新幹線でひとっ飛び、初夏の北陸金沢の旅(6)

というわけで一日はあっという間に終わり、金沢駅前の居酒屋で地元の料理を肴に酒を酌み交わす。こうまでするとやはり一泊…と思いたくなるがそこはガマン。列車の時間があり限られた中だったのでちょっといそいそした感じだったがまあ続きは列車の中でw
19:18のかがやき516号で金沢を後にする。駅員さんにお願いして発車前に記念撮影。快く応じて下さり深謝。

列車の中でもプルトップを開けてさあ二次会の始まり、と思いきや富山あたりまで来てこっくりこっくり、疲れが出て来ましたかね。それと北陸新幹線のシートは枕がついてるので寝るのにもってこいという環境もあります。(笑)

最速達のかがやき号、長野に止まってあっという間に埼玉にもどり大宮へ。よく寝入っていた同行者もそろそろ起き出す。2時間前までの北陸の感覚はすっかり薄れて都会に逆戻り…。朝と同じ上野駅で列車を降りる。楽しいひと時は本当にあっという間だ。とりあえず今回は予定外の動きにはなったが無事に進められて何よりだったしそれはそれで勉強にもなった。毎年恒例となってきているこの旅だが今回も素晴らしかったし予定を合わせて機会を作って下さり企画手配と色々一緒に奔走して下さった仲間達に感謝したい。またこんな旅ができることを祈って今回の稿を締めるとしよう。

さいごに、今回乗ることはなかったが、たまたまタクシーを拾うべく訪問した北鉄石川線の野町駅。地方私鉄のターミナル駅、のんびりとした空間がまた心地よかった。北鉄は浅野川線に乗ったことがあるのみ、いずれまた改めて石川線の旅もするとしよう。(完)


新幹線でひとっとび、初夏の北陸金沢の旅(2)

さて、予定通りに無事上野6時22分発のかがやき501号に乗り込む。地下にある東北・上越方面の新幹線上野駅ホーム、北への玄関口として古くから名高い上野駅、1階と2階にホームがありかつては1階から北へ向かう特急列車などが多数発着し、往時から上野駅を利用していた人や長距離旅行者にとってはそちらの方が馴染み深い光景だろう。時は流れて新幹線ができたわけだが、地上側にスペースが確保できなかったか、東京駅を高架線で出発した新幹線は在来線としばし平行したのち、秋葉原駅の先で地下にもぐってここ上野駅に到達、その後日暮里の先で顔を出して再び高架線に戻るルートを取る。そんなわけで地上ホーム側はかつての長距離旅客の賑わいは年々薄れ、変わって今は都会の地下鉄と遜色ないホームがメインの北への玄関口と化している。常磐線方面には新幹線がないので、かろうじて特急ひたちやときわなんかが地上側から北へ向かう特急列車の主役として生き残っている。
朝食を調達して、地上にある新幹線改札口を通り長いエスカレータで地下ホームへ。地下鉄顔負けの深い場所にホームが位置しており乗り換えには時間がかかる。ちなみに運行本数も地下鉄に劣らずで東京から大宮までは東北(北海道)・上越・山形・秋田・北陸の各新幹線が全て同じ線路を走るため、超過密ダイヤである。

列車まで少し時間があるのでその間にやってくる車両をホームで眺める。東北方面の新幹線など滅多にのらないがその間に車両のラインナップもすっかり変わってしまった。
E5系はやぶさとE6系こまちの組み合わせも生で見たのは初めてだろう。



 

そうこうするうちにかがやき501号のお出まし。6時22分定刻に上野駅を発車。いよいよ本当の旅の始まりだ。地下トンネルを出て日常空間からだんだん遠ざかる。始発の下り方向ということで乗客はほとんどなく、ちょっと無理やりながら車内で軽く記念撮影して朝飯タイム。上野駅の駅弁屋、友人はチキン弁当と決めていたそうで筆者もそれにしようかは悩んだが朝からチキンとは体の方が受け付けるかどうか(笑)、それと見本の海鮮の魅力に負けて、鮭はらこ弁当を選択。この選択にしたって朝からするのはどうなんだろうとちょっと突っ込みたくなるが、まあたまの旅なのですからいいでしょう。。。でもチキン弁当もうまそうでちょっと悔しい。機会があれば一度はそっちを選択することにしよう。
大宮で東北新幹線が分かれると本領発揮、一気にスピードを上げる。かがやきは大宮の次、長野までノンストップだ。
この日の天気、2、3日前の予報ではそこまでひどくなさそうな気もしたがやはり梅雨の時期、朝からちょっと小雨がぱらついて埼玉県内もちょっとどんよりしていた。心強いことに晴れ男くんが同伴の今回の旅、きっとこの先必ずや晴天だと願う!だが、この先トンデモナイ事態に巻き込まれることになるとは、この時誰も予想していなかったのである・・・。

