瀬戸のあな子

松山駅ホームにて購入、瀬戸内海名産の穴子寿司。坊っちゃん辨當などほかにも目を引くものがあって考えたものの穴子飯食べたさにやっぱりこれにした。穴子数切れにエビ、山菜、煮物などが入り、たれと山椒が別に付いている。穴子は歯ごたえがあってうまかったしさっぱりの寿司飯にも合う。四国の駅弁選手権2013とパッケージにあるが、この旅の後の2014年4月に行われた模様。(金賞は中村駅の「こだわりの四万十うなぎ弁当」)

IMG_5078

IMG_5079

特急『しおかぜ』で松山から多度津へ

四国の旅、今回は予讃線の特急『しおかぜ』で松山を後にする。電化区間の少ないJR四国、ここまで気動車が続いたがここで久々に電車特急に乗る。やっぱり静かだ。ちょうどお昼になるので松山駅で穴子ずしを買っておいた。
しばらくは松山の町をいき、昨日乗った伊予鉄道高浜線も見るが、じき海沿いに出る。

IMG_5080

船や島々がよく見える。石油工場群も抜ける。瀬戸内が工業地帯であることを思い起こさせる。
波止浜通過、橋が見える。しまなみ街道か。
ほどなくして、タオルで名高い今治に停車。2面3線の高架駅。バリィさんとは松山駅でご挨拶してきた。

IMG_8612

IMG_5090

 

海を離れ山側へ入っていく。並行する道路にタオル美術館の看板!美術館にまでなるとは…。
しかしさっきから見てるとデッキドアはセンサー悪いのか、自動ドアなのに車体傾く時や揺れた時などに勝手にあいている。
石鎚山で運転停車、通過する下り特急と交換する。予讃線は本数がかなり多いが、それでも香川県内を除き大半が単線である。発車後すぐに伊予西条に停車する。ここで行き違いはできなかったか。眠くなりうたたねしてしまった。新居浜停車。貨車止まっている。
列車は8両編成だが。自分の乗った5号車10人くらいしか乗っていない。

遠く山裾に街が広がっている。
なんか急に小刻みな縦揺れが激しくなってきた。でもってまたデッキドアが勝手に開く。
伊予三島、川之江と停車していく。川之江は愛媛県最後の駅。
また海沿いを行く。次の箕浦までの間にトンネルを一つだけ通るがちょうどそこが県境。鳥越トンネルという。県境であることを感じさせないような短いトンネルだが、かつて非電化だった頃のサイズのままで電化されているトンネルのため高さ制限が設けられており、快速『マリンライナー』に使用される5000系など一部の車両はここを通過できず愛媛県内に進入できない。

IMG_5101

 

香川県に戻ってきた!別に自分ちでもゆかりがあるでもないが…。それに、もうなんか一回りした気になる。でもこれから徳島へ行ってはじめて達成なので、まだなのだが。
観音寺停車、香川県西部の主要駅で普通・快速は高松方面への折り返し便がある。113系が止まっている。しかし見ていると多度津以西電化区間の普通は大半が7000系だ。ワンマン対応も理由だろう。
讃岐の平野を走り、また海沿いに出て土讃線が合流し、多度津に到着。ここから先琴平で降りてこんぴらさん詣での後、阿波池田経由で徳島へ向かうために二度目の土讃線乗車となる。

IMG_8645

IMG_8648

 

四国鉄道発祥の地、とある。四国の鉄道網は明治22年、讃岐鉄道がこの駅を含む丸亀~琴平間で営業開始したのが始まり。当初はここで本州へ向かう航路と接続していた。かつて四国の地を走っていた8620形(通称ハチロク)蒸気機関車の動輪が記念物として駅前に保存されている。

IMG_5105

 

そのハチロクの一員である、58685号が駅からすぐの場所に保存されている。ハチロクは日本の鉄道開業当初の海外から輸入された蒸気機関車を参考にし、初の国産の蒸気機関車として設計開発されたという、日本鉄道史にとっても意義深い機関車である。実に700両近い数が製造され全国で活躍した。ちなみに東京は青梅鉄道公園に、トップナンバーの8620号が保存されている。

