日帰り銚子の旅(6)

鹿島臨海鉄道に乗り水戸を目指す。旅も終わりに近づいた。長者ケ浜潮騒はまなす公園前を過ぎ、北を目指す。臨海鉄道という名前ではあるものの海はほとんど見えず、沿線は住宅街や田園も目立ち、また山近くも通っていて森林も多くトンネルも通る。北浦湖畔から高架区間もある。

旅の疲れで少しまどろむ。長いトンネルを抜け、高架になり市街地に入って大洗。ここからは区間運転もあり本数が増える。

あたりはすっかり暗くなり、月が見える。

進路を西向きに取り、海からからに離れていく。周囲は畑がひたすら広がり、何もないところを高架で快走する。

最後の駅東水戸を過ぎ、水戸市街地に入り常磐線と合流。水戸に到着である。


乗ってきた列車。沿線にゆかりのあるアニメ、ガールズパンツァーのラッピングがされていた。がんばっぺ!



すっかり暗くなった水戸駅前。実は水戸には初めて降り立った。ここまできたからにはやっぱり黄門様に謁見しないと…

(完)

日帰り銚子の旅(5)

香取から鹿島線に乗り、鹿島神宮へ。鹿島神宮手前で北浦を渡る。一度来てはいるが何度見ても見ごたえのある景色。

鹿島神宮から鹿島臨海鉄道に乗り込む。ここからは初めてだ。


運転系統的にはここが鹿島臨海鉄道の起点ではあるが、隣の鹿島サッカースタジアムまでは、実際はJR鹿島線である。しかし鹿島サッカースタジアム駅が臨時駅という事情もあってか、運転系統上は鹿島神宮駅で区切られている。

その鹿島サッカースタジアム駅には臨時停車した。サッカーの試合があったようだ。



おかげで駅をゆっくり見ることができた。そして車内には多くの乗客が乗り込み、列車も一気に賑やかになった。

ここから先は路線上も鹿島臨海鉄道に入る。ここまで電化されていたがこの先は完全に非電化となる。

長大な名前の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」

駅名看板もデカイ。

関東鉄道竜ヶ崎線

茨城県は龍ヶ崎市のJR常磐線佐貫駅から、竜ヶ崎までを結ぶ、関東鉄道の一路線。全長わずか4.5km、途中駅は入地駅のみというミニ路線である。取手から先の常磐線同様この地域の事情で直流電化ができず非電化。全線単線で全ての駅が行き違いできず、ディーゼルカーが普段は1両で行ったり来たりと、ミニ路線らしい形態だ。

まずは東京駅から上野東京ライン、常磐線で佐貫に向かう。が、そのまま素直には行かずに我孫子で一旦列車を降りる。こっちへ来たとなれば行かずにはおれない、弥生軒!唐揚げそば大盛り卵付きで腹を満たす。

  
でかいがうまい、うまいがでかい!

最初の方はいいが、最後は唐揚げの脂が流石に少し来るなw

しかしさすが、休日でも人が絶えない人気ぶりだ。中が混んでると外にどんぶり持って食べる人も。

腹ごしらえをして勝田行きで佐貫へ。我孫子から先の常磐線、なかなか乗ることはないな。

佐貫で竜ヶ崎線に乗り換える。ホームは常磐線上りホームの隣、関東鉄道の駅ビルがあるので外見はそれなりに大きめに見えるが中に入ってしまうとこぢんまりした感じだ。

日中は1両で事足りる。起終点含めて行き違いできず、本当に線路一本しかない。昼間は30分間隔である。常磐線の上り列車とは接続が良い。

  
住宅もあるが田畑が目立つ中を行く。唯一の途中駅、入地。先にも書いたが行き違いはできない。
田園風景の中を走り、やっと市街地に入って早くも終点竜ヶ崎。わずか6分ほどの短い旅だ。

   
 

  

  
龍のふるさと、龍ヶ崎名前の由来は諸説あるようだが伝説ならあってもおかしくないか。
  

せっかく来たし初めての場所なので少し散策する。般若院、しだれ桜の案内板が目について行ってみた。こう言っては何だが一見何の変哲もないような郊外の町といった趣でも、見知らぬ街を歩くのは気持ちがリセットされる思いだ。 空気感もやはり何となく違う。いいもんだ。

高校や大学などが駅の周辺に割と集まっていて、列車内外含め学生の姿もよくみかけた。

  

