新幹線で一気に(1)

駅弁を購入、新幹線の発車時刻も迫ってきた。
ついに九州とこの旅もそろそろ終わりというところである。博多から東京行きの『のぞみ』で帰ることになるが、山陽新幹線はほとんど乗っていないので実は今回をもって初めて東海道・山陽全線乗車達成ということになる。少し前なら終点だった博多、達成する前に博多以南の九州新幹線が開業してしまったが、まあそれはまた別にということで。

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博多駅。前は隣の駅は小倉と、在来線扱いになる博多南だけだったが、九州新幹線が出来て新鳥栖が加わった。

 

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N700系の山陽・九州新幹線直通仕様車(無知なものでこれくらいしか・・・)

 

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そして乗車する「のぞみ52号」。おお、「東京」の二文字だ!

 

16時44分発 のぞみ52号に乗車する。車両はJR東海、Ambisious Japanのメロディーで発車する。
博多出て吉塚の先で分岐、内陸が山になっているので早速トンネル多し。それも結構長い。
小倉に停車、まだ九州なので九州の特急ソニックの案内がある。工場群をみつつ小倉に停車。北九州の中核都市だ。

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駅を出るとすぐに新関門トンネルに入る。さらば九州!そして本州に戻る。
新下関、厚狭と通過するが、やっぱりトンネル多い。山の方を通っているし中国地方自体平野がほとんどないので車窓が見えても山ばかりだ。ついでにケータイもほとんど圏外だった。
新岩国を通過、山間にあり山陽本線など在来線との接続がなく、旧国鉄から転換した錦川鉄道線が接続するという特異な駅。それでも新幹線駅とあって駅周辺だけは賑わっているが、なんか場違いな感じもする。
山陽新幹線には東広島、新尾道など、在来線との接続のない駅がいくつかある。そしてそうした駅の開設の是非が問われたりもしている。
それにしても助かるのは700系には電源コンセントの口がついていてPCやケータイなどを電源に接続して使用できる。筆者のケータイもだいぶバッテリー消費していたのでここで大いに補給させてもらった。
17時46分広島着、反対側(瀬戸内海側)の車窓にはマツダスタジアム(広島市民球場)が見える。今日は巨人戦ということで観客で埋め尽くされていた。そこまで大好きという程でもないが、ネットの野球速報でも見ながら行くとしようか。

下関へ

小野田からまた戻るように山側へ戻り、新幹線と合流して厚狭へ。ここは1999年に新幹線が停車するようになった。
だいぶ日が西に傾いてきた。夏場とはいえもういい時間だ。
小刻みにカーブとトンネルが続く。こちらが山側だからかは分からないが、車窓から人家はあまり見えない。海も近いし道路も通ってるから、それなりに人口はあることだろうが。

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117系とすれ違う。色が黄色じゃないせいもあってか、なんだか珍しい。いやあ、別にそんなにイヤがってる訳でもないんですけどね…。

小月、この先合流する山陰本線が近いせいかは分からないが、気動車を見かけるようになった。

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長府を過ぎる。下関が近づいてだいぶ西へ来た感じがする。本州ももうすぐ終わりだ。
新下関で新幹線と再び接続、新幹線ならここで本州の駅は終わり、次はもう新関門トンネルを抜けて小倉である。
幡生で日本海沿いを走ってきた山陰本線と合流、もう本州等の西端部であり駅の東側は瀬戸内海だが、西側は日本海である。地図を見てみると日本海沿いにずっと南下してくる山陰本線に、ここまでほぼ西向きに進んで来た山陽本線が合流する形である。ここで西側の陸地が途絶えて、進路は南向きになる。
そんなところもあってつい本州最後の下関駅が本州最西端と思いたくなるが、実際は少し西側へふくれつつ下関へと南下してくる、山陰本線の梅ヶ峠駅が最西端である。
端っことか一番とかいうと「どこだどこだ」となるのはご愛嬌!ともかく一駅走るといよいよ本州最後の駅、下関である。

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かつては東京から九州方面への名だたるブルートレインは言うまでもなく、普通列車もここを越えて九州へと「越境」していた訳だが、東海道・山陽方面のブルートレインが消滅、普通列車もここで全て乗り換えになってしまい、現在ここを越えて直通運転する営業列車は存在しない。
ターミナルとしての貫禄は十分、構造的にも昔ながらの高架駅という感じで、古き良き国鉄の駅といった面影を特に残しているところがいい。

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昔からある時計だろうか。好きだなぁ!