新幹線でひとっとび、初夏の北陸金沢の旅(1)

奥多摩の旅からもう2ヶ月が経過、気づけば梅雨入りしてじとじとした季節。口癖になりつつあるがすっかり忙しいと日々の移り変わりにもまるで関心を失っているかのようだ。
まったくわれながらなんていう下手な口上で入ろうとしているんだか。旅行パンフレットを勝手にイメージしたタイトルを考えるもさっぱり行けてない。。。それよりほろよい加減で書くなですな。はい。

というわけで今年も学生時代からの友人と旅に出ることに。数年前にひょんなことから始まってもう毎年恒例だな。全くもって縁の力というものは侮れない。行き先は北陸地方、新幹線もできてすっかりホットになった感じか。せっかくのところであるが都合により日帰りでの旅。とはいえ東京からでも、今や新幹線の力でもはや敵なし!金沢まで約2時間半、大阪と同じ圏内となり一応日帰りもそこまで無理な話ではなくなっている。何度か出かけているが、以前のメインルートであった上越新幹線と特急はくたかの組み合わせは4時間ほど、上越新幹線が開通する前よりは当然早いとはいえそれでも遠路という印象しかなかった。

しかしいくら日帰り可能な距離になったとはいえ、ゆっくり楽しみたかったらそれなりな覚悟は必要!ということで行きの北陸新幹線は始発列車、栄光のかがやき501号を選択した。集合は上野駅に朝6時となったが、当然ながらそこまで頑張ってこなくてはならない。距離のある筆者は最寄駅からも始発列車でやってきた。実は前日飲んでいただけに寝坊しやしないか少しひやっとしていたのだが神経が持ってくれたおかげかしっかり時間通りに目を覚ますことができた。何を隠そう始発だったら難なく回れると言ったのは一応自分なので、そこは責任を取らねばなりますまい・・・。(笑)

京王線の始発電車で新宿へ向かい、そこから中央線、神田で京浜東北と乗り継いで上野へ向かう。あんまりこんなことを書くからまた長くなるが、早朝の各線の様子というものもまたマニアック(?)な感じがするもので普段見られない光景が見られる。京王線でいえば各駅停車は新線新宿行きで笹塚から京王新線に入るし、中央線は快速が運転されてないのでオレンジ色の電車が各駅停車になり代々木、千駄ヶ谷と延々とまっていく。マニア的には面白いものだが早朝で本数自体も多くないのと相まって日中よりもちょっと目的地までの時間がかかる。

時間通りに集合し切符手配のプロのお方の力を借りて行きの指定券をゲット。行程では上野6時22分のかがやき501号で金沢に8時46分着、そこから8時56分の能登かがり火に乗って能登方面へ向かう行程である。今回も無事成功できることを祈るのだが、果たして・・・。

北陸のローカル私鉄を訪ねて~北陸鉄道浅野川線~

北陸新幹線乗車にあたって、せっかくなので金沢周辺を観光とこの辺のローカル私鉄である北陸鉄道を訪れた。
浅野川線と石川線の二つ路線で成る私鉄である。浅野川線はJR金沢駅に隣接する、北鉄金沢駅から出発、石川線は少し離れ、金沢市中心にほど近くの野町駅から出発する路線で、同じ北陸鉄道ながら直接連絡していない。
今回は浅野川線に乗車。金沢から終点までそれほど距離もなく、予定の新幹線までに行って戻って来れるのでちょうど良かった。

