乗り納め2016

あまり更新しない間にすっかり2016年も大晦日になってしまった。

ちょっと体調も崩してしまったがせっかくの年末年始休み、ちょっとくらい日帰り旅でもと思い湘南江の島方面へ。

いつもなら小田急で向かうのだが、午前中に新宿に立ち寄ってから行ったのでちょっと変わった感じだが副都心線、東横線経由で横浜に出てそこで昼食、横浜から東海道線で大船、そしてそこから湘南モノレールで江ノ島へ向かった。湘南モノレール、過去に一度だけ乗ったきりだな。

というわけで大船駅からスタート。JR各線が集い、鎌倉への玄関口でもある。モノレールは駅を出てデッキを少し歩いた所にある。


モノレールながらも全線単線で、大船駅も一列車しか進入できない。ホームに来た時にはまだ列車の姿はなかった。懸垂式モノレールなのでレールは天井部分に渡された桁に存在している。見慣れていないせいか、ホームの形に少し違和感を感じる。

なお、主要駅は自動改札となっているものの関東では珍しくSuica、PASMOなどの交通系電子マネーには対応していない。券売機で切符を購入する。

アナウンスが入り列車が到着、13時ちょうど発の湘南江の島行きとして発車する。本数が多いので折り返しの時間は短い。車両は世代交代されて今は全て新型の5000系となっている。昔は銀の車体に赤帯が入れられていたが5000系では編成ごとに色が違っていてカラフルである。3両編成で車内はクロスシートが並ぶ。連結部は乗務員以外通り抜けできないのが特徴である(懸垂式モノレールは一般に急曲線が多いためこうなっているようだ)。


時刻になり発車する。大船駅を出ると駅前ロータリーを回り込むようにいきなりS字カーブする。モノレールらしくカーブと起伏は特に多い。

横須賀線を越えて、最初の駅富士見町、大船行きと行き違う。無人駅のため、きっぷはきっぷ入れに入れるよう案内される。モノレールではあるが趣のある路線である。

懸垂式モノレールとあって、車両の下には何もなく宙ぶらりんである。そのため沿線の商店や飲み屋の看板とかがすぐ間近に見えるのがなんだか面白い。

駅前の地域を抜けると急勾配で高台に登る。見晴らしが良い。片面ホームの湘南町屋。


次の湘南深沢で結構降りた。車庫が隣接しておりそちらへの線路が伸びる。

急な勾配を登る。高低差がかなり激しい。トンネルもくぐり西鎌倉。湘南深沢に続いて行き違いをする。単線だが行き違い駅を全て使っておりネットダイヤとなっている。1時間に8本が最大でこれ以上の増発はできない。また、駅の配置がほどよいのかほとんど行き違い待ちがなく、こちらが着くと大抵反対列車も到着している。

また登りになって片瀬山、高低差が激しいが、もう海は近い。目白山下まで来ると海が見える。


目白山下を出てすぐトンネルをくぐり、抜けると終点湘南江の島である。ビルの5階とかなり高く、山のすぐそばに立地し地上から長い階段とエスカレーターで向かう構造はなんだかロープウエイ乗り場を思わせる。



駅を出るとすぐに江ノ電の江ノ島駅がある。

江ノ電を越えて徒歩で江ノ島へ。

江島神社、初詣では大賑わいだろう。というか既に結構な人出だったが。

来年も良い年になりますように…。

島からの眺めも絶景。空気が良いので富士も美しかった。江ノ島は都心から近く島自体も景勝地として歩いていて楽しい。



帰りは片瀬江ノ島から小田急で。なんかこうしてみるともう初詣みたいだな(笑)

しかし今年は奇遇にも年の初めも終わりも江ノ島だったな。


それでは皆様、良いお年を!

