日帰り日光と餃子の旅(4)

また間が少し空いてしまった。

JR日光駅にやってきた。ここから日光線で宇都宮へ向かう。

日光線は日光駅と宇都宮駅を結ぶJRの路線。全長40.5kmあるが駅は7駅しかなく、駅間距離がかなり長い。全線単線で車両は京葉線の中古を改造し帯を日光線仕様とした205系が使われている。

日光駅の標高は500m級で、日本国内最高のJR小海線野辺山駅(長野県、標高1,345m)には遠く及ばないものの、関東地方の駅の中ではかなり高い部類である。東京タワーの高さ(333m)を軽く凌ぎ、高さ634mの東京スカイツリーとではてっぺんには負けるものの、お客が入れる最高地点である第二展望台(450m)よりは高い。ちなみに関東で標高が高い駅は高い山地の続く群馬・栃木県にほぼ集中している。

この標高の高さのため宇都宮との高低差は400m近くあり、ほぼ全線にわたり日光に向かってひたすら登り坂となっている。カーブがきつくなく直線的だし勾配もそれほどきつくはないので箱根登山電車のような本格的山岳路線の雰囲気まではなく普通にスピードを出すが、特に今市周辺から日光間は(並行する東武線もそうだが)車窓からも段々畑などが見えたりして急な地形を登っているのがよくわかる。

日光を発車するとさっそく宇都宮に向けて急な下り坂を下り始める。先述の通り線路自体は割と直線的で、駅間が長いためそれなりにスピードを出す。

今市を出ると東武線が右カーブして交差、東京都心方向へ向かう。こちらはそのまましばらく直進し、少し間隔を置いて南下する。両線は間隔を置きながらも鹿沼市内までほぼ並行している。

鹿沼までは日光例幣使街道にほぼ沿って走り、車窓には杉並木が続く。なかなか見応えある車窓で、気持ちが良い。時に牧場を通過したりするのものどかなもんである。


鹿沼を過ぎると進路を東にとり宇都宮市街地に入っていく。鶴田あたりでは日光駅周辺の長閑な雰囲気とは打って変わって住宅街に囲まれ都会的になってくる。

やがて右から東北本線が合流してくる。まるで複々線のようになるが、線路自体は合流しないので日光線はあくまで単線で途中のすれ違いはできない。

東北新幹線をくぐり終点宇都宮に到着する。宇都宮とはいえありふれた都会の駅。パーティー一同「ああ、都会に帰ってきてしまったな」と、素直な感想を述べるw



宇都宮駅も日光線のホームは各駅共通のレトロな仕様。

でも、落ち着きがあってとてもいいと思う。どこも同じような駅デザインになる傾向がある昨今、都内の駅でも全部とは言わないので、どこかでやってもらえないだろうか…。

折り返しを待つ日光線電車。銀の車体にブラウン濃淡という帯はいままでになかなか見られなかった組み合わせだが暖色系の色ははあっていると思う(見方を変えると「カフェオレ」に見えるという感想はおいといてw)



ドンキの地下にある宇都宮きらっせで餃子タイム!各店の餃子を食べ比べできる。店毎に個性があって好きな店も分かれたりで面白い。そしてご当地ビールを片手に楽しむw

個人的には焼き餃子もよかったが宇都宮みんみんの水餃子も推しだった。


餃子浪漫、なんとも餃子のお供にと言わんばかりのご当地ビール。しかし日光のもそうだったが色も味も上品な印象。私はここで今日初めての酒に入るが、同行者さんはさてこれで何杯目でしょうかwww

そして酒の弱い筆者はこのあとすっかり眠気に襲われてテーブル席でも帰りの電車の中でもぐうたらしてしまったとさ…。

楽しい時間、とくに人といる時間というのはあっという間なもの。最終の東武特急スペーシアで帰るべく東武宇都宮から再び東武線へ。

栃木で最終の上りスペーシア、きぬ140号浅草行きに乗り換える。

旅の最後を飾る特急、やってきたのはなんと金ピカ仕様の日光詣スペーシアであった。


思いがけない収穫に一同興奮気味。栃木で撮る方に集中して、ここで乗るのを忘れてしまわないように…。北千住まで揃って乗車し解散。お疲れ様でした。

(完)

日帰り日光と餃子の旅(3)