浅野川線は北鉄金沢駅から、浅野川沿いに日本海に向かって終点内灘まで走る路線。長さは短くわずか6.8kmしかないが、駅間が路面電車程度に短く12も駅がある。全線単線で昼間は30分に1本、地方の私鉄では標準的な運行体系と言える。短い路線ながら以前は急行が運転されており、車内に掲示された路線図には今も急行を示す赤線が引かれている(急行の名前の所はさすがに黒塗りで消されている)。
車両は、これまた地方私鉄では人気(!)の元京王井の頭線3000系を譲受した8000系である。外見上は顔と横のラインがオレンジになっているくらいであまり手は加わっていない。

北鉄金沢駅はJR金沢駅の駅前地下道と直結した地下駅。地方の私鉄で地下にある駅は珍しい。

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発車するとすぐに地上に出てJRの線路群をくぐる。と思うともう次の駅、七ツ屋(ななつや)。その後も上諸江、磯部とちょこちょこ止まっていく。駅間の短い路線だ。列車はワンマン運転なので基本的に前のドアだけが開く。
金沢駅周辺の住宅街を行く。北陸の中心的な都市である金沢は人口も多いだろう。進行方向右側には浅野川が並行する。
三ツ屋で行き違いをする。駅間が短く本数も少ないということか、行き違いのできる駅は少なくほとんどの駅がホームと線路一本ずつしかない小さなものである。
地方では未だ現役の電鈴式の踏切がある。
大河端、北間と過ぎ、左に急カーブして、蚊爪(かがつめ)。読みづらい上に駅名に「蚊」の字が入ることも珍しい。
鉄橋で大野川を渡るがここで列車は徐行運転になる。見ていると確かに速度制限15km/hと書いてある。なんだろうか。川の向こうは河北潟で、電車もゆっくりなので日本海近くの風景をゆっくり楽しめる。この路線のハイライト的なシーンだ。

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渡ってすぐ最後の駅粟ヶ崎、その後終点内灘に到着。
住宅街の中にある特にそれといった特徴もない駅だが、少し歩くと日本海に出る。確かに潮風を顔に感じられた。

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北陸新幹線初乗車(1)

ネタが色々あって整理しないといかんな…。
大阪にいたころ、開業から一週間の北陸新幹線に乗る機会があった。
もともとすぐに乗るつもりなどなかったのだが、ひょんなことから切符を頂いてしまい、行くことになってしまった。どこかで売ればいいじゃんとか言われそうだが、まあせっかくいただいたことですし、席まで指定してあるしw

普段なら東京からそのまま新幹線に乗るだけ、なのだが大阪にいるもんだから新幹線に乗るまでが長い…。

まずは特急サンダーバードで金沢へ向かう。ああ、北陸新幹線が大阪まで全通すればこんなことはないがw
大阪駅8時10分のサンダーバード、1週間前に切符を買いに行ったが指定席はすでに満席、やむなく自由席の特急券を買った。しかしバタバタして発車10分前にホームについたが案の定ホームの乗車口には自由席狙いの長蛇の列!帰省ラッシュの新幹線かと思うほど。こんな時期にこんなに混むとは考えにくく、これはもう明らかに新幹線狙いとしか思えない!

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駅ホームは長い列だったが乗ってしまうと席数が多いのか意外とそうでもなく、窓側の席に陣取れたし、席も全部は埋まらなかった。
まずは東海道線(JR京都線)を走り、新大阪、京都と停車する。東京からはるばるやってくるはずの京都が、まるで横浜みたいに近いのは本当に慣れない感じだ。
山科からは湖西線に入り北陸地方を目指す。文字通り琵琶湖の西岸部を通り、関西と北陸をショートカットする路線である。もともとは東海道線しかなかったので米原まで行って北陸本線に入るルートだったが、湖西線が出来てからはほとんどの特急が同線を通っている。この路線を通るのも初めてだ。比較的新しい路線で全線立体化され、西側には比良連峰も拝め、美しい。

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近江塩津で北陸本線に合流し、柳ケ瀬トンネルで福井県入り、一気に日本海側に出て敦賀に着く。北陸地方に入った。中心部の金沢、富山あたりはそれなりに距離があるものの、福井あたりにちょっと足を踏み入れる程度のことなら、関西からだと断然近い。関西と北陸の結びつきが強いのも頷ける気がする。