 
帰りの列車では子供たちが自転車を車内に持ち込んで乗車していた。関東鉄道では区間、時間限定だが日中の列車で一人一台自転車をそのまま持ち込める、サイクルトレインを実施している。羨ましい限りだ!休日は小田急なんかでも自転車を持ち込む人はいるが、こちらはあくまで輪行、好きならいいんだろうが筆者はなかなかその気になれないw
常磐線E531系のグリーン車で帰る。だめだ、リクライニング座るとうとうとしてしまうなぁ。

つくばエクスプレス(3)

さて、流山おおたかの森から旅を続けるとしょう。
柏の葉キャンパスでは大型マンション群に吸い込まれるように進入する。しかし柏たなかすぎると田園が広がり、景色ががらっと変わる。左側に常磐自動車道が並行する。利根川渡って茨城県に入る。
新興住宅地になり、守谷へ。関東鉄道常総線が接続する。
守谷止まりなのでここでいったん乗り換え、2番線降車専用ホームに到着。1番線に来る区間快速に乗り換える。ここから先は近隣を走る常磐線同様、電化方式が直流から交流に切り替わるため、両方に対応したTX-2000系のみが走行出来る。

 

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万博記念公園、1985年に開催された科学万博の会場跡地を整備した公園付近に位置する。
駅周辺はマンションが立ち並ぶが、まだ開発途上といった印象。
当時この場所に直接アクセスする鉄道はなく、常磐線に臨時に設置された万博中央駅からバスというのが主だったようである。

 

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前方に山がうっすら見え始める。突出している山は筑波山か。

相変わらず120で飛ばす。右に大きくカーブ、前に見えた山が左にそれて行く。研究学園。あと一個でつくば。研究学園をでてしばらくして地下へ。高速で走るもトンネルに入ってほどなくして減速。徐行してつくばのターミナルへ。

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ホームの端っこからさい果てを見る。車両基地は守谷にあり、折り返し用の引き上げ線もないのでホームの少し先まで暗闇の空間が伸びて終るだけの構造。地下駅ってことで秋葉原と同じでなんか都会的で無機質な終り方なのがちょっと味気ない。この先の延伸の構造は全くない訳でもないようだが、まあ実現することはなさそうな。せめて出入口への通路を延ばしておいしたり、なんか多目的なスペースでもつくっておけば明るく済んだことだろうが。

 

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コンコースに出る。壁やアーチなど、曲線が多用されている。未来的なイメージとか、つくばの学研都市といったイメージを持たせるような感じだ。まあ、実際つくばに行ってるからそう思うところだろうが、この写真だけ見せられると大江戸線の駅と変わんないような。

 

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外に出て昼食をとり、少し散策する。2005年の開業まで鉄道路線のなかったこの街、もっぱらバスの天下であった。今もここをハブとして各所へのバスが頻発する。ターミナルの規模がかなりデカい。近年開発されたニュータウン的な地域ということからか、駅前にもかかわらず広々と公園が広がっている。あまりゴミゴミしてなくて気持ちが良い。

 

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帰りは快速で秋葉原までひとっ飛び。TX-2000系にはクロスシートがついているので今度はそちらに乗ってみる。休日午後の上り、乗った時点では空いていてすんなり座れたが、始発駅だし最速達の列車だけに発車時刻近くなるとやはり席がかなり埋まった。

 

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全部立体交差の路線をひたすらかっ飛ばす、新幹線並みの車窓!都心の地下区間を除外すれば、設備的には本当にそのまま新幹線に出来そうな感じがする。座席はちょっと硬いし、リクライニングもしない。でも眺めがいいから良し!ちょっと眠たくなってうたた寝、あっという間に都内に戻って来てしまった。

乗り納め2013(2)

というわけで成田から鹿島神宮行きに乗り換えです。
今回、なんか駆け足な気がしますが、ご容赦を!
なんてったって今年中に終らないと乗り納めになりませんからねっ!www
いや、そのうちまたぎをやってみるのも面白いかもしれませんが。

 

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成田駅構内。成田山新勝寺を控え正月は数多くの参拝客でごった返す。駅も正月の準備。年末に成田まで来たのは珍しいもので、こんな看板がかかっているんですね〜!まだ新年ではありませんがとりあえず歓迎してもらえました!

