さして更新できなかったが、もう2017年も終わりか…。(笑)
ということで毎年恒例となりつつある乗り納めの日帰り旅へ。行ってみようかと思いつつもなかなか実行してなかった栃木県は佐野へ向かってみた。
北千住から東武の特急りょうもう号に乗る。各線帰省ラッシュで新幹線や特急は大混雑、多分に漏れず東武特急も日光・鬼怒川方面はもう満席との放送が入る。特に事前予約したわけではなく券売機で特急券を買うつもりだったので、買えるかどうか確証はなかった。ダメだったら急行で向かうつもりだったのでかなり時間には余裕を見ておいたが、りょうもうの方は幸い空席があり無事購入できた。東武線自体あまり乗らないし、せっかくならりょうもう号に乗ってみたかった。
北千住駅では特急はほかの列車とホームが分けられており、中間改札で仕切られている。特急券を持っていないと入ることはできない。
日光方面は満席との放送が繰り返し入る。列車の時間が近づくとスーツケースを持った人たちや家族連れが集まってホームは人で埋め尽くされた。
11時2分発のりょうもう11号に乗る。こちらはまだ空席はあったが、乗客は多い。しかし最近の特急は車内放送も四ヶ国語が主流になったか。なんだか長い…。
快適なシートに揺られて11時51分に館林に到着。
館林で佐野線に乗り換える。以前はレトロな感じの駅舎が特徴的だったが、時代は流れて今や真新しい橋上駅舎になっている。
ここから先普通列車はワンマン運転、列車が発車するときにはメロディーが鳴るが、佐野線は色・ホワイトブレンドである。伊勢崎方面は、デイドリームビリーバーだった。ほかの駅はメリーさんのひつじなど童謡だった気がするが…。
佐野線にも2005年頃に乗って以来だな。
渡瀬を発車して北館林の解体所を過ぎる。最近は日比谷線系列の車両置き換えがたけなわで、03系、20000系が複数留置されていた。廃車前というか普通に竹ノ塚あたりの光景と変わらない。
渡良瀬川を渡る。鉄橋もちょっと古く、速度も程よいところがのんびりした感じを醸し出す。
栃木県に入りいよいよ佐野市内へ。東武線は市の中心部を回り込むように走っており、南側に佐野市駅、中心部近くに佐野駅がある。なお、車内でもアナウンスされているがJR両毛線の乗換駅は佐野駅。佐野市駅ではないので間違えないように案内される。
今回は佐野市駅で降りる。佐野市の中心部には近いが、北関東の主要都市の趣か、昔ながらの街並みが広がる。
駅前の道路を10分くらい北に向かうと厄除け大師に通じる。
参拝の前に腹ごしらえ。佐野といえばラーメン。厄除け大師の前のラーメン店で佐野ラーメンを食する。ラーメンにも色々あり、好みも別れるだろうが佐野ラーメンは青竹で打ったコシのある麺が特徴、味もオーソドックスな醤油の味で個人的には一番しっくりくる。餃子も大き目で食べがいがあったな。
そして佐野厄除け大師へ。
初詣を控えてもう準備万端という感じだ。関東の三大師、として年末年始になるとテレビコマーシャルでも毎年のように放映されている。そこで名前は昔から知っていたものの、実際に行くことはなくちょっと気になっていた。まだ平静だったが、初詣になると殺到するんだろうな。境内は大勢の人が並ぶことを想定してかパイロンで仕切られ、参拝順路も一方通行で決められていた。
立派な境内だ。久しぶりのお寺に心も落ち着く。ちょうど護摩を焚いていたようだった。
来年の益々の繁栄を願って、佐野からお別れです。では、良いお年を!