湯元温泉行きのバスに揺られる日帰り旅。

バスは中禅寺湖を抜けて奥日光へ。戦場ヶ原を眠っている間に過ぎw、最初の目的地、湯滝。

湯滝入口のバス停でバスを降り、道路から少し下ったところにある。湯ノ湖から流れ落ちる滝で奥日光三名瀑の一つに数えられている(他に竜頭ノ滝とお馴染み華厳の滝がある)。

写真で見たことはあったが実物を見るのは初めて。とりあえず写真を出してはおくものの、これは迫力があり過ぎて実際に行かないと味わい難い。

滝の色は見事なまでに白い!「雪崩かと思った」と同行者。例えとしてはちょっと縁起が宜しくないかもしれないがそう形容してもおかしくはない景観。


大自然の威力に触れ、マイナスイオンもたっぷり浴びて(笑)、次は中禅寺湖へ戻る。

ちょうどお昼時となり湖畔の食事処で昼食にする。

日光といえば湯葉が名産、湯葉定食、湯葉そば、湯葉丼など湯葉尽くしの料理がメニューに並んでいて流石だと思う。ご当地グルメ色々あるけどやっぱり、こういう滅多に食べないものを食したくなるもの。そばを食べたかったので迷わず湯葉そばを頼む。そして同行者は迷わずここでもビールw 筆者は飲めないが(汗)ご当地ビールってのもなかなか面白いもので見た目や味がやはり全然違うものだ。


湯葉そばにご飯をつけてみた。そばというかまるでラーメンとライスにも見えるかw 

食後はお土産を買いつつ中禅寺湖畔を散策。華厳の滝も忘れずに。

小学校の修学旅行以来で、あんまり記憶にない…。エレベーターがあってそれで滝壺まで降りたのだけは辛うじて覚えている程度だ。

しかしエレベーターで降りるだけの高さとあって、実際来てみると改めて滝の高さが半端ではないことに気づく。今回はエレベーターで降りずに展望台から見下ろしたが展望台もかなり高い。そして高所恐怖症な筆者…。

下の方に見える細い滝との共演も美しいものだが、相当下の方にあるだけにそれらを見てるだけで怖さも増幅されるようだ…。

中禅寺湖も散策。華厳の滝の源となる湖だが滝があることをうかがわせないほど実に穏やかなこと。もちろん、スワンボートなどの観光客お約束の乗り物も完備(笑)


良い腹ごなしになった。

夕方は宇都宮で餃子を食べながらまたビールwってことになってるので、時間をとるためさっさと移動する。この辺りは本数があまりないので制約される。

バスで日光駅へ戻り、JR日光線で宇都宮を目指す。

日帰り日光と餃子の旅(2)

東武日光に着いて湯元温泉行きのバスに乗り込む。いよいよ本当の日光の旅の始まりだ。日光に来たのはどれくらいぶりだろうか。

普通の路線バスではあるが観光バス仕様の車両。乗り心地も上々だ。

まずはメインストリートを通って東照宮、神橋といった日光市中心部の観光地を抜けていく。とても賑やかなポイントだ。しかしひとたびそこを抜けると人気は無くなり始めこの辺りの一角を占める古河電工関連の建物を見ながら奥日光の山に向かってひたすら登り始める。

日光宇都宮道路と合流するとほどなくして馬返に達する。ここからはいよいよいろは坂に入る。そういえばここでいろは坂を取り上げるというのもちょっと今まで思ってもなかったかも。

ここまででもそれなりな登りで標高を稼いできたがここからは急峻な登りになる。目の前には奥日光の山が壁のように立ちはだかり道はその山へとつづら折れを続ける。

ちなみに今でこそ日光の鉄道網はJR日光駅、東武日光駅を終端とするだけになってしまったが、その昔は東武鉄道の軌道線(路面電車)が日光市内を貫いておりここ馬返まで到達していた。そして馬返からはこらまた東武鉄道運営のケーブルカーがあり、いろは坂終端に近い明智平までを結んでいた。その時代まだいろは坂は整備途上(今いろは坂は上り下りで道路が別々にされているが、この当時は上下共用の道路一本しかなかった)で、日光市内の移動手段としても鉄道がメインだったことがうかがえる。しかしモータリゼーションの進展や、いろは坂が改良されて上下別々の道路になるなど道路事情も改善されると、急速に勢いを失い廃止に追い込まれてしまった。というわけで現在はもっぱらバスがこの地の公共交通を担っている。