IMG_5107

愛ある伊予灘線

いきなり何だといわれそうだが、こやつはれっきとした路線の愛称でござる!少し前に四国は予讃線の特急『宇和海』で宇和島から松山方面への移動を取り上げたが、予讃線は途中伊予大洲で分岐して向井原まで新旧二つのルートに分かれている。2014年3月15日のダイヤ改正で、海側を通る旧線の方に『愛ある伊予灘線』の愛称が付けられた。まあこの区間の大半はこのあたりの予讃線にしては際立って海沿いを走る所であり、西を向いてるということもあって夕日も美しいんだろうし(前に取り上げた伊予鉄道梅津寺駅も同じ並びですしね。あそこは東京ラブストーリーのロケ地になってました)、そんな名前を付けたくなるのかもしれませんが。2014年夏からは観光列車『伊予灘ものがたり』の運行も予定されている。

というわけで今回は伊予大洲から愛ある伊予灘線のルートの方に乗ってみる。
伊予大洲から旧線経由松山行きに乗る。キハ32-2、オールロングシート。乗客は10人ほど。
内子線を含む山側の新線ができてからというもの、特急列車は一切この区間を通ることはなくひたすら普通列車が走るのみである。本数も1日わずか10本程度、昼間は2時間ほど来ない時間帯がある。予土線といい勝負か。本線格だし松山に割と近いはずなのだが、新線に代わられてからはまるであっけなくローカル支線に成り下がっている。観光列車運行もしつつなんとか活性化したいと思いたくはなる所。

伊予大洲からしばらく走行して新線と分岐する。分岐のなかったころは線路はまっすぐ進んでいたようだが、分岐を設けるにあたって新線をメインにするため、現在は線路がいったん進行方向右に少し逸れてからポイントになり、新線は直進、旧線が左側へと分岐する構造になっている。完全に枝線待遇といえる。
分岐後程なくして55キロの左カーブを過ぎて五郎。行き違い駅だったが宇和海方面のりばは廃止、線路も撤去されてしまっている。かつてはここから内子線が分岐していて、当時は内子が終点でただの支線だった。
山をすぐ後ろに背にして川沿いに走る。予土線に似てなくもない。
しかしトンネルないし駅間も割と短い。その分遠回りだろうが。急なカーブも多いので特急が走ったとしてもスピードは出せないだろう。
左には川と県道24号が並行している。その外は両側とも山、あとは駅付近に集落といった感じだ。レールのリズムがいい。ローカルムードを掻き立てる。

 

IMG_8622

長浜町に入って、ようやく行き違い駅の伊予白滝。反対列車は来ない。流れの広いところを通って、伊予出石(いよいずし)。
少し登りになる。
それにしても川幅広くは水も綺麗だ。そしてその先海が見えてきた。
ようやく海沿いの街に入り、伊予長浜。
予讃線ではあるが、例によって海辺の崖に面した猫の額ほどの地域を狭苦しそうにゆくので、たたずまい的にはローカル私鉄っぽい。
反対側には宇和海行きが止まっておりここで伊予大洲をでて初めての行き違いとなった。それほど列車は来ない。何人か乗って20人近くなった。
海の手前が工場や倉庫などで埋まっている。あまり綺麗な眺めではないが松山が近いことをうかがわせる。
すぐ右はずっと崖になっていて、シェルターやトンネルをくぐる。その先でようやく完全海沿いになる。崖の上のポニョ、と言いたくなりそうな…。そんなところに喜多灘駅。県道を挟むので昨日の梅津寺には勝てないがここも目の前海だ。
なるほど旧線回りもなかなか良いではないか!

IMG_5077

IMG_8625

IMG_8635

 

このあたりから駅間が長めになり、直線も多いので速度もちょっと上がる。
一文字の、串(くし)。下灘、親父が小舟で釣りしてる!