 

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折り返し鹿島神宮行きになる209系が入線。

列車は4両編成、先頭車はセミクロスシート、暖房のためドアは各車両一箇所のみ開放(209系には半自動ドアの機能がありません)。我孫子側の線は先頭車2、3人しかおらずガラガラでしたが、こちら側は座席が埋まるほど人が座っていました。エアポート成田を見送り発車、先に乗った我孫子行きの線が分かれ、しばらく複線で進みます。成田スカイアクセス交差手前で空港行きの線路が分かれて単線になります。
しばらく成田の町を走りますが、空港行きが分かれるととたんに林と原っぱという風景になってしまいます。そういえば空港行きに乗っても、空港に近づいてホテル群が見えてくるまでこんな調子ですね。

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離陸する飛行機に遭遇。海外出る人で空港はごった返しているんでしょうか。
何もないところを右左しながらのんびり走り、やっと町が見えてきて、久住。のどかなもんです。駅を出ると、すぐ右はなんとゴルフコース。フェンスはどうやら見えず、もし電車にあたってしまったらどーなるんでしょう???
短いトンネルをくぐりまたモノトーンの景色に。本当に駅の間、ほとんど何もないです。
しかしところどころ線路のバラストが妙に綺麗なところが多い気がします。地震からの復旧でしょうか。
左(北側)が視界開けて、滑河。駅の周りは家並みあるものの、やはりさみしい感じが。ここで利根川に接近し、ここから終点銚子までほぼ川沿いを走ります。木下あたりもそうでしたがここからまた車窓北側が開けた地形、右側は林といった感じになります。長い直線区間になり速度もそれなりにでるので気分はかなり爽快です!しかしこの区間、特急がろくにないのが残念、特急ならもっと気持ちよかろうに!途中突如橋脚が現れるがこれは圏央道です。
下総神崎(しもうさこうざき)、ここで行き違いのため4分停車。しかしさっきから、成田線の駅はなぜかレトロ調の看板が多い。

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空は爽やかな筋雲。このところ寒波により、猛烈に寒い日が続いていましたが、今日はそんなに寒くなく助かりました。

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相変わらず何もないとこをひた走ります。
なんかこんな景色が続くと、もうずっと降りずに乗っていたくなります。

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大戸、上り線に到着。やはり家々はほぼ駅の周りに集中しています。2分停車するが行き違いはなく発車。
次は佐原、銚子行きの乗り換え案内がされますが、実際の分岐はひとつ隣の香取駅です。
久々に大きな町になって、佐原。2面3線あるがここも上り側の1番線に到着、銚子寄りには切欠きホームの0番線があり、主に佐原折り返しの鹿島線が使うようです。
田舎町の中を行き、香取。しんごちゃんはいませんよ(当たり前だ)。
駅舎は香取神宮をイメージしたものになっています。

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さあ、ここから鹿島線に入ります。鹿島線は香取〜鹿島サッカースタジアム間を結ぶ全長17.4kmの短い路線です。列車は主に成田線の佐原に乗り入れてここで折り返し、一部が千葉や東京方面(特急も1日1往復のみ有り、ただし鹿島線内は普通列車として運行)に乗り入れます。ちょっと変わっているのは、終点である鹿島サッカースタジアム駅が臨時駅ということで、実際には一つ手前の鹿島神宮が「事実上の終点」みたくなっており列車はここで折り返します。そこから先は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が接続しており、水戸方面へと繋がっています。なので通常、鹿島神宮〜鹿島サッカースタジアム間は大洗鹿島線の列車に乗らないと通ることが出来ないし、そこを通らないと鹿島線に「完乗」したことにならないという、奇妙な構造です。運賃計算もきっちりしてまして、普段は列車の止まらない鹿島サッカースタジアム駅がちゃんと境界になっています。停車しなくても鹿島神宮〜鹿島サッカースタジアム間はJRの運賃が適用されますし、お互いの連絡の絡みもあって、鹿島サッカースタジアム発着の切符が普段から販売されています。

1970年代に開業した路線で、路線や駅のほとんどは高架、道路とは全て立体交差と、かなり高規格な路線になっています。しかし全線単線、本数も1時間に1本と、運行の水準は成田線などの周囲の路線と変わりません。せっかくの設備なのに、ちょっと持て余しているかのような印象です。まあ、実際は他に貨物列車が走るのでしょうが。鹿島も工業都市として名高いですからね。

銚子方面の成田線から左カーブで分岐、トラス橋で早速利根川を渡ります。この付近は太平洋近くでほとんど河口ということもあってか、川幅は相当広いです。はるか向こうには鹿島の工場群がもくもくしています。ちなみに向こうに見える橋は東関東自動車道です。