いろは坂を登るのは自動車、バイクがほとんどだが中には自転車はては徒歩やランニングなど人力で登る者もいる。今日もバスに乗っていてそんな人たちを時折追い越しては一同感心する。ちなみに走っていると歩道がないので一見すると自動車専用にも見えるが、特にそのように指定されてはいないので徒歩で登ることも可能である。ただ正直なところひっきりなしに車が通る上に、つづら折れで時々大型バスなんかが四苦八苦しながら通ることを考えるとその横を申し訳なさそうに登っていくしかないし、休憩ポイントもほぼ皆無なところを長い距離登らなくてはならない。冒険心からでもなければあんまり積極的に徒歩で登ろういう気にはなれない…。ちなみにそもそも人力で馬返までくるまででも延々と登り坂である。

坂ではあるが木々に覆われており遠くの景色を拝めるところはそんなにない。しかし時々覗く景色は絶景である。

上の方まで登っていくと明智平。レストハウスがあり休憩ポイント的な場所になっている。ここからロープウエイが展望台まで結んでおり中禅寺湖方面を一望できる。


明智平を過ぎると長いトンネルを経ていよいよ中禅寺湖畔にでる。湖とその周囲には土産屋や食事処などが立ち並び町のような景観で、ここまで急峻なな山岳道路だったのが嘘のように一気に開けてくる。中禅寺湖周辺は古くから避暑地として注目を集め、諸外国大使館の別荘などが建てられた地域であり日光を国際的観光地に押し上げた大きな要素の一つと言える。


バスは日光駅から国道120号線をずっと走っている。いろは坂を含めてこの辺りのメインストリート的な国道で、この先中禅寺湖畔をしばらく走った後、戦場ヶ原を過ぎて湯滝、湯元温泉と過ぎ、その先は金精峠を越えて群馬県に入り沼田に出るというルートである。
気持ちの良いバスの揺れ、朝早かったこともありこの辺りに来てつい眠くなりうたた寝してしまう。そしてその間に戦場ヶ原を通過してしまった。まあ帰りのバスで見てるからいいのだがw

日帰り日光と餃子の旅(1)

ちょっと忙しくなり大した旅もしなかった今日この頃。

気の置けない仲間と久々に再会。ひょんなことから日帰り旅をすることになった。

宇都宮餃子を食べたいということになり行き先は日光、宇都宮方面ということになった。

休日早朝から浅草駅に集合、8時ちょうどの特急スペーシアでまずは日光へ向かう。スペーシアに乗るのも何年ぶりだろうだろうか。

スペーシアのシートの作りの良さには毎回感心させられる。頭のところには枕も付いていて寝るにもうってつけだ。もっともそんな空間で絶えずくっちゃべりながらだから寝る暇などないw

浅草駅を出ると隣駅にそびえるスカイツリーに見送られるように北へ向かう。ちょうど浅草駅を出るところは急な右カーブになっており、乗っているとちょうどスカイツリーを足元にして前方の車両が曲がっていく構図になり絵になるところである。残念ながら写真は撮れず…。

浅草ではガラガラだった車内も北千住、春日部と進むうちに観光客を次々飲み込んで満腹状態になっていくw

いつの間にやら日光線に入り利根川も渡って埼玉県を抜けていく。仲間同士喋っていると時間が経つのはあっという間だ。



 新鹿沼を過ぎて下今市へ。ここで東武日光行きの普通列車に乗り換え。1分の接続なので慌ただしい。2両編成しかなく一気に観光客がなだれ込む。

上今市を過ぎ、杉並木を見ながら勾配をひたすら登って終点東武日光へ。ここからまずは湯滝を目指すべく湯元温泉行きのバスに乗る。

宇都宮餃子を食いに行く旅(5)

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街の真ん中あたりには宇都宮二荒山神社がある。

かなり歩いてしまった。暑い。そろそろ戻るとしよう。

東武宇都宮から栃木まで戻る。ちょうど区間快速が来る時間だったが、そのすぐ後に特急が来るということでホームの特急券販売機にて特急券を購入した。まだそれほど遅くない午後の上りということで席が取れた。区間快速は自由席だが案の定埋まっている。北千住まで特急料金1230円ついたが、まあ取った甲斐はあっただろう。
100系スペーシアに乗る。座席は快適、座りこごちいい。フットレストで気兼ねなく足を休める。 連休初日の午後上りとあって満席にはなってなかったが結構埋まっていた。快適な座席についうたた寝する。行きはたっぷり時間をかけてきたが、さすがは特急。1時間くらいで北千住に到着。

