまでお店の中ではあるし、あんまりむやみに中のことを載せては逆につまらないだろうし、とはいってもとっくのとうにメディアやらネットやらで紹介されてしまってるだろうから、店内の写真をここにあれやこれや載せたりあんまり細かく書いたりするのはよそうと思うが、とにかく中は鉄道関連で埋め尽くされている。取り敢えずまだ行ったことないという方は是非足を運んでみて下さい、はい(笑)!

    筆者はカウンターに座ったが、ボックス席の方は昔の車両で使われていた鉄道車両のボックス席(固定式のクロスシート)である。壁には国鉄時代のものであろう駅名の看板、 カウンターの向こうはまるで駅さながらに「定期券はハッキリとお見せ下さい」とある。その横には駅長さんから寄せられた色紙が掲げられている。そして大きな丸いものがかかっていると思ってよくみたら0系の団子鼻だ!

    カウンター席のテーブルはガラスになっていて中には模型が並べられている。そして筆者は直接味わえなかったもののボックス式の座席には線路が通じていて、SL牽引の模型列車が料理を運んできてくれる。メイドさんが威勢良く「新幹線カレーが発車しまーす!」などと、駅員さん風の掛け声とともに模型を操作している。なんとも徹底的に鉄にこだわった店内だ。

    ハンバーグカレー辛口を頼む。結構本格的なカレーだ。ご飯の盛り方も独特だ。それなりに辛みがあって美味い。店のたたずまいからついカレーのことを忘れそうになってしまうが、来る前にこの店のことをわずかながらも店のサイトで見てみたら、この店の店主ならぬ駅長さんのカレーに対する思いもまた特別なものであったことを知る。

    そしてそんな中でも「カツカレー発車しまーす!」

    威勢のいい発車の合図が何度となく響き渡るw

    つい長居したくなる雰囲気だが、席数がかなり限られているので、食べ終えたは早々に店を出る。言うまでもないだろうが家族連れにも大人気で筆者の入った後にボックス席はすぐ埋め尽くされた。

    店を出ようとすると当のメイドさんに呼び止められた。何かと思えば記念に切符を発行してもらえるとのことだった。記念のスタンプとともにありがたく頂戴する。

    滅多に来ないこの辺りだが、少し歩くと三宿に近いことがわかり、バスもあるのでそこまで歩くことにした。ということで歩いていたが途中で小雨が降り出し、空も明るいのでまあそんなに長くなかろう、と思ってたらこの野郎、強くなりやがった(笑)というわけで半ばずぶ濡れで三宿からバスに揺られたとさ。

    ともあれ、たまに足を運んでる鉄道模型バーのバー銀座パノラマに加えて、今後時々足を運ぶかもしれないな…。バー銀座も本家の銀座が変わってから行っていないし、また足を運んでみるとするか!