 

IMG_8636

遠く、海の右前方の陸地に街が見える。松山市だろうか。
しかし昨日の予讃線はほとんど海沿い通ってなかったが、今日は面白いほどずっと海沿いをいっている。
海を見下ろす高台の集落に出て、伊予上灘。海側も家や商店があるのでホームから海は見えない。ここでもまとまった乗車あり座席ほぼ埋まる。
トンネル抜けるとまた海だ!遠くに見えた海沿いの街が少し近づいた。高野川、こうのかわ。
高野川を出ると短いトンネルくぐり右にカーブして少し海から離れる。内陸の小高い山をカーブやトンネルでかわす。
途中廃駅と思しき、廃屋の付いた駅ホームらしいのを通過する、これはなんだろうか。後で調べてみたところ新線開業前に存在した三秋信号場の跡のようだ。

IMG_8637

 

上に松山自動車道が見えると右から新線が近づいてくる、こちらも高架に上がり新線に吸い込まれるように合流。片面ホーム高架駅の向井原に着く。海をバックに伊予市の市街地が広がっている。

松山へ

予土線で高知から愛媛県は宇和島へ出てきた。宇和島からは12時54発宇和海14号で予讃線を北上する。アンパンマン列車の3両編成、2号車に乗る。車内チャイムはアンパンマンのテーマソング、放送もアンパンマンの声が入る。車端の広告枠も天井の装飾もアンパンマン…

IMG_0080

北宇和島で予土線と分岐、予土線同様にこちらもしばらくは山間をいく。
トンネル抜けると海が見えてくる。伊予吉田に停車。しかし山ばかりで平野がほとんどない。なんか伊豆半島みたいだ。 トンネル多く、土讃線に負けてない。時々合間から遠くに海が見えたりする。

IMG_0083

 

IMG_0084

卯之町、このあたりから田んぼ広がって少し開けてくる。
減速し伊予石城で運転停車、下り特急を待ち合わせる。
八幡浜、特急停車駅らしい街。もっとも町並みはかなり古そうだが。ここから乗る人が数人いる。朝早かったこともあり、眠くなりうたたねする。景色は大きくは変わっていない。相変わらず山間の里を走っている。

 

IMG_0091

町に出て伊予大洲に停車、この先で予讃線旧線が分岐、特急を含むほとんどの列車は短絡ルートの新線に入る。
左隣に松山自動車道が並行している。暫定2車線で、狭い。
伊予大洲から一つ過ぎた新谷から路線名が内子線となるが、新谷駅自体なんの変哲もない中間駅。特急は普通に通過するだけだし意識することはない。一応運賃計算上、内子線は地方交通線なのでここでしっかり運賃計算の区分はあるが。元は予讃線旧線で伊予大洲から一つ過ぎた五郎駅から内子へ向かうだけのローカル線だったが、予讃線は海側を遠回りするルートであったことから内子経由の新ルートが計画されてそちらに組み入れられた。よって新ルートはひたすら山側を走行しており、トンネルも連続している。

内子。2面3線の高架駅で特急停車駅。ここから先は予讃線(新線)に戻る。内子を出ると長いトンネル連続、列車も高速で、ちょっと揺れる。ちょっと飛ばしすぎでは、と思う。
向井原で海側に出て旧線と合流、一つ先の伊予市に停車する。

朝の四万十から(4)

江川崎を出る。なおも川沿いを走るが、四万十川は江川崎駅付近で予土線と分かれて既に南下しておりまた別の川のようだ。西ヶ方を過ぎ、次の真土との間で県境を越えて愛媛県に入る。このあたりから山との距離が少し広がり、宇和島の海の方へ下っていく感じになる。沿線には集落も増えてきて乗客も宇和島に向けて増えていく。真土では数人の乗車、少し走って吉野生(よしのぶ)、松丸と過ぎ、駅間も予土線にしては比較的短い。ついでに線路の規格も低いようで列車はそれまでとはうって変ってスローペースで走る。沿線の様子の違いもあるが路線の成立過程の違いもあり、予讃線接続の北宇和島から吉野生までは戦前に宇和島鉄道として開業し後に国鉄路線となったもので、そこから東の窪川方面は戦後になって国鉄により新規開業した区間となる。速度の違いがあるのはそのためのようだ。