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『スペーシア』の車窓から

宇都宮餃子を食いに行く旅(4)

東武宇都宮で列車を降りて早速餃子を食いに行く。が、時刻はすでにお昼時。休日とあって餃子目当てに来ている人も多かろう。人気店は案の定大行列だった。少し距離があるがJR宇都宮駅までいって駅前の宇美家に入る。こちらはすんなり入れた。市内には餃子屋が点在しているがお店によって人気度や混み具合などやはり違う。

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餃子を堪能して宇都宮市内を散策、まずはせっかくやってきたJR宇都宮駅で何枚か。

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JR宇都宮駅。東北新幹線も止まり駅の規模としてはでかいが宇都宮市の中心からは東に少し外れている。東武宇都宮駅から1.5kmほどある。もっとも最近はJRの駅前もビルや店などできて独立した街のようになっているようだ。

ウワサの「餃子像」。JR宇都宮駅西口前、ペデストリアンデッキの真下にある。わかりにくい場所だ。「餃子像」といいつつ人の形をしているが餃子に包まれたヴィーナスをかたどっているんだとか。

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宇都宮駅の自由通路から見た烏山線の列車。非電化路線でキハ40が活躍しているが最近蓄電池型電車のEV-E301系が営業を開始した。今回は会えなかったが最終的には全車両統一されるようだ。

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宇都宮餃子を食いに行く旅(3)

日光線の普通列車を先に通した後『メリーさんのひつじ』のメロディーが鳴り発車。接続を受けていることもあってか先頭車でも席はかなり埋まっている。日光線で5分程遅れが生じており、この列車も少し遅れている。運転席後ろには日光線方面の列車時刻表がでっかく掲載されている。8000系、走り出せば昭和らしい音がしてくる。綺麗すぎずちょっと雑然としてるのがいい。
新栃木、1番線着。先に乗った日光線は3番線で南栗橋として折り返しを待つ。
徐行で渡り線を行き、日光線上り線と平面交差して分岐、ここから単線の宇都宮線に入る。
分岐部には新栃木出張所があり車両が留置されている。
このあたりの沿線は宅地造成中のようで新しい家がぽこぽこ建てられ始めている。東京への通勤、というとちょっと抵抗あるかもしれないが、なるほど宇都宮なら近い。線路右側に複線化用地が並行している。
一つ目の野州平川、乗降は少ない。
天気がいいぞ!
野州大塚、田んぼ目立ち、駅出るといきなり竹やぶ!まあたいしたことはないが。

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結構速度出し、思川を渡る。綺麗だ。
きつい左カーブすぎて、壬生。壬生町の中心駅で特急『しもつけ』も停車するが、駅周辺はあまりぱっとせず、乗降も多くはない。家並みは多いものの、ビルや商店は少なそうだ。ここから宇都宮へ向かう乗客が増え始める。
国谷、相対式だが上下でホームがずれている。タブレットの名残りか。やや乗車多し。これで席はほぼ埋まる。
北関東道くぐる。次の駅は「おもちゃのまち」。住宅の中を行き到着、上り列車と行き違う。駅周りは家だらけでそれといった店はないようだ。休日午前の時間帯、上り列車のの乗客は少なく、空席がかなり目立つ。やはり宇都宮志向のようだ。ホームには獨協医科大学下車駅とある。

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お、足の長いクモくんがドア近くにぶらさがってる。

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安塚、東側は駅前なにもなく畑広がるだけ。ここも上下でずれている。田畑や雑木林広がり、なにもない。こういってはなんだが、なんか宇都宮に近づいてる気がしない。どころか遠ざかってるようにすら感じる。