敦賀を出ると長大な北陸トンネルを抜ける。全体的に険しい北陸地方だが福井県内は特に険しく先の柳ケ瀬トンネルなど難所が続く。
福井県に入るとまだ雪が普通に残っていた。時は3月、所によってはまだそんなところだろう。

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石川県に入り、小松を過ぎるともうすぐ金沢。途中、新幹線の白山車両基地が見え、そこから先は新幹線の高架線がべったり並走する。金沢はまだだが早くも車内は新幹線ムードで盛り上がり始める。

速度もゆっくりになって犀川を渡り、終着駅金沢に到着。

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駅に降りるやすっかりお祭り騒ぎ。なんせ人が多すぎて普通に歩くのも難儀だ。係員も総出で対応している。そしてコンコースには長い列。何かと思ったら入場券を係員が手売りしていてそれの待ち列であった。いつの時代も新しいものの開業というのはその地に夢を持たらすものですなぁ(笑)

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3月14日の春のダイヤ改正で開業した北陸新幹線。しかしキャッチコピーがうますぎるなぁ…。

乗る列車は指定されていて遅めの時間だったし、せっかく金沢に来たので少しぶらりとしていく。ちょうどお昼になったので市内に出て昼食を取り、兼六園へ。普通の土曜日だが新幹線効果もあってかやはりなんとなく、人が多いような…。

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そしてついに待ちに待った新幹線へ!
おおおっ、話題の車両!
「和」をテーマにしたというデザイン。ホワイトを基調にブラウンとブルーという塗装。スピードが第一にイメージされる新幹線に果たしてそのようなデザインは合うのか、とも最初は思えたが、実際現地で見てみるとそあまり違和感なく、コンセプトをよく出しているような印象で、意外と合っているなと思えた。あくまでベースの色は他の新幹線と同じようにホワイトで、アクセント的に他の色を織り込んでいるのが、割と自然な感じがしてすんなり受け入れられたのかもしれない。うむ、なんだか新しい文化を象徴する香りがするのぅ。しかしデザインのセンスって本当に繊細ですね…。色をどこに配置するかで印象は大きく変わってしまいますね。

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ノーズは大きく、ブルーを基調に塗装されている。ちょっと近未来的で、こちらは新幹線らしさをよく出していると思う。確かにこちらでブラウンを基調にしても、新幹線としてはいまいちパッとしないかもしれない。

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さて、折り返しの清掃が終わり、乗り込むとしよう。
指定席はレッドを基調とした座席。普通の指定席なのだが、なんだか気高い感じがするぞ。大阪行きですっかり東海道新幹線に乗り慣れてしまったが、あちらはどうにもエコノミーっていう感じが…。
ちなみに、全ての席にコンセントが確保されている。東海道にもあるもののあちらは窓側の席にしかないので、これは有難い!

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車内外ともに喧噪に囲まれながら金沢駅を後にする。

北陸方面

写真整理してたらもう10年前のものになるが北陸方面の写真。もともとほとんど行くところのない地域ですしにわかには実感の湧かない話ですが来年には金沢まで新幹線が開業、並行在来線になる金沢以東の北陸本線は第三セクター化されてなくなっちまうんですな~!そうものすごく遠い所でもないし、また出かけてみるかな~!

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475系?(たぶん、あまり詳しくないもんで)
少し前までは413系や食パンこと419系と併せて北陸本線普通列車をほぼ全面的にカバーしてました。今や223系似の新型521系に押されて活躍範囲は大幅に縮小されているようですね。元をただせば急行型車両。まあ長野地区の169系など地方では普通列車への使用は珍しくない話とはいえ、大都会に住む者にとってはやはり贅沢なと思ってしまいますね。
ちなみにこの写真は高架化工事まっただ中だった福井駅です。この少しあとに高架化されて車両ともども様変わりしてます。

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こちらは七尾線の415系。北陸本線の津幡から和倉温泉へ向かう能登半島を走る路線。途中金沢~津幡間は北陸本線に乗り入れます。七尾線含め、金沢より東にある北陸本線の支線区は、新幹線開業後も第三セクターにはならずJR西日本が引き続き管轄することになっています。大糸線の非電化区間なんかも結局そうなるようです。こちらは北陸本線金沢から相当離れてかなりの「飛び地」になってしまいます。