 

IMG_0057

完全に里の景色になり、道路も並行する。集落も多い。地形もだいぶなだらかでトンネルもない。飯田線とかでも見られるようなごく普通の田舎列車の光景。出目、近永とすぎる。速度はとろいが、逆に駅間がやや短くなるのでそんなに長いとは感じない。地元の利用増え学生多くなる。宇和島に向かって一駅ずつ増えていく。近永も予土線の中では主要な駅で、宇和島へ折り返す列車が何本か設定されている。ここまで3時間ほど列車がない区間だったが、ここから先は1~2時間に1本程度の頻度で運行される。鬼北町の中心的な駅で北宇和高校が駅前にある。

IMG_5035

 

深田〜大内間で宇和島市に入る。伊予宮野下で交換のため6分停車。ここで席はほぼ埋まる。少しホームをぶらぶら。

IMG_0058

IMG_0059

IMG_0060

 

行き違ったのはホビートレインだった。でも車内から撮るのがやっと…。

IMG_0067

 

しばらく走ってすぐ務田、純粋な予土線の駅としては最後の駅。ここまで穏やかな里の風景だったがこの先で久々にトンネルをくぐって山林に入り、崖にへばりつきながら蛇行しつつ走る山間ルートになる。もっとも四万十川流域ほど険しい場所ではないし、道路も並行している。
速度が遅いせいもあってか、駅間相当長く感じる。今までの何倍もある。10分近く走ったか、ようやく里の方に下りてきて、予讃線に合流し、北宇和島に着く。ちょうど予讃線の伊予市行きが待っていた。

IMG_0068

宇和島は海沿いだが、このあたりも決して広くはないようだ。北宇和島の周囲も山だ。
ここから一駅だけ予讃線を走行、町になってすぐ終着の宇和島に到着。

高松から走ってきた予讃線もここが終点で、四国島内の鉄路の最果ての駅の一つになっている。ホームは行き止まり式だ。現在高知県内は宿毛で終わっている宿毛線(開業区間は土佐くろしお鉄道が運営)は、もともとここまで繋げる計画だったらしいが未成に終わっている。この宿毛線の未成区間と、高知県内の室戸岬方面の鉄路(現在の阿佐海岸鉄道の甲浦から、ごめん・なはり線の奈半利までの間)がつながっていれば、四国島の沿岸部を一筆書きで一周できる周回ルートが完成、となるはずだったが…夢に終わってしまったようだ。

IMG_0071

IMG_0069

IMG_0072

 

駅前に出てみる。駅ビルになっていて上はホテルになっており結構な規模だ。背の高いパームツリーも印象的。冬だったが暖かく南国に来た感じ。ちょうどお昼になったので駅弁ないかとみてみるがここは現在残念ながら売っていないようだ。駅ビル内の売店にちょっとした弁当かベーカリーでパンが調達できる程度。パンもよかろうとベーカリーに入る。

IMG_0076

IMG_0077

 

宇和島は闘牛でも知られ、市営の闘牛場で定期的に闘牛大会が行われる。人対牛ではなく牛対牛の戦いである。ウッホウッホ!

IMG_0074

 

こちらは宇和島鉄道時代の蒸気機関車のレプリカ

IMG_0075

伊予鉄道の旅(6)

さて、そろそろ市内線で道後温泉へ向かうとしようか。

市内線は市内を一周する環状線を筆頭にいくつかの系統で構成され、大概松山市駅、JR松山駅はカバーされている。道後温泉は環状線からは外れているが、3系統(市駅線)と5系統(松山駅前線)などが結んでいる。松山市駅からだと標準で16分、JR松山駅前からだと19分。
大概10分間隔で運行され利便性は高い。運賃は大人160円、子供80円均一、途中の指定停留所では乗換券をもらうことで別の系統に乗り継ぐことができる。ICカードの「ICい~カード」も利用可。