寒川神社と相模線廃線跡

東海道線の茅ヶ崎から分岐して北上し、橋本へ向かう相模線。今は茅ヶ崎から橋本の路線のみ、旅客列車のみが運行されており国鉄からJRに受け継がれているが元々は相模鉄道の一路線で相模川の砂利を運ぶための貨物線であった。そのための路線の一つとして寒川駅から支線が分岐していた。本線同様に旅客営業も行っていたが、運行時間は限られ朝夕のみの運行、昭和59年には廃止となっている。

日帰りで湘南方面に出かけた帰り、行ったことのない寒川神社参拝と合わせて訪問してみた。

茅ヶ崎から相模線に乗り寒川へ向かう。相模線は何度か乗ったことがあるが大概は通過するだけで途中駅で降りたことはほとんどない。

寒川駅は寒川町の中心駅で、相模線の中では乗降も多い。昼間は20分間隔と首都圏では本数の少ない部類に入る相模線、ホームには結構人が待っていた。

寒川神社自体は隣の宮山駅が近いため、車内放送ではその旨しきりに案内されており、寒川駅においても最寄駅と思って降りてしまった人向けか、ホームから改札に出る階段にやはり宮山駅が最寄駅である旨しつこく書かれている。実際宮山駅からだと神社まで500mほどなので確かに近い。

しかし寒川神社の表参道自体は寒川町の中心部から出ているため、そちらも含めて全部歩きたいのであれば寒川駅で降りる必要がある。表参道は後で取り上げるが緑に囲まれていていかにも神社らしく散策にもいい。寒川駅からだと1.5kmほど歩くことにはなるが、足に自信のある方は歩いてみるのもいいだろう。筆者は廃線跡探訪も兼ねていたため、寒川駅で降りた。


寒川駅。左側の下り線の隣に寒川支線が並んでいた。

寒川駅を発車する橋本行き電車。支線が存在していた分、敷地は広々としている。

少し進むと相模線本線から分岐していく。写真の県道を渡ったところからは線路跡が遊歩道になっている。

遊歩道入口近くの大門踏切から寒川神社の表参道が始まっている。こちらは後ほど向かうことにしよう。

線路跡の遊歩道を歩いていく。よく整備されている。


途中には踏切跡だろうか、道路交差部にレールが残されており動輪が置かれていた。

少し進むと一之宮公園に入る。公園内には支線の線路がほぼそのまま残されている。

廃線から30年以上経過してはいるが、ここまで間近に線路を観察?できる場所もそんなにない。

公園が終わる箇所で線路もいきなり終わる。こんな線路が残ってるなら遊具か何かで手漕ぎのトロッコみたいなやつでもあったら面白いのにと思うが、距離にしては短すぎるし管理のことも考えたら面倒だろうか。レール幅も国鉄標準の1,067mm、鉄道にしては普通だが公園の施設にするにしては広すぎる…。

公園の先で再び線路跡を活用した遊歩道に戻り、少し歩いて道路を渡るとほどなく八角広場という広場に着く。八角形の噴水がありこの名前にっているのだろうがこの日は噴水は止まっていた。

この八角広場が、かつての寒川支線の終着駅、西寒川駅があった場所である。

広場の奥に進むと西寒川駅と隣接していた相模海軍工廠の跡を示す石碑が立てられており、例によってその付近には線路が少し残されている。



ちなみに広場の前の通りには神奈中バスの八角広場前のバス停があり、茅ヶ崎駅と寒川駅を結ぶ系統が発着する。寒川支線が廃止されてからも一応交通機関が確保されているような格好だ。しかしバスの本数は少なく昼間は40分に一本しかない上、寒川駅まで歩いてもそう遠くない距離である。

ちなみに写真奥に見えている高架橋は圏央道で、その横には相模川が南北に流れている。

八角広場から圏央道沿いの道を歩いて先の県道に戻る。この辺りは二層になっていて都市高速のような景観だ。

都会から少し離れて上空に何もなく相模川沿いとあって広々とした空間、ローカルさを残す相模線の好きなところでもあったが、圏央道の開通ですっかり景観が変わってしまった。