さて、ここで小倉行きの列車に乗り換え、九州に突入する。

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さらに西へ西へ…

もう17時をまわって、日もだいぶ傾いてきた。夏の盛りだし日本国内でも西方とあって、日没は東京よりも遅くまだ明るいことは明るいが、照らされる車窓はもうだいぶ黄金色になり夕刻という雰囲気は感じられる。しかし夏は日が長くなる分、旅には有利だ。冬場だったら17時はもう暗い。西へ向かっているということで、本当に太陽を追いかけるように移動している。不思議なもんだが地上から見ていると太陽や月など天体というのはさして動いてなく止まっているかのように見えるものだが、実際の動きというのは猛烈に速いもので、ふと気がつくと先へ先へと逃げてしまっているものである。そういえば昨年金環日食が東京等で見られ、太陽、月、地球と一直線に並んで、角度的に月が太陽を隠すほんのわずかな領域で見られた訳だが、金環の状態を実際見られる時間はせいぜい数分である。それぞれの位置関係や移動もありつつも、天体の運動というのはまあ主に地球の自転によって見えているもんだから、言うなればその速度がそんだけ速いっていうことなのだろうが、そんな星に我々は住んでおるわけで、まあそんなこと疑ってもとは思うのだが、まあ我々よくそんな星に住んでいるよなぁ、と思いたくもなる。
どうでもいい話が過ぎた。ああ、決して太陽を直視してはいけませんよ!

櫛ケ浜で岩徳線と再び合流、徳山を過ぎる。新幹線接続駅で結構大きい。

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防府を過ぎ、この列車の終着新山口へ。もう17時を回っている。今日はほとんど乗りっぱなしだ。 宇部線としばし並行、山陽本線はこの辺りからちょっと内陸寄りのルートになり、代わって(?)宇部線が海沿いルートを担当する。平野の少ないこの地域、山陽本線側は険しくはないが山がちという感じになる。 しばらくは見事なまでの直線区間が続く。地形の関係でカーブの多い山陽本線にしては珍しいのではないだろうか。左右はほとんど田畑でその中を突っ切る感じ。  

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本由良を過ぎると山越えっぽくなり、林の中をアップダウンしたり左右のカーブもきつくなる。しかしそれに反して列車は結構なスピードを出しているので、揺れが結構激しい。ちょうど車内のトイレで用を足そうとしたのだが、まあしづらかったw 山越えが終ると山陽新幹線と合流して厚東(ことう)、新幹線がべったりだが駅はない。新幹線はこの先ほぼ直線でトンネルで山を突っ切るが、こちらはここで大きく左に迂回して海側へ回る。また山を下りてくると宇部。海沿いを辿ってきた宇部線とここで合流する。さらに次の小野田では小野田線と合流する。広島から山口にかけては用途に合わせて路線網が結構発達している。沿岸都市の発達を象徴するかのよう。まあ、運行本数は必ずしも・・・ではあるのだが。小野田線の105系とすれ違ったがこれも昔の色で珍しかった。黄色になる日が、そのうち来るのだろうかw  

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山口県へ

岩国で新山口行きに乗り換える。もう山口県だ。そういえば山口県には入ったことがなく、これが初訪問となる。今回県内で駅から出ることがないので、地を踏まずに終るのが寂しいが。

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南岩国駅前にはレンコン畑が!岩国はレンコンの山地でもあるそうで。

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砂浜が広がる。瀬戸内海を走るということで海は良く見えるのだが、地形の関係もあってか、砂浜になっているところはそんなに多くないようだ。

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降りて歩いてないから実際のところどうかという所もあるが、瀬戸内海の海の光景っていうと、だいたいこんな感じな気がする。

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光(ひかり)駅。市名も光市でともに縁起の良い名前。もとは周南町だったとのこと。
おやっ、下の写真は駅名票と柱がなんか斜めになってるぞ!
走り出した車内からセンサーの遅いスマホで撮ったからです。すみません。

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相変わらず海が続く。

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くしがはま(櫛ケ浜)

西へ西へ…

今日は鉄道の日ですな。でも特にイベントも行かず。淡々と続けますw

広島からはひたすら山陽本線を西へ向かう。今日は博多まで向かうのだ。もうあとは余計な寄り道せずに乗り継いでいくのみだ。

おお、珍しい広島色の電車。今の黄色に塗られる前の、昔からの色ですな。

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でも乗る列車は黄色い。。。まあでも、総武線だと思えば大したことないのかw。当の総武線も真っ黄色の電車はなくなってしまったが。これで岩国まで行く。

 

西広島から宮島口まで広電が並走している。10年前にも一度来たことが有りその時に一度乗っているが、あまり覚えてない(笑)。確か夕方だったもんで混んでるばかりで面白くなかったような気がするが。山陽本線は国鉄なので駅間が長いが、広電は路面電車なのでちまちま駅がある。

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宮島を過ぎ、大竹、岩国へ向かって行く。また海沿いを走る。

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大竹市に入る。瀬戸内海は海上交通の便もあってか工業地が多いがこの辺りもそうで化学工場が集まる。

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少し行くともう終着の岩国。ここから徳山までは岩徳線でも行けるが、本数が少なく時間もないので今日は素直に山陽本線で行く。

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