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ようやく家並みに入り、西川田。ここから宇都宮市内に入る。駅手前で宇都宮環状道路をくぐる。乗客やや多い。
宇都宮寄り先頭車両に出口のある駅多く、先頭車両に乗客集中しやすいようで、少し混んできた。駅前は古びた建物多いが少し賑やか。
新しいマンションがちらほら見え始め宇都宮らしく?なってきた。
江曽島。ここも駅前は町。しかし総じて宇都宮線の各駅は高い建物はないし古びた町並み。ワンマンなので運転士は忙しそうだ。
行き違いまちか、長く止まる。と思ったら信号青になり発車した。ただの調整か。まあ、遅れてるしね。
JR日光線を渡り、警戒信号で南宇都宮へ。完全に宇都宮市街地で、駅前まで家々多いが、乗客はその割りに少ない。上り列車と最後の交換。ここまでくると降りる人も出てくる。

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築堤になり宇都宮市街をみながら走る。総じてあまり高い建物は多くないようだ。左カーブし市役所をすぎ、宇都宮城の城郭も見える。進行方向に東武百貨店が見え、周囲にビル増えて中心街に入り、終点東武宇都宮に到着。
東武宇都宮百貨店のビルの2階にあり、改札口を出るとすぐ入り口につながっている。池袋にも似ていて都会的なターミナル駅といった感じで、先のローカル線の趣は嘘のように見られない。しかし人の数は圧倒的に違い、列車が着いて人が改札を出るとホームの人影はほとんどなくなってしまう。1日当たりの乗降客数は2012年度で1万人少々で、宇都宮線の中では最も多いものの東武全体で見れば北関東の主要な駅(館林、栃木など)と遜色ない程度でしかないし、JRの宇都宮駅と比べても遥かに少ないようだ。同じく東武の百貨店がある東上線の池袋で47万人、野田線の船橋でも約11万人だからずいぶん違う。寂しいものだ…。

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お目当ての餃子と散策に繰り出す。駅を出るとすぐ宇都宮髄一の繁華街であるオリオン通りがある。

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宇都宮餃子を食いにいく旅(2)

日光線南栗橋で普通列車に乗り換え進む。次の栗橋ではJRからの乗換でちょっと人が増える。車窓はすっかり田園がメインになっている。線形よく気持ちが良い。利根川を渡る。
板倉東洋大前、ニュータウン分譲中!快速停車駅でもあり、まとまった乗降がある。渡良瀬川渡る。しかしこのあたり、家並みは駅周辺を除くと少ない。これで1両か2両のディーゼルカーであればまた違った趣だったかもしれないが。。。
左前方に足尾山地が迫ってくる。太平山も近い。町になって、静和。だいぶ下車客いて一気に座席が空く。田園広がり気持ちが良い。ぜひともこんな恵まれた所で一枚撮ってみたいと思うが、普通列車は30分に1本しかないのでよく後の行程を考えて降りないと、どれりゃーことになるのは間違いない。
新大平下で特急の通過待ちをする。ハイスピードで『スペーシア』が通過してった。

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次の栃木で宇都宮線に乗り換える。お隣のJR両毛線ホームにかつての常磐線フレッシュひたちで活躍したE653系がいて驚く。快速足利大藤まつり号として臨時で乗り入れてきたらしい。
8000系4両のワンマン列車に乗る。

東武宇都宮線は、日光線の新栃木駅から分岐、栃木の県都宇都宮へ向かう路線。起点は新栃木だが列車のほとんどは一駅日光線に乗り入れて、栃木から出ている。栃木市の中心部であり新栃木よりも乗客数が多いし、特急『スペーシア』も停車するのでその接続を考慮してのことでもあろう。大抵の場合栃木で浅草方面の特急や普通と接続している。
宇都宮に乗り入れる路線ではあるものの完全に支線区のような状態であり、全線単線、本数も日中30分間隔と少ない。浅草からの乗り入れは特急『しもつけ』が朝上り1本、夜下り1本あるのみ。かつては一般の列車も準急が乗り入れていたが2000年代初頭には廃止されている。というわけで東京から宇都宮まで東武だけで行けるのだが、どうにも影が薄く東武利用者以外にはあまり知られていないのではと思う。各駅の乗客数も減少傾向、他の東武の支線同様ワンマン運転化、などどうにも明るい話題がなく、厳しい事情抱えるローカル路線と化している。
ちなみに以前は東武の中では終電が早い路線で(というか関東一円の鉄道の中でも相当早いかと…)、手元の昔の時刻表(2001年3月)を見てみると当時下りは栃木22時17分発、上りは東武宇都宮22時22分発と、22時台で終わっていたのが分かる。下り栃木発は浅草21時発最終の特急『けごん』41号から接続していた。その後、浅草22時発の特急『けごん』237号が新設されたことを受けてか、現在は下り栃木23時12分発、上り東武宇都宮23時4分発が終電になり晴れて(?)23時台までやるようになった。東京近郊で飲んだくれて東武宇都宮線で帰宅、なんていうと結構大変なものだ(この路線での東京への通勤者もそれなりにいるのではないか、と思われるが)。
前置きが長くなったが宇都宮へ向かうとしよう。