大部分で道路上を走行している。基本的に軌道内は電車専用とされてはいるが、信号待ちや右折などで時に進入してくる車でなかなか思うように進めないこともある。車両は昔ながらの板張り車両も見られるが、新車への置き換えが進んでいる。
夏目漱石『坊っちゃん』に登場する「マッチ箱のような汽車」を復元した坊っちゃん列車がこの市内線で運行されている。軽便鉄道時代のSL列車を再現したものだが蒸気機関車ではなくディーゼルに拠っている。なお、そもそもの列車は今の郊外線で運行されていた。

IMG_0116

松山市駅前から電車に乗り、道後温泉へ向かう。

 

 

IMG_0114

坊っちゃん列車乗り場。乗車には乗車券が要る。時期によって運行ダイヤが異なり、この時はタイミングが悪く乗車できず。。。(一番本数の少ない時期だった)

 

道後温泉駅

IMG_0174

IMG_0173

 

IMG_0171

IMG_0175

路面電車ではあるが立派な駅舎が用意されている。

 

IMG_0172

坊っちゃん列車、この時はいなかったがここで待機するようだ。

今日は道後温泉で一泊。宿についてきたチケットで早速道後温泉本館でひとっ風呂!最高だ。そういや北海道TV(東京MXTVでも放送)『水曜どうでしょう』のサイコロの旅、東京からサイコロを振って乗った夜行バス「オレンジライナー」で一番最初にきたのがここでしたね。大泉洋さん、ここで確か滑って転倒してたような気がします。。。確かあの頃はまだ大学生さんだったんじゃないですかね。もう今じゃすっかり全国的に有名になって、凄いですね…。

IMG_0161

IMG_0164

伊予鉄道の旅(5)

高浜線で終点高浜までやってきた。海沿いで気持ちが良いし散歩がてら梅津寺まで一駅歩いて戻ることにした。線路沿いに県道が並行している。

IMG_0137

単線区間を行く710系

 

IMG_0135

小道にある踏切、遮断機も小型だ。。。

 

IMG_0139

海を見下ろす。

 

IMG_0145

梅津寺駅までやってきた。駅前には梅津寺公園が隣接しており、そこにはかつての伊予鉄道の坊っちゃん列車が保存されていた。残念ながら入園時間を過ぎており中には入れず。。。

 

IMG_0143

IMG_0147

梅津寺駅

 

IMG_0146

踏切渡ると本当にすぐ下が海岸になっているのがわかる。

 

IMG_0153

IMG_0151

ホームからの眺め。ずっとここにいたくなりそうだ。

 

IMG_8607

高浜行きホームは91年のドラマ『東京ラブストーリー』のワンシーンのロケ地になったらしい。見てないのでよく知りませんが、ここでやってたんですね。東京ではこんなシチュエーションの所もそうないでしょうしね。

伊予鉄道の旅(4)

古町を出て市内線が分かれ、市内を縦断する県道、国道などを越えるため伊予鉄道唯一の高架区間になる(途中、高架駅はない)。あまり長くはないが松山市街がよく見渡せる。
高架をおりてすぐのところに衣山(きぬやま)。なんかシチュエーションが井の頭線に似ている気がする。同線の3000系が移籍してきただけに余計そう思えるだろうか。
左手からJR予讃線並行、横河原行の3000系とすれ違い、西衣山。複線だけに走行中のすれ違いが見られる。JRの方は愛媛県内はすべて単線、どころか四国島内でも複線なのは高松周辺と徳島県内のの一駅間に限られている。
西衣山を発車すると予讃線がオーバークロスして右に離れていく。
しかし、複線でそこそこ駅間もあるのに50、60キロくらいしか出さないようだ。
山西、三津と過ぎていく。なんか綺麗な駅だ。最近改築されたばかりらしい。
きつい左カーブを進み、曲がり切ると港山。
右にカーブを切ると左に海が飛び込んでくる。そして海の本当にすぐそばに梅津寺駅がある。
ここから一つ単線になる。グラウンドをすぎながら少し登り、家並みに入って終点高浜。松山観光港行の連絡バスに接続している。IMG_0129

 

IMG_0130

IMG_0128

また駅名板がいい味出してる。

 

IMG_0133

駅舎もレトロな香り色濃い。駅前駐車場で車ぎっしり、ではあるが。。。

 

IMG_0131

「すりにご用心」、気を付けましょう!