県道に架かる橋から相模川を望む。
寒川駅近くの踏切まで戻って寒川神社表参道に入るとしよう。

1kmほど森林に囲まれた参道が続く。車道なのでそこそこに車の往来はあるが気持ちが良い。ちなみに寒川神社は交通安祈願でもよく知られている。


本殿に入りお参りする。ちょうど海の日の連休となったが関連の祭典があるようだ。

参拝を終えて帰路へ。茅ヶ崎海岸も行ったのでちと歩き疲れた。

帰りは神社最寄りの宮山駅から帰ることにする。参道の途中にはJR宮山駅の案内がされている。

500mほど歩いて宮山駅へ。
神社の周辺には宮山駅の方向を示す案内が割とあるのだが離れてしまうと宮山駅前の信号の所までそれらしい案内がない。相模線自体は神社の脇近くを走っており踏切の音も分かるくらいなのでそんなに困ることはないのだろうが、ちょっとわかりにくい。駅は信号に隣接したコンビニの横の路地を入った所に位置する。

駅はホーム一本のみ、無人駅でなのでかなり小ぶりだ。寒川神社最寄りということで初詣客を考慮してか臨時の出入口も設けられている。

宮山駅のすぐ北側(橋本寄り)には圏央道寒川北インターチェンジがある。圏央道はこの先隣の倉見駅にかけて、相模線の線路のほぼ真上に建設されている。高速道路が出来るってことで当然ではあるものの何もなかった所に突如として建造物が覆い被さることになったわけだ…。

変な駅シリーズ(1)

日本全国津々浦々、広がる路線網に散らばる駅の数々。って、またもよせばいいのにへたくそな導入で始めてしまってますね。という訳で駅の話。。。新路線や新駅が出来たり、逆に廃止になったり、また駅自体も旅客駅とは限らないので分け方もあるんでしょうが、全国見て1万近い数の駅が存在するということのようです。そんな数だけ存在する駅のこと、普通な駅ばかりとは限らず奇妙な駅も少なからずあります。というわけであまりやってきませんでしたが変な駅特集でもやってみましょうかw

横浜駅を起点に神奈川県下を走る相模鉄道、路線網自体は決して長くはなく旅客線は本線といずみ野線の2路線のみ、本線も24kmくらいしかありません。そんな路線の中にへんな駅はあります。終点海老名から一つ手前のかしわ台駅です。 かしわ台車両基地も併設されているとあって、その手のマニアにはたまらん場所ではないでしょうかね。かつて相鉄で活躍していた車両も静態保存的にまだ存在していて、車庫沿いの道からフツーに見たり撮ったりすることが出来ます。降りた感じでは一見普通の駅、しかし問題なのは駅出入口の一つ、東口のことですね。ホームから東口に出るまでかなりの距離があり、なかなかたどり着かないという実に奇妙な出口です。「遠い」といえば京葉線の東京駅ホームは良く知られていますが歴史的にはこちらの方が古く、また改札口からホームまでの距離の長さとしては日本一だそうです。筆者も車庫を眺めつつ散策の傍ら、お約束の東口へ歩いて出てみることにしました。

まずはホームから普通に階段へと向かいます。でも、この時点で「東口 約370m」とありますw

IMG_7594.JPG

IMG_7595.JPG

 

上り切ると線路を越えて、下りホームからの階段が合流します。 突き当たりを左へ行くと東口への下り階段。でもここからまだ330mもある…
IMG_7597.JPG

IMG_7600.JPG
階段を降ります。普通は下りきったところに改札口があってすぐ出口、となるはずですが…

IMG_7601.JPG

 

降りた先には、先の見えないなが〜い通路が線路脇に延々と続いていた!