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鉄橋を渡るとそのまま高架駅の十二橋へ。さらに高架橋が続きます。右側は何もないので見晴らしは抜群です。この辺りはいわゆる「水郷」で、太平洋、霞ヶ浦など水辺に囲まれた低湿地になっています。

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北利根川を渡り、ここから茨城県に入って潮来。佐原までとは打って変わって周囲は完全に町で、高架であることもあって都会的な感じです。少し前まで113系だった千葉県内の各線、今やローカル路線に似合わないような209系に置き換えられましたが、ここではそれも似合ってしまうかのようです。
潮来の町をしばらく走りますが、やがて町の端に出て地上に降ります。高台に入るのか林の中を窮屈そうに進み、トンネルも抜けます。しかしそれも少しだけで、高台から一気に低地にでて街が広がり延方(のぶかた)駅に着きます。

延方の先はこの路線のハイライトというべき区間です。列車は巨大な北浦を渡ります。霞ヶ浦の一部を構成する湖です。長さ1km以上ある長い橋梁で渡ります。あんまり長く、川を渡るのとはスケールがまるで違います!もうひたすら水上、「水上バス」ならぬ「水上電車」(なんともつまらん)、いやそんなことを口に出したくなるくらい、水上を闊歩するように走ります。これはもう、是非一度乗ってみることを強くお勧めしたいポイントです。日本三大車窓の善光寺平、確かに素晴らしかったですが、ここも決して負けてないと筆者は思います。

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思わず息を飲む光景!これが電車の車窓かと思うほど、水上を走る北浦の橋梁。でもこんな所で電車とまっちゃったら、どうすんだろ〜?www

 

北浦を越えると鹿嶋市に入り、ほどなく終着の鹿島神宮に着きます。

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大洗鹿島線が非電化ということもあり、サッカー向けの臨時などを除いて直通列車はなく、全て乗り換えです。ホームは島式1面2線、大洗鹿島線は1番線、JRは2番線を使用します。

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鹿島サッカースタジアム方面へ線路が続きます。

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ホームと改札を結ぶ階段。遠くから見ると鹿島神宮の楼門が浮かび上がる仕掛けになっています。

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改札口。鹿島線の駅の改札は未だに自動化されておらず、駅員さんが対応しています。そのため今もSuicaが利用できず、本来ここへ来るには乗車駅から切符を買わねばなりません。しかし、多くの路線で使えるようになったことやいつものクセもあってか、やっぱりSuicaで乗ってきてしまう人が後を絶たないようです。乗車駅からの運賃をSuicaから引いて精算する旨張り紙がされており、駅員も端末片手に慣れた様子で精算対応をしていました。って実は筆者も今回やってしまい、駅員さんにお世話になりました!www まあどのみち、駅員さんに切符を渡す必要はあるのですが。帰りの切符を買っておきますが、券売機もSuicaは使えず現金で購入します。いいかげん自動改札にした方が気がするんですけど、予定はないんでしょうかね。

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立派な高架駅。左がJR鹿島線佐原・東京方面、右が大洗鹿島線(但し先述の通り、鹿島サッカースタジアムまではJR鹿島線)水戸方面。今回はとりあえずここまでとしました。

せっかくきたので鹿島神宮にお参りします。神宮へは歩いて10分程、駅前の急坂を登っていきます。鹿島神宮は剣豪塚原卜伝生誕の地、坂の途中には銅像が立っています。ちょうど最近NHKでやっていてロケも鹿島神宮でされたこともあり、結構PRされていました。そういえば鹿島はサッカーでおなじみですが、そっち関連の物があまり見当たらなかった・・・。まあスタジアムは隣の駅ですから、そっちのあたりには多いんでしょうが。

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坂を登りきって左折すると、参道を通って鹿島神宮へ。

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ここも大勢の人になるんでしょうか。本殿は臨時と思しき巨大な賽銭箱が造られていました。まだ正月前なので普通に参拝します。それほど人は多くなく、ほとんど待つこともなく参拝出来ました。境内かなり広く、森林の中を結構歩けます。こりゃ、パワースポットですな。来年も充実した年になりますように!

というわけで今年の乗り納めも、これにて終了です。来年もヒマを見つけてはちょこちょこ行って書くことになるかとは思いますが、よろしくお願いします!帰省や旅行に行かれている皆様、どうぞお気をつけて!

それでは鹿島神宮からお別れします。皆様、良いお年を〜!