 

IMG_0132

高浜駅前にも高浜港があるが、こちらは向かいの興居島(ごごしま)の泊、由良方面へ向かう船が発着する。もともとは高浜港が拠点だったが、船舶の大型化により松山観光港が整備され移転したようだ。しかし鉄道の方はそれに合わせて延伸されないまま現在に至っている。

伊予鉄道の旅(3)

横河原から折り返しの高浜行きに乗る。列車は松山市へ戻った後、そのまま直通する。路線名は変わるものの実質一本の路線である。
横河原線、郡中線が全線単線なのに対し高浜線は大部分が複線となっている。松山市から早速複線になり、ビルやマンションに囲まれた松山市の中心部を行く。
大手町に停車。発車するとすぐ大通りの踏切があるが、そこは路面電車の市内線も通っており珍しい平面交差になっている。

IMG_0184

大手町駅。写真中央の路上を市内線が横切る。市内線側には大手町駅前電停があり、乗り換えることができる。

 

IMG_0192

高浜線と市内線が交差する風景。市内線の電車が高浜線の通過を待っている。

大手町を出て、市内線はJRの松山駅前を通り過ぎていくがこちらは経由せずに直進する。そして次の古町(こまち)でまた市内線と接続する。

IMG_0158

IMG_0159

古町駅の市内線乗り場。すぐ隣に高浜線乗り場がありここも平面交差になっている。古町駅は伊予鉄道の車庫が併設されていてにぎやかである。

 

IMG_0156

伊予鉄道の旅(2)

松山観光はちょっと後回しにして、いったん横河原線に乗る。
松山市から東へ向かい横河原までを結ぶ郊外線。松山市では高浜線と線路がそのままつながっており、同線の終点高浜までほとんどが直通運転している。郡中線同様、利用客は割と多いが全線単線である。
車両は710系2両、元京王5000系。運転席後ろに座る。
松山市を出るとほどなくして石手川公園、川のそばに駅があり、ホームの松山市よりは鉄橋にかかっている。
坂おりてすぐいよ立花、710系と行き違う。ホームは上下線に挟まれたいわゆる島式ホームというやつで、出口へは踏切で連絡しているが、降りた客はみんなマイペースに踏切を渡っていく。

直線で気持ちが良い。福音寺、北久米、久米、と続く。まだまだ市街地を走る。マンション多い。
平井で10人くらい降りた。車内は1両に10人くらいになったか。
新興住宅地か、家々がきれいになり、空間にも余裕がある。 梅本 四国がんセンター。駅名の通り右前方に四国がんセンーがある。
すぐに牛渕団地前、右に団地広がる。国道11号をくぐる。家並み続くが田圃も見られるようになってきた。牛渕。
田窪、ちょっと雲行き怪しくなってきたかな。
右手の山がでかくなってきた。家並みは続くが駅付近にしぼられつつある。
珍名な見奈良(みなら)。ここで最後の行き違いをする。郡中港もそうだが終点横河原はやはり一列車しか入れない。
愛大医学部南口、ここで結構降りる。2両目の乗客はほとんどいなくなった。
気づけば車窓がまた家並みやアパート、低層マンションで賑やかになっている。
直線進んで、終点横河原に到着。

IMG_0123

IMG_0122

風情ある昔ながらの木造駅舎、710系が止まっていると一層引き立つかのよう。

 

IMG_0126

IMG_0124

外観。駅の字が「驛」なのがまたいい。風情はあるのだがちょっと自販機に囲まれすぎてる気もする。左側の自転車置き場もぎっしりだ。なんだかんだで松山市周辺の足、そこは都市事情というものだろうか。

 

IMG_8586

駅舎の右横から小道があり、ちょうど線路終端部を通っている。線路横は駐車場になっていて遮るものがなく駅全景、停車中の列車を見ることができる。

 

IMG_8590

停車中の710系。