IMG_7602.JPG

 

ちなみにこれが先の跨線橋の上から見たところ。線路の右に通路がずっと続いているのがわかります。 IMG_7598.JPG

 

あんまりの通路の長さから「ひと休みする場所でも作ってよ〜」の声が多数寄せられたのかは知りませんが、ホームからの階段を降りた地点の右側スペースはなんとちょっとした庭園として整備されていました。本当に最近造られたと思しく、かなりピカピカです。 庭園も「駅ナカ」な時代になったのですなw ベンチもしっかり置かれています。でも、誰も休んでないですな… IMG_7604.JPG

IMG_7603.JPG

こうしてみると本当に駅の中とは思えないような…

 

さて、通路を歩いていきます。

IMG_7608.JPG

 

下り列車とすれ違いますw

IMG_7611.JPG

 

そして上り列車にも抜かれますww 行ったときは昼間でしたし、写真を撮りながらだったので出るまで時間がかかってはいますが、上下2本の電車に遭遇してます。。。

IMG_7616.JPG

 

この一帯は起伏の激しい地形、何気にすぐ横は崖で岩肌が露出していたりします。でもここはハイキングコースではありません…くどいですが、駅ナカですwww

IMG_7615.JPG

 

こんなサインがあるところはやっぱり駅なんですね〜 また、係員呼び出し用のインターホンが所々についています。でもこれでは係員が行くまで本当に「今しばらくお待ちください…」ですな。 IMG_7610.JPG

 

ようやく通路の終わりが少し見えてきました。その地点では勾配がついて、通路が不自然に高くなっています。 IMG_7613.JPG

そんな景観が見えたところでこんな妙な駅が出来た経緯について少し触れておきましょう。時は昭和50年のこと。当時かしわ台駅はなく、この場所は大塚本町という別の駅でした。今あるこの東口駅舎と通路の一部が駅設備だったそうです。かしわ台駅の開業と同時に大塚本町駅はさがみ野駅として改称、移転され事実上この場所からはなくなります。しかし、かつての駅周辺の便宜も図ることもあってか、その駅舎とホーム施設をそのまま生かし、かしわ台駅の東口となったということです。 この段差がついて高くなっているところがかつての大塚本町駅ホームの跡ということです。

やっと通路が終わり、東口駅舎に到達です。

IMG_7617.JPG

 

駅舎から振り返ります。ホームはさっぱり見えませんwww IMG_7621.JPG

 

駅舎は木造、ログハウス風です。都会の鉄道にしてはちょっと田舎風で温もりを感じます。木の匂いもぷんぷんしてます。ホームから距離もあることですし、ちょっと休憩したくなる所ですが、残念ながらあるのはトイレと自動改札に窓口だけ、駅舎として最低限の機能しか持っていません。どうせなら簡易図書コーナーみたいなものでもあれば良いのにと思いますが…。 IMG_7623.JPG

IMG_7622.JPG

 

駅舎全景。こうしてみるとなんか本当に田舎の図書館か公民館か何かみたいですな。 大塚本町駅の頃から駅舎がここにあった訳ですが、建物自体は建て替えられ面影はないようです。 ちなみにホームまで歩いて何分みたいな表示がないかと見てみたのですがどうも見つかりませんでした。今回は庭園も含めて写真を撮りつつゆっくり行ったので10分くらいかかってます。素直に行けば6、7分くらい見ておけば良いのではないでしょうか。とにかくかしわ台駅東口から電車に乗るときは、インターネット検索で調べた時刻に合わせてはいけません!あとは広告なんかで、もし「かしわ台駅東口から徒歩5分」とかいうのがあったら「実は15分」と思わねばならんですな。そうだ、なんかのアニメの主題歌にはまさしくそんな歌詞がありましたかねwww 通路をずって歩いていて、利用客とある程度のすれ違いがありました。東口として残した意義はあるのでしょう。

 

IMG_7625.JPG

 

駅舎そばの踏切からかしわ台駅ホームの方向を見る。通路が延々続き、こちらからもホームは全く見えませんwww IMG_7626.JPG

 