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北関東の115系

北関東の乗り鉄をしてきました。東京につながる高崎線、宇都宮線はとうに新車に置き換えられ、209系転属で113系が一掃されてしまった房総地域と、かなり車両置き換えが完結に近づきつつある首都圏。今は日光線、黒磯方面の宇都宮線、長野エリアの路線なども置き換えが進んでいますが、両毛線、信越線といった群馬方面の路線はなんとかまだ免れているようです。昔ながらの115系、車体は新しいものの急行型165系の足回りを流用した107系、味のある古き良き国鉄車が活躍してますね。観光地も多いですし個人的にはたまに来たくなる所です。

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東武乗りつぶし(3)

桐生線を訪問すべく東武佐野線を佐野まで戻る。そこでJR両毛線に乗り換え、さらに桐生で上毛電鉄に乗り換えて赤城へ向かう。というわけで今回東武鉄道が登場しないがまあ旅の一部として書かせてもらおう。
両毛線は高崎〜小山間、北関東を東西方向に結ぶ路線。起点の高崎で高崎線、終点小山で東北本線とそれぞれ接続し、両線を繋ぐ路線ともなっている。もっとも列車は県庁所在地前橋を控える高崎側だけが1時間に3本くらい、全体で見れば1時間に1本程度ののんびりとした運行ペースである。東武鉄道の北関東路線網とかなり被っており、伊勢崎で伊勢崎線(同線の終点でもある)、佐野で佐野線、栃木で日光線と接続している。桐生市付近では東武桐生線が通るものの、同線は両毛線と直接接続しておらず乗り換えは出来ない。基本的に東武は浅草からやってきて、館林や太田で枝分かれして各方面へ向かって行くのでどちらかというと対東京輸送がメインで、対する両毛線は北関東地域専門といった感じで役割もまたちょっと違うだろう。
北関東の町は佐野、足利、桐生、太田、伊勢崎と、一定の人口があり産業も発展した都市(特に太田市は戦前から富士重工の企業城下町として有名)が連続しており、それに呼応するように鉄道もこれだけの路線網を抱えている。立体交差化も進み高架駅になっているところが多く、そんな眺めの良い所から見渡す町の風景は(あくまで「それだけ見れば」ではあるが)目を見張るものがある。しかし運行ペースはどれも1時間に1、2本、乗客数も今ひとつといったところだし事実減少も著しい所がある。東武伊勢崎線足利市駅(両毛線の足利駅と並んで足利市の中心部にある。特急停車駅)に至っては、以前1日平均乗降客数は1万人程度だったのだがここ10年ほどで大きく落ち込み、1日6千人台と半減しそうなレベルである(両毛線の足利駅もここ10年間でやはり減少している)。東西方向は以前から、道幅の広い国道50号線が両毛線に沿うように結んでおり、加えて最近は高速道路の北関東自動車道が全通した。交通の流れもそうだし、この辺りも中心街の空洞化は避けられないだろうか。

足利市内を過ぎて桐生市へ。このあたり一帯はちょうど関東平野の北端に当たり、進行方向北側は山で主に線路南側に市街地が続く。高架駅に桐生に着く。わたらせ渓谷鉄道の始発駅にもなっておりJRのホームを間借りするように乗り入れている。旧国鉄足尾線であり足尾銅山方面へ向かうローカル線、しかし始発駅はどうにも都会過ぎる。そんなこと言っても仕方ないが。

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駅前の様子。

 

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駅から伸びる通りを北へ少し歩くと上毛電鉄の西桐生駅、そこから東武桐生線の終点赤城まで移動する。レトロな駅舎が特徴。

 

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上毛700型。元は京王井の頭線の3000系。以前は東武3000系が譲受され使用されていたが老朽化で代替された。