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立山黒部アルペンルートの旅(5)

2022/6/18 旅行記

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黒部湖駅から黒部ケーブルカーに乗る。
駅に限らず路線のほぼ全線がトンネル内にあり、もう一方の駅である黒部平駅だけが地上にある。まるで地下鉄のようなケーブルカーという珍しい構造である。
それに、地下といっても標高はすでに1400m台、東京スカイツリー(634m)の倍以上の高さ、都会の地下鉄とは訳が違う。

ケーブルカーは11時ちょうどの便の列が長く、改札が締め切られる。
15分後に臨時便が出るとのことでそちらを待つ。GWは過ぎたが休日とあって、やはり人が多い。



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ケーブルカーに乗る前は並んだものの、乗ると意外とそうでもなく満席にもならなかった。
コロナ対策で定員をコントロールしているためだ。

トンネルの中を進む。地下空間をひたすら斜めに登る様はとても不思議な感覚…。

黒部平駅に到着する。ここだけはトンネルの外に出るが、屋根で覆われているためケーブルカー乗り場だと外の様子は分かりにくい。

ここで立山ロープウェイに乗り換える。またここで並ぶが、ロープウェイも11時30分の定期便の後に11時35分の臨時便があるので、そちらに案内される。団体の客がいたので、個人は後からということのようだ。


標高は1828mと、黒部ダムから400mほど上がって2000m近くに達する。
以前はここが日本国内の鉄道駅としては最高地点だったが、この先の立山トンネルのバスがトロリーバス化されたことから、現在はそちらの室堂駅(標高2450m)が最高地点となっている。ケーブルカーはともかくトロリーバスも鉄道に分類されるため、自然とアルペンルートの交通機関が最高地点を独占するような形になっているが、普通の鉄道線での日本最高といえば、言わずと知れたJR小海線の野辺山駅(標高1345.67m)である。

ということで標高2000mが迫っても、懲りずにここからまた高度をさらに上げる。(>_<)
そこまで登山が趣味でもない筆者、ここまで高い所に登ったことはない…。
そして乗るのはロープウェイである。絶景を拝める一方、高所恐怖症なわけだが、さあどうか。(笑)







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コンコースにはロープウェイの説明がある。このロープウェイは構造的にも珍しく、ワンスパンで途中に支柱が存在しない。





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ロープウェイ乗り場。
ロープウェイもしっかり定員制限され、余裕があるのは有難い。

※立山黒部アルペンルートの旅(6)に続きます。



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