所変わってこちらはかしわ台駅の西口、綺麗な橋上駅舎です。 こちらは改札口を入るとすぐホームで普通の駅といった感じです。表玄関ですな。

IMG_7669.JPG

 

そしてかしわ台車両基地に残されているかつての相鉄車両群

IMG_9251

6000系6001号車。後ろには役目を終えた電気機関車ED10形。

 

IMG_7631

こちらも6000系だが、1両しかなかったアルミ車体の試作車6021号。筆者も相鉄線は何度か利用したものの、現役中にこの車両に遭遇することはなかった。

 

IMG_9253

モニ2005

乗り納め2014

というわけで今年も残すところあと1日とちょっとであります。昨年に引き続き今年もカレンダー通りで行くと9連休ですね。今年は国内中心に自然災害や大雪などに見舞われた一年でしたね。低気圧も「爆弾」という語が付くのがだんだん定着してしまったようです。来年は是非とも穏やかな年になることを祈るばかりです。
そんなわけでささやかながらの最後の旅に小田原へ。

小田原城あたり散策して、さらに御幸の浜というのがあったので行ってみました。明治天皇がこの地で地引網をご覧になったということでそこから付いたもののようです。湘南の海というと江ノ島方面が中心でしょうから小田原で海ってのはなかなか行きませんね。現在は西湘バイパスが海岸線をずっと走っていて、ドライブにも良いところです。

年末の海、波高め、風は冷たく吹き付けます。ここも初日の出ポイントとなるでしょうが、お越しの方は風邪をひかれませんよう…
それでは良いお年を。

IMG_8097.JPG

IMG_8108.JPG

IMG_8098.JPG

小田急多摩線

新百合ケ丘を起点に多摩ニュータウンへ向かう路線。2000年代以降、我孫子から常磐線・千代田線を経由して、小田急多摩線の終点唐木田へ向かう多摩急行が運転されるようになった。というわけで最近は千代田線のアナウンスで唐木田の名前を聞くようになったが、小田急沿線や多摩方面の在住でなければ、ちょっとピンとこない所もあるかもしれない。まあ、それも乗り入れの面白い所だろうか。
京王相模原線と同様に多摩ニュータウンへのアクセス路線となっており、途中永山、多摩センター間は完全に並走する。当初は新百合ケ丘〜多摩センターまでで、昭和49年に開業した。もともとはこの多摩線〜千代田線のルートは東京9号線という仮想的な(?)一本の路線として計画されており最初から乗り入れをするはずであった。しかし昭和53年に千代田線が代々木上原まで通じて小田急に乗り入れた時には、新百合ケ丘で小田原線をそのまま直進し本厚木までの乗り入れとされ、多摩線との乗り入れは果たされなかった。20年以上経過した平成14年に多摩急行が設定され、ようやく千代田線との乗り入れが開始された。
そんなこともあり、多摩ニュータウン乗り入れといいつつも影が薄く、都心に乗り入れ本数の多い京王相模原線に比べると本数、乗客ともずっと少なく閑散としていた。永山や多摩センターなどを除けば沿線開発もろくに進まず、短く古い電車(こんな調子だから以前は小田急の中でも古参の車両の集積地となっていた)が走る光景は「ローカル線」そのものであった。多摩急行設定の前後になって開発が進み乗客数も増加していき、ロマンスカー『ホームウェイ』が乗り入れたり平成16年には黒川〜小田急永山間に新駅、はるひ野駅が開業している。
現在は多摩急行がほぼ終日30分間隔、ほかに新百合ケ丘折り返しの各駅停車も従来通り運行される。

千代田線6000系の多摩急行に乗車、前から2両目で、それなりに乗っていたが新百合ケ丘で一気に下りてしまう。昼間だからだろうが寂しい車内。高架で小田原線と分かれ起伏の激しい多摩丘陵をゆくが、沿線には斜面だろうが御構い無しに住宅びっちりだ。栗平停車、ただでさえ少ないのにここで結構人が降りる。もう1両に数人になってしまった…。乗客が増えてきたとはいえまだ京王に比べると今一つといった感じ。次の停車駅は小田急永山だが、大半の利用客は京王で向かうのだろう。
登り坂を登って行き高台にある黒川を通過、トンネルを過ぎる。進行方向右手にマンション群やゴルフ練習場など見た事ある風景が見えてくるがあそこは若葉台で、京王相模原線が通る。小田急はここで新駅のはるひ野を通過する。京王相模原線が右から寄り添ってきて多摩センターまで並走するようになり、一緒にトンネルに入る。もう一つトンネルを抜けて小田急永山。京王永山駅と隣り合わせである。京王同様リニューアルされているのか、まるで新路線の駅のよう。京王側は昼間でも乗客が多いが小田急側は大変ひっそりしている。多摩センターにかけて京王と並走するものの、京王の電車とは遭遇しなかった。双方とも本数があまり多くない昼間はなかなか遭遇シーンはない。

小田急多摩センター、上り6000系の多摩急とすれ違う。今日は6000が多い。多摩センターに6000系はやはり違和感…。元は隣り合う京王と同様2面4線の駅で、列車の追い越しが可能だったが実際に追い越しをする機会はなく、現在は外側の2線は使用停止されホームも柵で仕切られている。

多摩センターを出てそのまま緩い左カーブを走ると終点唐木田に着く。2面3線で、先はそのまま車庫につながっている。乗ってきた多摩急行は車庫へ引き上げていったが、各停などそのまま折り返す列車もある。出口は南側の端っこにしかなく、各ホームともホーム先端の階段(エスカレーター付き)がエレベーターが一箇所ずつというシンプルな構造である。
もともと多摩センターまでだった多摩線だが、地元住民の請願や小田急としても車庫建設のために平成2年に一駅だけ延長されたものである。

IMG_7726-0.JPG

IMG_7727-0.JPG

 

ニュータウン内の新駅の割に駅前はあまり広くなく、駅舎前をななめに横切るのは片側一車線道路、そこに京王バスの循環バスの唐木田駅停留所があるだけでバスターミナルはない。ほかは屋根付きの小ぶりなタクシー乗り場のロータリーがあるくらい。駅前の店舗はデカいケーヨーデイツーが構えるほかはコンビニがある程度。隣に多摩センターがあるせいかあまり商業的な賑わいはなくもっぱら通勤通学の駅といった印象。

IMG_7729-0.JPG

IMG_7730-0.JPG

 

 

「うむ、何か視線を感じる」と思ったら、彼か…

 

IMG_7731-2.JPG

 

駅前の通りを渡り、自転車置き場を過ぎるとそこには小田急の車庫が広がっている。駅や車庫などの鉄道施設は高台を掘り返してつくったであろう谷底にあり、街は高台にある。車庫はすり鉢状の地形の底にあり、見下ろすように全体を見わたすことができる。少々小ぶりだが通勤車両の各車が止まっておりメトロの車両も留置されている。線路は目視して数えたところざっと16本はありそうだ。幅はあり線路の数はそこそこあるものの奥行きがなく突き当たりは高台に阻まれている。長さは10両編成の列車が1本入るくらいしかない。
先に乗ってきた6022F多摩急行もここでしばし休んだあと、折り返しの仕事に入っていった。
ちょうどこの道の先に大妻女子大、大妻多摩中学高等学校がある。午後だったこともあり帰宅の学生で賑わっていた。

IMG_7733.JPG

 

次の多摩急行はメトロ16000だった。

IMG_7734.JPG

 

唐木田大橋から見た車庫。ちょうど二つ上の写真で車庫を横切っている大きな橋。

IMG_7735.JPG

横浜線205系

ハマ線の205系が昨日ラストランで引退したそうですね。そう乗る機会はなく写真もほとんどないですが。山手線に次いで昭和63年から首都圏で2番目の路線として投入、103系を短期間で一掃し20年以上205系の天下となっていました。東神奈川で接続し筆者もお世話になっていた京浜東北線が平成に入っても103系天国だったのとは対照的でしたね。
今の所、まだ205系天国で残っている南武線もそろそろE233系置き換えが本格的に開始され、南武支線、宇都宮線など転配でお目見えした線区を除き首都圏主要路線からほぼ撤退という感じですね。後は相模線の500番台がまだ元気ですがあちらは特殊なグループだけに転配なくこちらはまだ安泰といったところでしょうか。そういえば朝夕時間帯だけ横浜線橋本~八王子に乗り入れていますね。

20140315-190747.jpg

なんとなく江ノ電

東京から近くて何度となく行っている江ノ島、大概車か小田急で行くもので江ノ電に乗る機会が実はあまり多くなかったりする。まあ、休日となるとかなり混んでることが多いからなぁ。というわけで久々の江ノ電。往路は藤沢から鎌倉まで行って鎌倉~大仏観光、その後長谷から江ノ島方面へ戻るルート。

IMG_6111

鎌倉駅にて、今日も観光客でぎっちり。

鎌倉高校前で降りて江ノ島へと歩いてみた。国道134号と共に海沿いを行く区間。

IMG_6165

IMG_6166

IMG_6171

海沿いで気持ちは良いが、列車本数が12分間隔でそんなに多くないので、撮影には待ってる時間がちょっと長い…。あたりも狭いし、同じところで待ってるよりはうろうろ歩きながら適当な場所見つけて撮る方が楽しい気がする。

お次はおなじみ、江ノ島~腰越間の併用軌道区間。一見普通の鉄道路線のように見える江ノ電だがこうして路面を走っている所がある。見てみれば車両も小柄だ。でもそうかと思うと藤沢駅は高架駅だったりするわけで…短い路線だが高架、路面、トンネル、鉄橋と何でもありなのが変わった所。

車両のラインナップも少しずつ変わり、新型への置き換えも徐々に行われているようだ。

IMG_6178

IMG_6187

 

ここも江ノ電ファンにはおなじみか。江ノ島駅付近、併用軌道区間に入る所にある和菓子店、扇屋。江ノ電もなかを製造販売、店舗も江ノ電で活躍していた600形の車体の先頭部分が建物に収まっており一部として使用されている。もともと東急玉川線にあったのを江ノ電に持ってきたもの。601号は東急世田谷線の宮の坂駅に隣接する宮坂世田谷区民センターに静態保存という形で「里帰り」している。

IMG_6185

箱根登山の三線軌

久々に見た箱根登山鉄道の三線軌、強羅まで登る本来?の箱根登山鉄道用の、幅の広い標準軌の線路と、箱根湯本まで乗り入れる小田急の狭軌が混在する区間です。前は両者の車両が走行する小田原〜箱根湯本間がそうなってましたが、強羅方面がすべて箱根湯本乗り換えになった現在は箱根登山鉄道の車庫がある入生田〜箱根湯本の一駅だけになり小田原方面は狭軌だけになっています。車両も小田急の1000系を赤くラッピングして走らせてますしね。
小田急車両に統一されたためか駅もリニューアルされてますね。ホームも整備されてドアが一部しか空かないのも解消されてますね。

20140626-202450-73490460.jpg

入生田駅構内、小田原行きの線路が三本で残る。

京王8000系のリニューアル

京王8000系の8703Fにたまたま乗ったらリニューアルされてたんですね。座席が変わっていました。ビミョウに硬く妙にでこでこした感じで、違和感…。やはり最近の車両の座り心地はどうもしっくりこないですね。
8000系の10両編成は全て6両、4両の連結編成でしたがこの編成はこの工事で10両貫通編成になっています。運転席は完全撤去、存在した部分はステンレスの車体が引き伸ばされて客室スペースが増やされています。